古くから日本で親しまれている、あやとり。たった1本のひもから編み出される形の不思議さ、面白さがあります。楽しみながら指先を器用に、集中力を高め、脳の発育にもバッチリです。
あやとりのひも
毛糸を使用します。長さは、手首からひじまでの長さの4倍くらいを目安にしましょう。太すぎたり細すぎたりしますと、小さなお子さまには扱いづらいので、適度な太さをお選びください。
「ちょうちょ」の作り方
図のように、一回ねじってから、親指と小指にひもをかけます。
右・人差し指を、左のひもに下から通します。
右・人差し指を、左のひもに下から通します。
同じように、左・人差し指を、右・中指のひもに下から通します。
左右とも、小指を、親指の手前のひもの下から通します。
図のように、指を広げれば完成です。
できあがり
作り方のポイント
小指を、親指の手前のひもの下から通すところが、少しむずかしいですね。初めは片方ずつやってみましょう。小指に引っ掛けるときは、はずれないように小指の根元までしっかりとひもを通すといいです。小指にひもが掛かってから、ゆっくりと両手を倒して、指を広げるようにしましょう。
まとめ
最後のところだけがんばれば、あとは簡単です。あやとりに慣れていないお子さまにも最適。お子さまができたらほめてあげてください。ちょうちょの形を崩さないように、ひらひらさせて遊びましょう。親子でどちらが早くできるか競争してみても楽しいですね。