2016年09月28日 公開

手ごねで簡単!子どもと一緒にパンづくり!

子どもは粘土遊びが大好きです。実は粘土をこねる動作は、パン作りには欠かせない「手ごね」作業とよく似ているのです。そこで今回は、小さなお子さまでも粘土遊びの要領でお手伝いができる、簡単なパンづくりのレシピをご紹介します。

子どもは粘土遊びが大好きです。実は粘土をこねる動作は、パン作りには欠かせない「手ごね」作業とよく似ているのです。そこで今回は、小さなお子さまでも粘土遊びの要領でお手伝いができる、簡単なパンづくりのレシピをご紹介します。

子どもと「簡単手ごねパン」の材料をそろえましょう!

photo by s.fukuoka (71662)

via photo by s.fukuoka
材 料(6~10人分)
強力粉200g
ドライイースト2.5g
塩ひとつまみ
バター大1
はちみつ大1
イースト分のぬるま湯大1
水100ml
お好きなトッピングお好みで
ドリウル適量
[パンの豆知識]~日本のパンの歴史~
パンの主材料である強力粉は小麦から作られています。
小麦はイネ科の1年草で、1万5千年前頃に中央アジア(コーカサス地方~イラク)で栽培されたのが起源だといわれています。
日本へ入ってきたのは弥生時代で、中国を経由して伝えられました。
小麦が小麦粉として製粉され、うどんやほうとうなどに加工されて、一般庶民が口にできるようになったのは江戸時代に入ってから。パンに加工されるようになったのは、さらにときを経た明治時代。欧米から、さまざまな小麦料理のレシピが流入してから後のことでした。

子どもと「簡単手ごねパン」の作り方

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1. 大1のぬるま湯にイーストを入れて、おいておきます。

2. ボウルに強力粉と塩を入れよく混ぜます。

3. 耐熱容器に水を入れて1分レンジにかけてから、ボウルに入れます。

4. バターとはちみつを入れて、ヘラで混ぜます。

5. イーストも入れて混ぜ、ひとかたまりになってきたら手ごねにします。

6. こねるのが終了したら、濡れ布巾をかぶせ、トッピングの準備をします。

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7. スケッパーで分けて、子どもに好きな形に成型してもらいます。

8. オーブンを180度に予熱しておきます。その間、成型したパンが乾燥しないように濡れ布巾をかけておきましょう。

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9. 照りを出すためにお好みで溶き卵を塗ります。180度のオーブンで15分程度焼いたらできあがりです。
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[パンの豆知識]~強力粉と薄力粉~
小麦粉には大きく分けて強力粉と薄力粉がありますが、パン作りには強力粉を使用します。強力粉は焼くと固くなる性質があるので、柔らかいケーキや洋菓子作りには、薄力粉が向いています。
ちなみに中間の性質を持つ中力粉は、たこ焼きやお好み焼きに使われています。

子どもと「簡単手ごねパン」お手伝いのポイント

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5の手ごね作業は、子どもたちの最初の出番です!
ボウルの中に生地を入れて、
「落としたり、たたいたり、ギュッギュっと押してみてね!」などと声をかけて、10分くらいこねてもらいましょう。
10分たったら回収して、大人が5分間「全力」でこねでくださいね。

7のトッピングと成型も、子どもたちの出番です!
動物の形でも好きなキャラクターの形でも、思う存分楽しんで作ってもらってください。

子どもと「簡単手ごねパン」おいしくなるコツ

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トッピングの材料をひと工夫すると、よりおいしくいただけます。
「旬の食材」を使ってもいいですね。
秋だと茹でたサツマイモや、栗がおすすめです。その他にもチーズ、レーズン、ウィンナーなどなど。
お子さまが好きなものをいっしょに選んでみると、作る楽しさも倍増です。
焼きあがって充分冷めてから、チョコペンでお絵かきしても楽しいですよ!

手ごねパン作りで、親子で楽しくコミュニケーションを!

親子でできる簡単な手ごねパンのレシピをご紹介しましたが、いかがでしたか?子どもはいつだっていろいろなことに興味津々です。自分でこねたパンが焼き上がったとき、その瞳はキラキラと光り輝くことでしょう。ぜひお子さまと一緒に楽しくコミュニケーションをとりながら、おいしいパンづくりにチャレンジしてみてくださいね!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター