2021年02月11日 公開

カード必須!イギリス式のバレンタインデー【英国すくすくレポ】

2月といえばバレンタインデー!本命チョコ、義理チョコなど、渡すほうも貰うほうも、なんとなくワクワク(それともソワソワ?)するイベントですね。
今回の英国すくすくレポでは、イギリスのバレンタインデーを、一般的な例や体験談などを絡めながらご紹介します。どんな風に当日を過ごすのか?どんなプレゼントを渡すのか?チョコレートを渡すのは日本だけという噂は本当なのか?などの疑問にもお答えします。日本のバレンタインに似ているところ、異なるところがそれぞれあっておもしろいですよ。

2月といえばバレンタインデー!本命チョコ、義理チョコなど、渡すほうも貰うほうも、なんとなくワクワク(それともソワソワ?)するイベントですね。
今回の英国すくすくレポでは、イギリスのバレンタインデーを、一般的な例や体験談などを絡めながらご紹介します。どんな風に当日を過ごすのか?どんなプレゼントを渡すのか?チョコレートを渡すのは日本だけという噂は本当なのか?などの疑問にもお答えします。日本のバレンタインに似ているところ、異なるところがそれぞれあっておもしろいですよ。

気になる相手へのカードには差出人の名前を書かない!

イギリスのバレンタインデーに欠かせないのはチョコレートではなく、実はカード。イギリスはカード文化なので、どんなイベントのときもカードを送り合います。それはバレンタインデーでも例外ではありません。
カードは見開き状のメッセージカードが一般的で、折りたたんだ大きさは、ポストカードよりも一回り以上大きいものが主流です。

バレンタインデーのカードは、カップルや夫婦でももちろん送り合うのですが、おもしろい英国の伝統として、「匿名のカードを気になる相手に送る」というものがあります。「あなたのことが好きです。」「私の/僕の特別な人になってください。」など気持ちを伝えるメッセージですが、差出人は匿名…。もしそんなカードを受け取ってしまったら、バレンタインデーの後の数日間は、「誰がくれたんだろう?」と、なんだかそわそわしてしまいそうですね。学生さんだと個人のロッカーに入っていたり、ロッカーがない学校だと郵便で家にカードが届いたりすることもあるそうです!青春ですね。

また、日本のバレンタインデーは女性から男性へ想いを伝える日ですが、イギリスのバレンタインデーはどちらから想いを伝えても、またプレゼントやカードを渡しても良い日です。

どちらかと言えば、男性が女性におもてなし!?

先ほども述べたようにイギリスのバレンタインデーは、男性・女性どちらから気持ちを伝えても良い日ですが、実際のカップルだと、男性パートナーからおもてなしをされる女性が多いようです。手料理を振る舞ってもらったり、花束やアクセサリーをプレゼントしてもらったり、何かサプライズがあったり…。ですので、ガールフレンドや奥さんにとっては、さらにワクワクが大きい日だったりします。

もちろん、女性が男性をおもてなししたり、お互いにカードとプレゼントを贈り合うのも一般的です。プレゼントは例えば香水やワイン、何か身につけるものなどが人気ですね。また当日はたくさんのレストランがカップルで賑わいます。ところで、バレンタインデーは英語でValentine’s Day(バレンタインズ デー)と「’s (ズ)」の音が入ります。

バレンタインのカードには、表紙の部分にメインのメッセージ(例:Happy Valentine’s day!(バレンタインおめでとう)やBe Mine!(私のものになって)などの言葉)と、渡す相手が書いてあるものが普通です。渡す相手と言うのは、名前ではなく例えば For my husband、wife、boyfriend、girlfriendなど相手との関係です。また、For the one I love(私の愛する人へ)のようなものもあります。

デザインが気に入って手に取ってみたけれど、渡す相手のところが自分が探している相手と違う、たとえば夫へ渡す用のカードを探していたのに、フィアンセへと書いてあって、そのカードが使えないということも起こり得るので、カード選びは慎重に表紙をチェックしなければなりません。

イギリスのバレンタインとチョコレートは関係ある?

日本のように、バレンタインの時期になったらデパートにチョコレートの特設売り場が設置されるということはないですが、やはりイギリスのバレンタインでもチョコレートは喜ばれるプレゼントの一つです。
さらに言えば、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントするだけでなく、年間を通してイベントごとにチョコレートがプレゼントとして選ばれるのがイギリスです。

誕生日もクリスマスもイースターも、なんなら出産祝いにもチョコレート!というくらい、チョコレートが大好きなイギリスの人々。それに、バレンタインデーにチョコレートを贈る風習が世界に広まったのは、1868年にイギリスのCadbury社がハート型の箱に入れたチョコレートを発売したものが人気となり、これがバレンタインデーにチョコレートを贈るという習わしに繋がったと言われています。今ではその習慣がイギリス本土よりも日本に定着しているということが面白いですね。

子どもがいる家庭のバレンタインデーはどんな感じ?

イギリスのママパパは、バレンタインをどうお祝いしているのでしょう?もちろん各家庭でも違うわけですが、よく聞くのは、夫婦でディナーに行ったり、デートに出かけたりするカップルの話です。バレンタインの当日から翌日以降は、友達や知り合いのご夫婦が次々とSNSにバレンタインの思い出を投稿しているのを見かけます。

子どもは?…と気になるところですが、心強い味方のおじいちゃんおばあちゃんがベビーシッター役をかってでてくれることが多いようです。筆者の義母も「バレンタインデーくらいは2人でゆっくり出かけて来たいんじゃない?孫たちを見ていてあげるから、いってらっしゃいよ!」と毎年声をかけてくれて、ありがたいなぁと感じます。

子どもがいるからデートをあきらめるのではなく、ときどきオシャレをして、恋人同士の頃に戻ったような新鮮な気持ちで夫婦の時間を過ごせることは、夫婦・家庭円満にもつながりますね。

今年はバレンタインのカードを渡してみませんか?

今年のバレンタインデーは、チョコレートにプラスして、パートナーへ愛情を伝えるカードや手紙を添えてみるのはいかがでしょうか?「愛してるよ」という言葉はストレートすぎて恥ずかしいかもしれませんが、「いつもありがとう。大好き。」など、普段あまり口にしない言葉を伝えてみるだけでも、きっと家庭のハッピー度がアップすること間違いなしですよ!

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WRITER

いしこがわ理恵 いしこがわ理恵 在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa