2018年8月29日 公開

小学校受験でも必要!ハサミの正しい使い方を教えよう

小学校受験で行われる工作の試験では、「ハサミを使って線のとおりに切る」という課題が出されることがあります。ハサミの正しい持ち方や力の入れ方は、子どもにとっては意外と難しく感じるもの。けがをせず使いこなせるように、ハサミの正しい扱い方を教えてあげましょう。

ハサミを正しく扱えるようにしよう!

 (111902)

OnlyZoia / Shutterstock.com
2歳前後になると、ハサミに興味を持つ子どもが増えてきます。

ハサミは、誤った使い方をすると大けがにもつながる危険な道具です。子どもに渡す場合は、正しい扱い方をきちんと教えておく必要があります。

正しく使えば、力を入れずにハサミでキレイに切れるようになり、工作の手際も良くなります。

ハサミの使い方の練習方法を3ステップで紹介します。

STEP1:ハサミを正しく持つ

photo by author (111804)

via photo by author
まずは、ハサミの受け渡し方法を教えます。

ハサミを持ち運ぶときは、必ず刃をてのひら全体で握ります。人に渡すときは、持ち手の部分を相手に向けましょう。

刃の方を人に向けてはいけないことを、しっかりと教えておくことが大切です。
photo by author (111806)

via photo by author
続いて、ハサミの持ち方を教えます。ハサミは、子どもを椅子か床の上に座らせてから渡します。

上の穴に親指を、下の穴に中指と薬指を入れ、外から人差し指で支えるようにして持たせましょう。
photo by author (111808)

via photo by author
手が小さく安定しない場合は、上の穴に親指を、下の穴に人差し指と中指を入れても良いですし、下の穴に人差し指・中指・薬指の3本を入れて持ってもかまいません。
photo by author (111810)

via photo by author
ハサミを持っている手とは逆の手で、紙などの切るものを持ち、ハサミを子どもの正面に持ってきます。ハサミと切るものは直角になるように構えましょう。

STEP2:1回切りの練習

photo by author (111813)

via photo by author
最初は縦の幅が2cmほどの細長い紙を用意し、1回切りの練習をするところからはじめます。

・ハサミを大きく開く
・紙をハサミの刃の奥まで入れる
・ハサミをゆっくりと閉じる

という動きを意識して、1回の動きで紙を切っていきましょう。

ハサミのすぐそばに、紙を支えている手の親指が来るようにします。ハサミの刃が進む方向に指が来ないよう、気をつけてあげてください。

STEP3:連続切りの練習

photo by author (111816)

via photo by author
1回切りが上手になったら、次は連続切りを練習します。

まっすぐな直線を描いた紙を用意して、その線にそってハサミを動かします。

このとき、ハサミの刃を全部閉じてしまわずに、途中で刃を開きなおしてハサミの奥で切ることを意識してください。
photo by author (111818)

via photo by author
直線が切れるようになったら、ジグザグと折れ曲がった線や、曲線にも挑戦してみましょう。

向きの変わる線を切る時に大切なのは、ハサミではなく、紙を動かして切ることです。

子どもは手首を無理にねじって切る方向を変えようとすることが多いので、「紙の方を動かすと切りやすいよ」と声をかけてあげてくださいね。

どのようなハサミが良い?

 (111901)

Nicole's / Shutterstock.com
ハサミは、子どもの手の大きさに適したもの選びましょう。右利き用と左利き用では作りが異なるため、必ず子どもの利き手に合ったものを使ってください。

1歳から使えるような練習用のハサミだと、素材によっては切れにくい場合もあるようです。2~3歳からハサミを使う場合は、刃先が丸く、キャップのついた、子どもサイズのハサミを用意すると良いでしょう。

ハサミを使うときの約束事

 (111903)

Elena Stepanova / Shutterstock.com
ハサミを使う場合は、子どもと次のような約束をしておきましょう。

・1人では使わないこと
・座って使うこと
・刃を他の人に向けないこと
・使い終わったら必ずキャップをして元の場所に戻すこと
・切って良いと言われたもの以外切らないこと

意外と忘れがちなのが最後の約束です。筆者は小さかったころ、人形の髪の毛を短く切ってしまい、親に怒られたことがあります。筆者の長女は、一瞬目を離したすきに、自分の髪の毛をハサミで切っていました。

ちょっとした好奇心で、子どもは思いがけないものを切ろうとするので、ハサミの扱い方を教えるときにしっかり言い聞かせておきたいですね。

ハサミを使うと遊びの幅が広がる!

 (111900)

MNStudio / Shutterstock.com
はじめてハサミを子どもに握らせたときは、危なっかしい手つきにハラハラするかもしれませんが、何度か扱っているうちに上達していきます。

4歳ごろにハサミを扱えるようになっていれば問題ないので、焦らずに少しずつ練習してみましょう。

ハサミを上手に扱えるようになると、工作で作れるものが増え、切り口がキレイになって 作品の完成度もアップします。

また、折った紙に切り込みを入れて切り絵を楽しんだり、広告用紙の写真や絵を切ってお買物ごっこをしたりできます。

遊びの幅も広がるので、紹介したステップを踏みながら慣れていってくださいね!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

3分でわかる知育マガジン「Chiik!」

RECOMMEND この記事を読んだあなたにオススメ

指先の使い方も上達する!お弁当箱の包み方を教えよう

指先の使い方も上達する!お弁当箱の包み方を教えよう

幼稚園に弁当を持っていくようになると、ハンカチやナフキンで弁当を包む機会が出てきます。子どもが1人でも後片づけができるよう、家庭でお弁当包みの方法を教えて...
正しく扱えないと危険!子どもに傘の開き方・たたみ方を教えよう

正しく扱えないと危険!子どもに傘の開き方・たたみ方を教えよう

3歳くらいになると、子どもも自分で傘を持てるようになります。しかし傘は先端がとがっていて長さもあるため、間違った扱い方をすると大変危険です。はじめて傘を持...
子どもの集中力が育つ!「遊びの環境」を整えよう

子どもの集中力が育つ!「遊びの環境」を整えよう

おもちゃを次々と取り出してすぐに飽きてしまうわが子を見て、「もう少し集中して遊んで欲しいな」と思ったことはありませんか?もしかすると、子どもが集中できる環...
はさみの汚れの落とし方は?べとべとして切れない刃のお掃除方法

はさみの汚れの落とし方は?べとべとして切れない刃のお掃除方法

子どもは「はさみ」を使った工作が大好きです。しかしはさみは、のりやセロハンテープと一緒に使うとベトベトして切れ味が悪くなることも。今回ははさみの汚れの落と...
あいさつができない子ども。しつけの工夫やルールづけ

あいさつができない子ども。しつけの工夫やルールづけ

子どもがきちんとあいさつをしてくれない……と悩むことはありませんか?そんなときは、なぜあいさつをしないのか、その理由を知ることがポイントです。あいさつの基...

WRITER

青海 光 青海 光  都内在住、二児の母。大学卒業後、子育てをしながらIT企業でフ ルタイム勤務をしていましたが、夫の海外赴任に伴い退職。カオスなインドで3年ほど暮らしました。帰国後はライターとして 、育児やライフスタイルに関する記事を中心に執筆しています。楽しく・読みやすく・有益な情報をお届けします!