2018年01月19日 公開

国立科学博物館、「昆虫」がテーマの大規模特別展!7月13日~開催

東京・上野にある国立科学博物館は、2018年7月13日~10月8日の間、大規模特別展としては初となる、昆虫をテーマとした特別展「昆虫」を開催します。国立科学博物館の英知を集結した特別展「昆虫」の見所をご紹介。この夏、親子で行きたい注目の知育イベントです!

東京・上野にある国立科学博物館は、2018年7月13日~10月8日の間、大規模特別展としては初となる、昆虫をテーマとした特別展「昆虫」を開催します。国立科学博物館の英知を集結した特別展「昆虫」の見所をご紹介。この夏、親子で行きたい注目の知育イベントです!

なぜ昆虫に子どもたちは夢中になるのかー

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panor156 / Shutterstock.com
カブトムシには、なぜ角があるの?セミは、なぜ夏にしか鳴かないの?ホタルは、なぜ夜になると光るの?昆虫は、子どもにとってなぞだらけ。「知りたい」という知的好奇心を刺激する存在です。

昆虫図鑑を眺めるだけでも、想像しワクワクするものです。さらに昆虫採集は、図鑑から学んだ知識を元に、実際に見て触ることで昆虫の理解を深めることができ、子どもの探求心を伸ばすのに最適。子ども時代にぜひ体験してほしい、最高の外遊びです。

そして今年の夏、今までに見たこともない規模で、昆虫の生態により迫った企画展が、国立科学博物館で開催されます。

今回のために世界各地で採集した希少な昆虫標本も!

ヤンバルテナガコガネ

ヤンバルテナガコガネ

画像提供:国立科学博物館
国立科学博物館によると、昆虫は、現在判明しているだけでも約100万種が知られており、地球上でこれまでに見つかった生物種の半数以上が昆虫であると言われているとのこと。

さらに、実際にはこの何倍もの種の昆虫が暮らしていると推定。これは昆虫が他の生物に比べ著しい多様化を遂げたことを示し、また環境の変化にもいかに巧みに対応してきたかを物語っているようです。

7月13日から開催される今回の特別展「昆虫」では、国立科学博物館ならではの多様な昆虫標本から最新の昆虫研究まで、昆虫の驚きの世界を多角的に紹介します。

例えば、貴重なヤンバルテナガコガネのタイプ標本(その種の名前の基準として定められた、世界で1つだけの標本のこと)や、本展のために世界各地で採集した希少な昆虫標本などを展示。

その他、各ゾーンには昆虫にまつわるさまざまなトリビアがちりばめられ、驚きの昆虫の世界が広がります。

自由研究にも最適!正しい昆虫採集方法について学べる!

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tamayura / Shutterstock.com
特別展「昆虫」では、昆虫の採集についても取り上げます。どんな採集方法があるのか?採集ではどういう点に注意するのか?また採集が研究にどうつながるのか?など、正しい昆虫採集について学べます。

ここで得た正しい知識を元に、夏休みの自由研究で昆虫採集や観察、昆虫の標本作りなどにチャレンジするのも楽しいですね。

監修者・野村周平さん(国立科学博物館)よりメッセージ

昆虫は人類よりもはるかに長い歴史をもつ生き物で、海洋を除く地球上のあらゆる環境に適応し、現在も繁栄しています。

昆虫の多様性は驚くほど豊かで、時に人の想像をはるかに超えています。一方で私たちは、身近な自然の中でも、昆虫にたやすくふれ、そこから多くのことを学び取ることができます。

私たちはこの展示が、ご来場者の皆様が実際に昆虫にふれ、何かを学ぶきっかけになってほしいと願っています。さあ!昆虫の観察に出かけましょう!

夏休みにぴったり!知育イベントに家族ででかけよう!

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画像提供:国立科学博物館
子どもの見たい!知りたい!という、知的好奇心をくすぐる特別展「昆虫」。会期が、夏休み中ということもあり、ぜひ今年の夏は、家族でおでかけしてみませんか?きっと想像する以上の昆虫の世界が、待っていますよ!
    会期:2018年7月13日(金)~10月8日(月・祝)
    会場:国立科学博物館(住所:東京都台東区上野公園7-20)
チケット料金:一般・大学生1,600円(前売1,400円)
       小・中・高校生600円(前売500円)
       ※前売り日は決定次第、展覧会公式ホームページ等でお知らせします。

    主催:国立科学博物館、読売新聞社、フジテレビジョン
    後援:文部科学省(予定)
    監修:野村周平(国立科学博物館)
       神保宇嗣(国立科学博物館)
       井手竜也(国立科学博物館)

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

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