2017年3月22日 公開

春に咲く野草をさがしに、親子で出かけよう!

ようやく冬の寒さがやわらぎ、花がたくさん咲く春の季節がやってきました。天気の良い日はおひさまもポカポカして絶好のお出かけ日和となります。そんな日はせっかくですから、子どもと一緒に花をさがしてみませんか?春に咲くよく見かける野草をご紹介します。

青い花がきれいな野草

オオイヌノフグリ

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coco312/shutterstock
ヨーロッパ原産で学名はVeronica persica。
日本在来種のイヌノフグリより大型のため、この和名がつきましたが、その国産イヌノフグリの方はオオイヌノフグリの帰化繁殖に伴い絶滅危惧種となってしまいました。
花びらは4枚。コバルトブルーの花がきれいな野草で、3月~5月にかけて花が咲き、河原や公園、畑などでよく群生しています。

タチツボスミレ

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File:Viola grypoceras3.JPG - Wikimedia Commons (44823)

Σ64 /CC-BY-SA-3.0
日本にはスミレと名のつく花が多くありますが、都会を含め身近なところによく咲いているのがタチツボスミレです。学名はViola grypoceras。
花はうす紫で、花びらは5枚なのに下の花びらが他4枚にに比べ大きく左右対称です。花の基部にラッパみたいな距(きょ)と名のつく蜜腺が入ったポケットがあるのが、スミレの仲間のの特徴です。葉はハート型でかわいいですね。

白い花が咲く野草

ハルジオン

File:Thoressa varia.JPG - Wikimedia Commons (44825)

Alpsdake/CC-BY-SA-3.0
ファイル:Harujion.jpg - Wikipedia (44834)

GFDL
北アメリカ原産で学名はErigeron philadelphicus。花が咲くのは4月頃から。
ハルジオンは春紫菀と書き、キクの仲間です。
とても繁殖力の強い野草で、よく見かけます。しかも靴底から種を運ぶのか、人が歩く道端によく群生しています。だからよけいに見ることが多いのかもしれません。
キクの仲間はこれ以外にも、ヒメジョオン、シャスタ・デイジーなどやはり白い花がよく道端に咲いています。ただしこれらはハルジオンより少し後の5月~6月から咲き始めます。特にヒメジョオンとハルジオンはよく似ていますが、茎を折ってみて中が空洞だったらハルジオンだそうです。
ハルジオンは春を代表する野草として、松任谷由美さんはじめ歌の題材にも使われています。

黄色い花が咲く可憐な野草、、、でも毒草

ウマノアシガタ

ウマノアシガタ - Wikipedia (44831)

パブリック・ドメイン
File:Ranunculus japonicus4.jpg - Wikimedia Commons (44832)

KENPEI/CC-BY-SA-3.0
日本のほぼ全域に分布していて学名はRanunculus japonicus。
馬の足形と書きますが、全然馬の足跡には見えません。八重咲のウマノアシガタの別名はキンポウゲで、こちらの名前の方が有名です。
4月~5月に花が咲き、花びらにツヤがあるのが特徴です。黄色い花で、咲いている姿はキラキラ輝いていて可憐でかわいいです。
しかし、この野草は毒を持っていて、放牧した牛が食べて中毒を起こした記録があるそうです。「毒を持っているんだよ!」なんて子どもが聞くとビックリしますが、そういう怖い話しも子どもは好きでいつまでも覚えています。

春は花を見つけに外に出かけよう!

春の花を見つけてお外で散歩するのはとても気持ちの良いものです。
特別に遠くに行かなくても、身近に花が咲いています。もちろん都会でも、良く見ればあちこちに野草が咲いています。ちょっとだけ気をつけて親子で少しゆっくり歩いてみましょう。
思わぬ発見で、身近なところがとても好きになるかもしれません。こうした思い出はきっといつまでも子どもの記憶に残ります。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

岩崎秋親 岩崎秋親  入間川で生まれ育ち子どもと自然を楽しむ3児の父親です。