2021年06月27日 公開

国立・私立小学校の意外な?お勉強事情

小学校受験をすれば中学受験が回避できる!という考えを持つ方は多いかもしれませんしかし入学してみると少しイメージと異なると感じる方もいるのではないでしょうか。お受験したからこそ、改めて考える必要がある学習計画についてお話したいと思います。

           

小学校や幼稚園から受験をさせるご家庭は教育熱心なご家庭が多いと思います。
我が子の教育に対して様々な思いがあるご家庭ほど、だんだんとのめり込んでしまう場合も多くさじ加減が難しいこともあります。ママミーヤがいろいろなご家庭を見てきて感じたことやリアルな習い事事情をレポートします。

小学校受験をする理由

小学校受験をするご家庭の志望動機を聞くと
・受験勉強をせず、のびのびと学習に取り組むことができる
・各校の個性あふれる教育に魅力を感じる
など、教育環境に対する期待が大きいのを感じます。

しかし小学校受験をしたからのびのびとしていられるのかというと多くの場合は「NO」です。

塾に行けば私立小学校の子もいっぱい

ミヤピーは1年生のときに大手の塾に半年だけ通いました。そのときに目にした光景は私立小学校の子どもの多さです。高校や大学までエスカレーター式に進学できるはずの小学校の生徒が中学受験対策塾に通うのです。

そもそもママミーヤがミヤピーを塾に入れた理由は中学に入ったあとのことを考えてのことです。ミヤピーの通う小学校にも附属の中学・高校があります。中学から入学してくる生徒は受験をして入学してきます。受験して入ってくる生徒と同じくらいの学力を保持したいと考える方は非常に多いです。

中学受験に切り替える理由

小学校受験をする家庭の場合、その多くが教育に対して熱心です。
はじめは中学受験を検討していなかった場合も、塾での学習に親子で真面目に取り組んだ結果成績が上がり、中学受験をすることにした家庭も多くあります。

その理由としてあげられるのは中学受験の選択肢の多さです。
小学校受験の場合ですが、御三家と呼ばれる学校で幼稚園・小学校から進学できるのは雙葉のみです。大学進学における上位校の多くは中学からの受験となります。
また、中学受験では、広尾学園・渋谷教育学園幕張中学校(渋幕)・渋谷教育学園渋谷中学校(渋渋)といった特色的な教育で人気の学校や、都立の中高一貫校など幅広い選択肢を持ちます。
私立小学校において男子校の数は極めて少なく、東京都内で考えても暁星と立教以外には存在しません。

現在通っている小学校から進学予定の中学校の偏差値を見る機会も増えます。中学でそれ以上の学校に行ける可能性が高まると、中学受験したほうがいいのではないかという気持ちに傾くのは教育熱心なご家庭なら間違いなく起きることでしょう。

教育熱心ゆえの習い事過多

ミヤピーの学校のお友達しかり、他の私立・国立小学校に通うお友達を見ても共通しているのは塾以外にも習い事を多くしているお子さんが多いことです。

私が知っている限り塾を含めて8つの習い事をしているお子さんが最も多い習い事数です。塾系だけでも大手進学塾・家庭教師・個別指導と3つ通っています。その他、ピアノ・水泳・そろばん・プログラミング・体操、と大忙しです。
この上英語を習うことも検討しているといます。

これは極端な例かもしれませんが、それでも平均しても毎日何らかの習い事がある子は多いです。

学校での勉強

私立の場合、学校によって様々ですが、多くは非常に教育熱心だと感じます。
テストの数も多く、学校の勉強だけでもかなり大変そうです。
独自の教科書なども用意され、教育内容はとても充実しています。しかしこれは学習塾に通っている前提ではありません。子どもの放課後はほとんど習い事や勉強に費やされてしまい、授業中に寝てしまう生徒がいるなど公立小学校で起きている問題が同様に起きている私立小学校もあります。さらに公立小学校に比べて通学に時間のかかる生徒も多く体力消耗は大きいです。

英語教育の早期化

国・私立に限らず、英語教育は全ての小学校で義務化されました。
私立小学校は独自のカリキュラムが制定されていますので、1年生から英語が授業に組み込まれている学校も多いです。
そのため、英語も早くから始めているご家庭も多いです。「英会話教室」というよりは、英語の読み書きをさせるようなお教室にシフトしている印象があります。
低学年のうちは国語や算数も一緒に学習できる「公文式」のお教室に通わせている方も多いように見受けられました。

親のポリシー

教育情報はインターネットや親同士の口コミなどあらゆる場面で手に入ります。
もともと小学校受験をさせたときの目的はどこにあったのか、子どもの進路をどうしていきたいのかを考えるのは親の役目です。

例えば我が家の場合ですが中学受験がない分、塾に通う時間を英語学習に費やしています。中学進学後に一つでも大きくリードできている科目があれば、子どもの自信もつくでしょう。

私自身が30年以上前に中学受験をした経験から考えても、小学校の学習と中学入学後の学習は変わります。算数が数学になるように考え方もチェンジする必要があると感じます。
私も小学生までは算数が得意でしたが、中学入学後対応できず苦手科目に変わってしまいました。小学生までは基礎を積み上げ、中学からの学習からエンジンをかけるほうが効率的ではないかと考えたのも小学校受験をさせた理由の一つです。

また、英語学習を早くはじめたかった理由の一つは英語のリスニングです。母国語でない言語を聞き取る能力を習得するに非常に時間がかかります。柔軟に聞き取りに対応できるのは小学生のうちまでではないかと実感しています。一説によると母国語でない言語を理解できるレベルになるには2000時間かかるとも言います。
中学から英語学習を始めても2000時間学習するには毎日1時間勉強しなくてはなりません。小学校時代から、学校での学習科目が更に増えますので英語だけに大きな時間を割くわけにはいきません。

英語の件はあくまで一例です。何か一つだけでいいので、小学校時代に集中して打ち込める何かがあると良いと思います。小学校受験をしたご家庭の皆様は焦らずに小学校6年間のうちに何を目指すのかよく考えてプランをたてることをおすすめします。

次回もお楽しみに

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WRITER

ママミーヤ ママミーヤ フルタイムではたらくママ(時に数日にわたる徹夜あり)。 会社員から脱却し、フリーランスになるが前より忙しくなる誤算に悩む。 0歳から保育園に通う娘が一人。昨年、塾なしで小学校受験に挑戦して無事に入学。 0歳からの幼児教育・お受験の勉強を自宅で行うためのコツ・時間のやりくりなどをお伝えします!