2018年06月01日 公開

新しくはじまる英検CBTとは?今までの英検と違う点をチェック

2018年夏、新たにスタートする英検CBTとは、コンピューターで受験する新方式の英検です。実際、どのような部分が従来の英検と異なるのでしょうか。そこで試験内容、試験方式、判定方法、試験の実施回数、料金など「英検CBTとは何か」をわかりやすくご紹介します。

2018年夏、新たにスタートする英検CBTとは、コンピューターで受験する新方式の英検です。実際、どのような部分が従来の英検と異なるのでしょうか。そこで試験内容、試験方式、判定方法、試験の実施回数、料金など「英検CBTとは何か」をわかりやすくご紹介します。

英検CBTの試験内容は?

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CBTとは "Computer Based Testing" の略で、コンピューターを使った試験のこと。

しかし英検CBTの試験内容は通常の英検と大きな違いはありません。英検同様、読む力をみる「リーディング」、聞く力をみる「リスニング」、書く力をみる「ライティング」、話す力をみる「スピーキング」の4分野から出題されます。

また英検CBTの試験は通常の英検と同じ基準で作られており、問題形式や問題数なども変更はなし。試験対策用の勉強は通常の英検と同じで大丈夫です。

英検CBTの試験方式は?

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試験内容は基本的に従来の英検と一緒ですが、試験方法はちょっと違います。

英検CBTの特徴は、出題も解答もすべて試験会場のコンピューターで実施すること。また、試験当日だけでなく申込みから合否判定まで、手続きはすべてWeb上でできてしまいます。試験場では、ヘッドセットをつけコンピューターの指示に従うことになるでしょう。

また通常の英検は一次試験の合格後、別日に二次試験としてスピーキングを受けることになりますが、英検CBTではどちらも1日で行います。

英検CBTの合否判定は?

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英検CBTではスピーキング試験も同日に実施しますが、合否の判定方法は通常の英検と同じ。

まず「リーディング」「リスニング」「ライティング」の3技能のCSEスコアで、一次試験の合否を判定。そして一次試験に合格すると、スピーキングのCSEスコアによって二次試験の合否が判定されます。

ひとつ変化があるとすれば、英検CBTでは全員が4技能を受験するため、合否の結果に関係なくスピーキングも含めた4技能すべてのCSEスコアを把握することができます。

英検CBTの実施回数は?

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従来の英検は、年に3回のみの実施。受験しようにも、スケジュールの調整が難しい一面もありました。しかし英検CBTは毎月第一月曜日に実施、年間12回もの試験日があります。

加えて従来と変わらず、1年で1つの級を最高3回まで受験できます。英検と合わせると、最高6回まで受験が可能ということに(2018年度は5回)。予定が合わせやすくなった分、受験の機会は倍増するでしょう。

英検CBTの料金は?

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コンピューターですべてが完結する新方式の英検CBT。受験できるのは2級、準2級、3級のみですが、気になる受験料金は以下です。

・2級 7,500円
・準2級 6,900円
・3級 5,800円

英検CBTは使い勝手のいい英検

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英検CBTは、紙の代わりにコンピューターを使うだけで、基本は通常の英検と同じ試験です。しかし毎月実施で受験機会が増えたり、4技能の試験が1日で済んでしまったりと、受験者側にとってのメリットが多いことが特徴。

使い勝手のいい英検CBTの登場で、英検の注目度はさらにアップするでしょう。

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この記事のライター