2016年06月18日 公開
手ぬぐいを使った手作りアイテム|生活小物から洋服まで
日本伝統の手ぬぐい。物を包んだり汗を拭いたり使い方はさまざま。濡れてもすぐ乾くのでお出かけに持参するのも便利です。豊富な柄があるので、親子で一緒に生活小物に簡単リメイクしたり、子どものズボンやスカート、チュニック、赤ちゃんにはスタイや甚平を作ってみましょう。
日本伝統の手ぬぐい。物を包んだり汗を拭いたり使い方はさまざま。濡れてもすぐ乾くのでお出かけに持参するのも便利です。豊富な柄があるので、親子で一緒に生活小物に簡単リメイクしたり、子どものズボンやスカート、チュニック、赤ちゃんにはスタイや甚平を作ってみましょう。
プレッシャーなく気軽にトライ!100円手ぬぐい
via photo by mie.s
手ぬぐいは手軽に100円ショップでも買えます。最近は、和風の伝統的な柄だけではなく、動物柄やトロピカル柄など、豊富な種類があります。ダイソーやセリア、キャンドゥなど、それぞれで扱っている柄が違うので、いろいろチェックしてみてくださいね。
初心者は、左右や上下がない柄を選ぶのがコツです。お子さまに「どれががいい?」と選んでもらうのもいいですね。
100円ショップの手ぬぐいは、端の部分が縫われているので、処理をしなくていいのが嬉しいところ。
100円ショップの手ぬぐいハンドメイドのポイントは、最初によく洗って糊を落としてからアイロンをかけて縫うこと。そのままの方が生地が固い感じなので縫いやすいのですが、ものによっては歪みが出てしまうことがあります。
そして、100円ショップにはハンドメイドのグッズがたくさん売っていますのでそちらもチェックしましょう。手縫用の糸や針、ミシン糸、ウエスト用のゴムなどもそろえられます。
手ぬぐいで作れる生活小物
via photo by Mie.S
ティッシュボックスやトイレットペーパーホルダーなど生活小物のカバーも簡単に作れます。なんと縫わなくてもOKなものも。インテリアに合わせた色やデザインを選んでくださいね!お子さんと一緒に挑戦するのもオススメです。
ティッシュボックス
手ぬぐいの端を結ぶだけで簡単にティッシュボックスカバーに!切らなくても縫わなくても包むだけでできます。手ぬぐいの幅は、スリムサイズや普通のティッシュボックスにぴったり(厚みのあるボックスは包めません)。インテリアに合わせて色や柄を選んでくださいね。手ぬぐいは、透けにくい色や、細かい柄、または端に柄が付いているものが良いです。
手ぬぐいでボックスティッシュカバー
トイレットペーパーホルダー
手ぬぐい1枚で、予備1個を収納できるトイレットペーパーホルダー・カバーがとっても簡単に作れます!お子さまの好きな柄で作れば、トイレタイムが楽しみになって、トイレトレーニングも進むかも!好きな柄をいろいろ選んで、洗い替え用に数枚作ってもいいですね。
簡単!100均材料手ぬぐい トイレットペーパーホルダー作り方
ランチマット
食事タイムを楽しく彩ってくれるランチマット(ランチョンマット)。子どもの食汚しも気にならない100円ショップの手ぬぐいでたくさん作りましょう。手ぬぐいを半分か3、4等分してハサミで切り、切れ端を三つ折りしてミシンか手縫い、または布用ボンドで接着するだけ!
手ぬぐい1枚で4〜2枚分作れます。給食やお弁当用に必要な場合も、洗い替えがたくさんできますよ。裏表で違う柄にしてもいいですね。
100均 てぬぐい リメイク ランチョンマット作り方
外に持って行きたくなるアイデアグッズ
via photo Mie.S
軽くてかさばらない手ぬぐいは、持ち歩く小物作りにもぴったりの生地です。いろいろ作ってみましょう。100円ショップの手ぬぐいなら工作感覚で、気軽に使えます。布用ボンドを使えば、小さなお子さまでも一緒に作れますよ。縫わずに折るだけでできるものもあります。
巾着袋
着替えや汚れ物を入れるのに便利な巾着袋。旅行やお出かけ、収納に大活躍するので、何枚あってもいいですね。手ぬぐい1枚に用意するのは紐だけ。直線縫いのみなので、ミシンでも手縫いでもとっても簡単にできます。
DIY 100均の手ぬぐい(巾着袋の作り方)How to make a drawstring bag
エコバッグ
お買い物にとっても便利なエコバッグ。手ぬぐい1、2枚でさまざまなデザインのものが簡単に作れます。かさばらず、軽いのでいつものバッグに入れておけば、レジ袋いらず!
【夏のお出かけにピッタリ♪】手ぬぐいエコバッグ
お弁当袋
お弁当箱を入れる巾着袋も簡単に作れます。あずま袋にするなどさまざまな作り方がありますよ。お揃いでランチョンマットやコップ袋を作ってもいいですね。浴衣や甚平でお出かけする時に、小物を入れるアイテムにもなりますよ。
100均 手ぬぐい お弁当用 巾着袋 作り方 DIY How to make a drawstring bag for obentou
ポケットティッシュケース
実は縫わずに折るだけでポケット付きの便利なティッシュケースができます!覚えておくと、浴衣や夏の着物のお出かけに大人がそのまま持っても、おしゃれなアクセントになりそうですね。もちろん縫ったり貼ったりして作る方法もあります。
1枚の手ぬぐいから折ってつくるティッシュケース
ブックカバー
縫わずに折るだけでブックカバーに!これならどんな大きさの本にも対応できますね。ぜひ覚えておきたい手ぬぐいの活用法です。本屋さんでしてくれるように、本のカバーを外してそれを手ぬぐいで包むだけでもこちらもOK。
手ぬぐいブックカバーの作り方
赤ちゃんには手ぬぐいスタイも!
via photo by hiromi asano
手ぬぐいは肌触りが良く、水分もよく吸収してくれ、すぐ乾くので、重ねればスタイ作りにも最適です。
簡単にスタイをつくれる動画もYouTubeにありますので、気軽に挑戦してみてください!
手ぬぐい1枚で簡単夏パンツが完成!
via photo by hiromi asano
手ぬぐいが1枚あれば、子ども用の夏パンツだってOK!
今回はモリ ユカさんの「かんたん手ぬぐいこども服」の本の作り方を参考に、パンツを製作してみました。ステテコのように風通しが良くて、子どもも大満足です。
手ぬぐいの「わ」の部分と、前後の股上のみ裁断します。あとは、縫うだけ(手縫いでもミシン縫いでもどちらでも!)。
子どものサイズや好みに合わせて、股下の長さを調整すれば、短パンにもなりますよ。
via photo by hiromi asano
本当に簡単にできるのが手ぬぐいのいいところ。肌触りも良いですからお子さまにも好評ですね。ズボンの裾部分に折り返しを付けてゴムを入れたら「かぼちゃパンツ」もできますよ。
スカートはもっと簡単、10分で完成!
via photo by mie.s
スカート作りは超簡単!裁断なしに直線縫いだけで大丈夫なのですぐできます。
100円ショップの手ぬぐいはやや曲がっている時がありますが、裾になる部分をそろえて縫い、ズレをウエストの部分で調整するとと目立ちません。
1枚でも充分かわいいスカートになりますが、2枚使うと透けるのがあまり気になりませんよ。
ウエストのゴムは、0.5cmなど細めのゴムを上下で2重にして入れる、2cm幅の太めのゴムを選ぶと自然なギャザーになります。また、ゴムを長めにしておくか、すぐ入れ替えられるように入れ口を広めに取っておくと、お子さまが大きくなった時に調整することができ、長く着られますよ。
飽きたら、裾にレースなどを縫い付けるか布用ボンドで貼って、リメイクするのもおしゃれですね。
via photo by mie.s
手ぬぐい1枚で作ったスカートには肩紐を付けるとキャミソールとしても着られます。ボタン留めでも、胸元1カ所に止めて首の後ろで結ぶようにしても。紐は手ぬぐいの一部を切って作ってもいいし、リボンなどを利用してもいいですね。
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スカートと合わせて上下のセットアップにしても、ワンピースのようでかわいいですよ。
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手ぬぐい1枚でチュニックも作れます。手ぬぐいを縦に3枚に切り分ければ(10cm幅を2枚、35cm幅を2枚)あとは直線縫いだけ。
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首の周りのゴムの長さを調整すれば、サイズ変更も簡単。70cmの赤ちゃんワンピースにもなり、緩めにすれば100cmのキッズ用チュニックにもなります。
via photo by mie.s
手ぬぐい2枚で作ったスカートと合わせればおしゃれなセットアップの完成!
甚平や和肌着も作れる!
via photo by hiromi asano
via photo by mie.s
甚平や和肌着、ロンパースまで手ぬぐいで作れちゃいます。素肌に気持ちよい、昔ながらのコットン素材の手ぬぐいなら着心地も抜群です。手作りの甚平や甚平ドレス、浴衣でお祭りに行くのもワクワクしますね。
via photo by mie.s
手ぬぐいでつくる子ども服がたくさん詰まった本
タイトル:かんたん手ぬぐいこども服
著者 :モリ ユカ
出版社 :アスペクト
手ぬぐいでつくる子ども服の元祖といえるモリユカさんの本です。グラフィックデザイナーで、子育てもしながら考案されたもの。たくさんの作り方が写真も豊富に紹介されていて、おしゃれで実用性があります。
お子さまのキラキラ笑顔が見られます
他にも、浴衣なワンピースなどの大作を作る方もいらっしゃいます。手ぬぐいも専門店があるほどで、さまざまな柄が手に入るのも嬉しいですね。
「パパママが何かを作る姿」がお子さまは大好きです。みるみるうちにできあがっていく様子は魔法のよう。料理でも裁縫でも「パパママってすごい!」そんな気持ちが生まれます。世界に一つの宝物を使う幸せ。そこから物への愛着や、丁寧に扱うことも覚えられそうですね。ぜひ気軽に挑戦してみてください。