秋にお子さまと行ってみたいのが「どんぐり拾い」。小さなかわいらしいどんぐりの実を拾い集めるのは、とても楽しいですよね。そこで今回は、どんぐり拾いに必要な道具や虫除けなどの注意事項、探し方や拾った後の処理の方法をご紹介します。
どんぐりを探しに!【準備服装編】道具をそろえよう
どんぐりを探しに行く前に必要なのが、道具をそろえること。
とはいっても、どんぐり拾いに、特別な道具は必要ありません。
拾ったどんぐりを入れるための袋を持って行けばOKです。持ち手のついたスーパーなどのビニール袋を利用すると便利ですよ。
【服装は?】
どんぐり拾いは自然の中で行います。
なるべく素肌が表に出ないような服装をしていきましょう。長袖長ズボンが基本ですね。
気温が下がって寒くなることも考えられるので、上着も忘れないように持って行きましょう。
また、まだまだ日差しもありますので帽子も忘れずに。
どんぐりを探しに!【注意編】ここを気をつけよう
ほかにも、足元だけではなく、頭上の枝に頭をぶつける危険性もあります。
慌てずにゆっくりとした動作で、落ち着いてどんぐりを拾い集めましょう。
その方が、いろいろな発見があって楽しいですよ!
また、自然の中には、蜂などの危険な虫が潜んでいることもあります。もしも「ブーン」という蜂の羽音を聞いたり姿を見かけたときは、すぐにその場所から離れてくださいね。
どんぐりを探しに!【実践編】どこに行けばいい?
・近所の公園。
・学校や図書館などの公共施設。
・お寺や神社。
このほかにも、雑木林やこんもりとした丘など自然が残されている場所には、どんぐりの木が生えている確率が高いです。お散歩のときなどに探してみるといいですね。
また、公共の施設などに入る場合には、あらかじめ「どんぐり拾いをしても良いか」確認を取っておくようにしましょう。
お寺や神社などに行く場合は、早朝や昼間はきれいに掃除されている可能性があるので、午後から夕方にかけての時間帯がオススメですよ。
どんぐりを探しに!【後処理編】拾ったらひと手間
でも、拾ったままのどんぐりを使っていると、中から「ゾウムシの幼虫」が出てくることも……。
そうならないためにはひと手間。下処理が必要です。
【どんぐりの下処理の方法】
いろいろな方法がありますが、代表的なものを3種類ご紹介します。
・ボールなどに張った水に沈めて、浮いたものは捨てます。(虫がいる可能性があります)
・熱湯で5~10分茹でてから乾燥させます。
・1週間ほど冷凍します。
また、電子レンジで温めるのは、どんぐりが爆発してしまうことがあるので注意が必要です。
下処理をしないどんぐりが部屋の隅に落ちていて、気づいたら虫が出てきてしまった……などと言うことのないように気を付けてくださいね。
どんぐりを探しに!【記憶の定着編】図鑑で調べよう
著者 :盛口 満 (文・絵)
出版社 :岩崎書店
著者は、千葉県出身のイラストレーターの盛口満さん。
「日本でいちばん小さいどんぐり」や「世界でいちばん大きいどんぐり」、「食べておいしいどんぐり」など、盛口さんが実際に歩いて集めたどんぐりが、丁寧で繊細なイラストで描かれています。
秋に大活躍してくれる、大人も子どもも楽しめるどんぐり図鑑。ぜひ、拾ったどんぐりを調べてみてくださいね。
お子さまの記憶の定着にオススメの一冊です。