2018年7月20日 公開

簡単・手作り水筒肩紐カバー:肩が痛くならず、ずれにくい作り方

通園・通学やお出かけ時の水分補給に大活躍する水筒。ただし、子どもの肩には負担になることも。細い肩紐(ベルト・ストラップ)を包むパッド付きのカバーがあれば、重さを軽減し、食い込みや肌が赤くなるのを防いでくれます。家で簡単に手作りする方法とコツを紹介します。

水筒肩紐カバーとは?

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通園・通学グッズの定番品、水筒。お茶や水を入れて、遠足や散歩、お出かけ時に大活躍するアイテムです。3歳くらいになれば、自分で肩から下げて持ち歩くことも増えますが、問題は、水筒の細くて固い素材のストラップは子どもの肩に食い込みやすく、痛がること。水筒自体の重さと水分の重さが、小さくてまだ狭い肩には、結構負担がかかるようです。

特に暑い季節は、ストラップが肌に直接当たったり擦れたりして赤くなり、痒がったり痛がったりして可哀想……。

水筒肩紐カバーは、そんな悩みを解決。首や肩にストラップが直接触れるのを防ぎ、重さを分散させて、負担を軽減する為のグッズです。水筒肩紐パッドや水筒ベルトカバー、水筒ストラップカバー、水筒肩ベルトカバー、水筒紐カバー、ショルダーパッドなどさまざまな名前で呼ばれています。

市販の水筒に付属している場合もありますが、汗で汚れやすく、洗い替えも必要とあって、手作りされる方も多いようです。ハンドメイドする場合は、自分の子どもの肩幅や好みに合わせて色やデザインもカスタマイズできるのも魅力です。端切れを使って1時間もあればできちゃいますよ。

今回は肩紐を通すだけのシンプルな水筒肩紐パッドの作り方を、写真付きで丁寧にご紹介します。ずれにくいように工夫もしていますよ。

※ストラップが水筒から取り外せないタイプの商品を使っている場合やカバーを簡単に取り外ししたい場合は、スナップボタンやマジックテープ(面ファスナー)で固定するカバーを作るのがおすすめです。ただし、ボタンやテープの部分が肩に当たって痛いこともあるのと、自分で簡単に外してしまうと失くしやすいことを危惧したため、今回はただ通すだけのカバーを作ることにしました。

手作り水筒肩紐カバー:用意するもの

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家にある不要なガーゼハンカチ、ハンドタオル、手ぬぐいを利用しても作れます。特に無ければ100円ショップでも揃えられますね。こちらでは、通園グッズを作った際に出たあまり布を活用しました。素材にこだわりたい方は、肌触りがやさしいダブルガーゼにキルト芯を貼るなど色々好みで工夫してみてください。

【できあがり寸法】
縦(長さ)15cm×横(幅)5.5cm
※幅はベルトサイズに合わせて調整、長さも好みで調整してください。

【材料】
台布:キルティング…15×5.5cm 2枚
上布:表布…20×5.5cm 1枚
   接着芯…20×5.5cm 1枚
バイアステープ…52cm

【用具】
・定規
・針と糸
・ハサミ(カッターでも)
・チャコペンなど
・接着剤(布用ボンド)
・待ち針
・滑り止め液(無くても可)

水筒肩紐カバーの作り方

【1】カバーの大きさを決める

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水筒に付属しているストラップの長さを測り、さらに長さを調節するバックルの幅も測って、カバーのできあがり幅を決めます。今回は、ストラップが2.5cmでバックルの幅が3cm程度と考慮して、縫い代含めて、できあがり幅を5.5cmに決めました。

狭すぎると入らなくなってしまいますが、ゆとりがありすぎてもずれる原因になるので注意してくださいね。

【2】材料を全てカットする

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定規で測って、チャコペンで印を付け、ロータリーカッターや布切りハサミでカットします。

・台布のキルティングは角を全て丸いカーブをつけて切り落とします。
・バイアステープも、5.5cm幅を2本切ります。

チャコペンシルで印を付けてからカットしましょう。台布の角は、瓶やラップの芯などの円形を型紙に置いてカーブを書いてからカットすると綺麗に仕上がります。もちろんフリーハンドでもOK!
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【3】アイロンで接着する

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表布と接着芯を貼り合わせて補強します。上に当て布をかけて中温に熱したドライアイロンを20秒ほど押しつけるようにかけて接着します。

※キルティングやガーゼタオルなど厚さのある丈夫な布を表布に使用する場合は不要な行程です。

【4】バイアステープを表布の端に接着する

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表布の両端にカットした2本のバイアステープをそれぞれ布用ボンドで貼り、アイロンで接着しました。手縫いやミシンで縫いつけても良いでしょう。

【5】滑り止め処理をする

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100円ショップで購入した滑り止め液を表布の裏に付けて乾かし、カバーがずれにくいように工夫しました。木工用ボンドでも代用できます。フェルトや食器用滑り止めシートをカットして貼り付けても良さそうです。

【5】表布と台布を合わせてバイアステープで囲む

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台布2枚を両側が表になるように合わせ、さらに【4】の上布を真ん中に置き、待ち針などで固定してから、周囲をぐるっとバイアステープで囲んで縫います。布用ボンドで貼り合わせても良いですし、ミシンをかけても良いでしょう。

バイアステープは市販のものを利用していますが、リボンで代用しても良いですし、布を細長く切って手作りもできます。

手縫いは、針目が表に出ないので荒くてもOKですし、仕上がり時に子どもの肌に縫い目が当たらず、縫う長さも短いのでオススメです。

台布はバイアステープを使わずに、中表に周囲を縫ってからひっくり返して開き口をまつり縫いし、表布を縫いつけて仕上げるのでも良いですね。

【6】ストラップを通して完成!

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バイアステープの反対側は手縫いならまつり縫いで処理し、最後に端をかがり縫いして閉じます。

30分〜1時間もあれば完成です!

紐カバーは長いほどずれにくい?

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現在、子どもの肩幅が6cmくらいなのでカバーの長さは15cmもあれば充分かと思いましたが、実際使ってみると、ちょっと短すぎた様子。洗い替え用は、倍の長さにして2本目を作成しました。縫う長さも増えたので仕上げはミシンを活用!こちらの方がさらにずれにくくなったのでオススメです。

【できあがり寸法】
長さ30cm×幅5.5cm

【材料】
台布:キルティング…30×5.5cm 2枚
上布:表布…25×5.5cm 1枚
   接着芯…25×5.5cm 1枚
バイアステープ…80cm

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最後に

子どもが寝ている間に作成したのですが、朝起きてから見つけた時に「かわいい!首が痛くならないようにママが作ってくれたの?」と大喜びしてくれたので、作った甲斐がありました。

実は、市販品を購入しようと色々探したのですが、持っている水筒に付属されているストラップ幅と市販品カバーの幅が合うかどうかわからず、適当なものが見つけられなかったので急遽手作りすることに。抱っこ紐の肩紐カバーやチャイルドシートやベビーカーのベルトカバーでも代用できそうだと思ったのですが、幅が合わないとすぐにずれてしまうという問題もありました。

作ってみたら、意外と簡単にかわいく、機能的なものができたので良かったです!ぜひ記事を参考にトライしてみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

志田実恵 志田実恵  エディター/ライター。札幌出身。北海道教育大学卒業(美術工芸)。中高の美術教員免許所持。出版社でモバイル雑誌の編集を経て、様々な媒体で執筆活動後、2007年スペイン留学、2008〜2012年メキシコで旅行情報と日本文化を紹介する雑誌で編集長。帰国後は旅行ガイドブック等。2014年6月に娘を出産。現在は東京で子育てしながらメキシコ・バスクの料理本の編集のほか、食、世界の子育てなどをテーマにwebを中心に活動中です。