2018年2月24日 公開

明日葉の旬は3月。おいしくいただくためのポイントは?

明日葉は3月が旬。生命力が強い野菜で、多くの栄養素が含まれています。ぜひ旬の時期に食卓に乗せたいものですが、明日葉にはセリ科独特の苦みがあるのが難点。明日葉の特徴、調理方法、苦みを減らす工夫などをご紹介します。

明日葉ってどんなお野菜?

明日葉は、伊豆諸島や房総半島などに自生する日本古来のセリ科の植物です。現在では紀伊半島などでも明日葉を採ることができますが、これは関東から移植されたものと考えられます。

「明日葉」の名前の由来は、摘んだ翌日にはすぐ新しい葉を採れること。その生命力の強さから、江戸時代にはガンの妙薬として用いられることもありました。

旬は3月ごろ、若芽がおいしい時期になります。

明日葉に含まれる栄養素

明日葉には、ビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。タンパク質も多く、さまざまな栄養素がまんべんなくとれるのが明日葉の特徴です。

また、明日葉を切ったときに見られる黄色い汁には、ポリフェノールの一種である成分が含まれており、美容と健康にも効果があると考えられています。

明日葉は、青汁の原料として使われることも多く、その栄養素のバランスのよさから野菜の王様と言われることもあります。

明日葉をおいしくいただく調理法

栄養たっぷりで、すぐにでも食卓に乗せたい明日葉。明日葉のレシピには、てんぷらやおひたし、炒め物などがあります。

【てんぷら】
水で溶いたてんぷら粉にさっとくぐらせます。油の温度は170度、加熱時間はさほど長くなくても大丈夫です。天つゆやお塩など、さっぱり味でいただくのがおすすめ。

【おひたし】
明日葉を熱湯にくぐらせて、葉の緑が鮮やかになったらできあがりです。冷たい水で冷やすと、シャキッとしておいしくなります。苦みが残るので、お子さまによっては苦手に感じることもあるでしょう。

【炒め物】
湯がいた明日葉をバターで炒めます。塩コショウと白ワイン、醤油を入れてできあがり。バターの代わりににんにくと豚肉を使ってもおいしいです。

明日葉の苦みを減らすためには

明日葉の苦みは、タンパク質と合わせると軽くなります。ツナや卵、お肉と一緒にお料理してみてはいかがでしょう。

おひたしも、薄く切った玉ねぎとツナを加えて、マヨネーズであえるだけで子どもが好むサラダになります。

また、油との相性もよいので、てんぷらや野菜炒めにすると苦みが軽減されて食べやすくなるでしょう。野菜炒めを卵でとじると、タンパク質も加わって見た目も鮮やかに、おいしくいただけるようになります。

明日葉は料理の工夫が楽しいお野菜

青汁や健康食品の原料としても使われる明日葉。しかしその独特の風味から、苦手とする人もいるようです。

明日葉は、3月から4月、5月あたりまでが旬。栄養たっぷりの明日葉を家族でおいしくいただくために、いろいろ工夫を凝らしてみましょう。お子さまに進んで食べてもらえるかどうかは、お料理するパパママの腕の見せどころです。すてきなレシピを作ってみてください。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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みゆき みゆき  東海地方の片隅で、日々元気いっぱいの幼児と格闘中!頑張るママに役立つ情報を発信していきたいです。