2017年2月4日 公開

フランスで話題のオーガニックな子育て「ベベ・ビオ」とは?

フランスでは近年、オーガニックな赤ちゃん「ベベ・ビオ」を育てようという考え方が、パリの家庭を中心に流行しています。妊娠中から無農薬の食材を選んだり、ベビー用品も環境に優しいものを厳選、玩具も「メイド・イン・フランス」の職人によって作られた木製のものにしたり…。そのこだわりを現地からお伝えします!

ベベ・ビオって何?

ママ・パパにとって、赤ちゃんの健康は最も大切なものですよね。赤ちゃんの体にいいもの、そしてこれから赤ちゃんが生きていく地球に優しいものを優先した生活をするというのが、「ベベ・ビオ(オーガニック赤ちゃん)」の育て方です。

フランスは農業大国ですが、第二次世界大戦後、食料の大量生産を行った結果、土壌・水質汚染という問題を抱えてきました。そこで、2007年に開催された環境会議で、「環境に優しい持続可能な発展」を目指し、有機農業に切り替える農家への経済的支援が決定されました。

「ビオ」とは、フランス政府によって認定された有機農産物などのことです。「ビオ」の商品には認定ラベルがついています。このラベルは、遺伝子組み替えや、合成着色料、香料、化学調味料を使用していない商品であることを示しています。

妊娠中から始まるビオ生活!

「ベベ・ビオ」の子育ては妊娠を知ったときから始まります。インスタント製品や、出来合いの食品は避け、有機野菜などを使って出来るだけ手作りの料理を食べましょう。

フランスでは約40%以上の国民が最低1度はビオ製品を購入しており、国民的関心が高いので、たくさんのビオ・スーパーがあります。ビオ・スーパーでは食料品だけでなく、化粧品、洗剤などの家庭用品も全て、オーガニックなものが売られています。

赤ちゃんコーナーもあり、哺乳瓶から石けんまで、赤ちゃんに優しいオーガニック製品が揃っています。

ベビー用品も環境と赤ちゃんに優しいものを!

最近では、ベビーベッドや子ども用玩具も環境に優しいものが人気です。こういった商品は、デザインもおしゃれなものが多いのも魅力です。

何でも口に入れてしまう赤ちゃんだからこそ、その周りにあるものにも気をつけてあげたいものです。おむつやベビー・ソープなども、肌に優しいオーガニックなものを選んであげましょう。

離乳食もオーガニック食材で…

インターネット上では手作りビオの離乳食のレシピなども公開されています。
なかなか時間がないというママのために、ビオ・スーパーでは瓶詰めのビオの離乳食も販売されています。

4ケ月から

【材料】
細かく切ったにんじん 1本
細かく切ったじゃがいも 1個
大さじ1杯のグリーンピース
大さじ1杯のトウモロコシ

材料が浸るくらいの水を入れて、お鍋で15分煮込みます。
ミキサーでピューレになるまで混ぜ合わせます。
適度に水を加えて、出来上がり。

6ケ月から

【材料】
細かく切ったにんじん 1本
細かく切ったたまねぎ 半分
じゃがいも 1個
大さじ3杯のとうもろこし
小さじ半杯のハーブ(バジル・オリガン・タイムなど)
小さじ1杯のオリーブオイル

にんじんとたまねぎを鍋に入れ、材料が浸るくらいの水を入れ、5分煮込む。
じゃがいもととうもろこしを入れて、さらに弱火で20分煮込む。
オリーブオイルとハーブを加えて、出来上がり。

8ケ月から

【材料】
細かく切ったにんじん 1本
細かく切ったたまねぎ 半分
1つまみのパセリ
1枚のローリエ
トマト 12,5 cl
大さじ2杯のチーズ
大さじ1杯のパスタ(星やアルファベット型など)

にんじんとたまねぎを鍋に入れて、材料が浸るくらいの水を入れ、5分煮込む。
パセリとローリエとトマトを加え、鍋に蓋をして弱火で10分煮込む。
火を消して、ローリエの葉を取り出して、チーズを加える。
パスタを柔らかめに茹で、上記の材料とオリーブオイルと混ぜて、出来上がり。

日本にも!フランス発オーガニック・スーパー、「ビオセボン」

Photo by Chiik編集部

Photo by Chiik編集部
フランスで話題の「ベベ・ビオ」、いかがでしたか?オーガニックで環境に優しいものを厳選した生活は、赤ちゃんのためだけでなく、家族全員の健康と未来に役立ちますよね。

そんなビオ製品が手に入るフランスで大人気のオーガニック・スーパー「ビオセボン」が麻布十番にオープンしました。日本のビオセボンにも赤ちゃんコーナーがあるようです。

ぜひみなさんも「ビオ」な子育て、試してみてください♪

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この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

kaori kaori  在仏9年目、パリ在住。慶応義塾大学文学部卒業、フランスの大学院で日本語教育学を学びました。現在、フランスのラグジュアリー・ブランドに勤務しつつ、日本語学校を運営しています。現地からフランス流の子育て情報をお届けします!