2016年09月28日 公開

秋の空にはおもしろい雲がいっぱい!お子さまと眺めてみましょう

青い空にうろこ雲やいわし雲など秋の空にはおもしろい雲がたくさん登場します。雲の形状や流れる様子を楽しんだり、天気を予想してみたり、秋の空を見上げながらお子さまとのんびりと時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

青い空にうろこ雲やいわし雲など秋の空にはおもしろい雲がたくさん登場します。雲の形状や流れる様子を楽しんだり、天気を予想してみたり、秋の空を見上げながらお子さまとのんびりと時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

雲の中で一番高い場所にできる巻雲(けんうん)

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雲の中では一番高い場所に現れる「巻雲」は氷の粒でできた雲で、鳥の羽のようにも見えます。「はね雲」とか「すじ雲」とかという名前に聞き覚えばありませんか?空の色や雲の広がり方によっては、鳥の羽以外に見える場合もあるでしょう。お子さまのお気に入りの「巻雲」に出会えたときは、鳥や高山などのお話に発展させてみてはいかがでしょうか。

「何に見える?」という会話が楽しい積雲(せきうん)

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夏はモコモコしていた「積雲」も、秋になるとたいらな形のものが増えてきます。これは日差しが弱まることが関係しているようです。
雲の代表格ともいえるほど、よく見かける雲です。雲というとこの積雲を思い浮かべる方も多いかと思います。幼いころに積雲を何かにみたてて楽しんだ経験があるパパママもいらっしゃるかもしれませんね。
「ママ!あの雲、シュークリームみたい!」、「ホントだね~。なんだかシュークリーム食べたくなっちゃったね。」なんてやりとりをお子さまとしたら、創造力が育まれるかもしれません。
風が吹くと形が変わるので、お子さまと話題を変えながら長くお話しできそうですね。

「うろこ雲」と呼ばれている巻積雲(けんせきうん)

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細かい雲がたくさん集まって群れをなしているように見えるのが、 「うろこ雲」や「いわし雲」、「さば雲」と呼ばれている「巻積雲」で、前線や低気圧が近づいてくると現れやすいという特徴があります。ほんの少しだけ発生するものや、空を覆うように発生するものがありますが、青空やシャンパンゴールドの夕空にも美しい雲です。風が吹くとなくなってしまうので、見つけることができたらラッキーですね。

高積雲(こうせきうん)が現れたら雨が降るかも!?

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「まだら雲」や「ひつじ雲」と呼ばれている「高積雲」。1つ1つの雲の大きさが巻積雲よりも大きく、また少し黒っぽい影の部分があるのが特徴です。高積雲も前線や低気圧が近づいてくると現れやすいので、この雲を見かけたらこれから天気が崩れるかもしれません。
お子さまが「空にモコモコしたひつじがたくさんいる!」と言ったら、「空にひつじみたいな雲がいっぱいになって真っ白になったら、もうすぐ雨がふるかもしれないの。ひつじさんたちも雨が降るからおうちに帰ろうとしているのかもしれないね。あなたもすぐにおうちに帰るようにしようね。」と会話をしてみるのはいかがでしょうか。
お子さまが天気の変化に興味をもつきっかけになるかもしれませんね。

秋の雲の下で想像力を育みましょう

お散歩やお出かけに気持ちのよい秋は、雲の流れや時間による色の移り変わりでも、空の表情が変化します。「あの雲、綿菓子みたいだね」って聞いたら、「全然、綿菓子じゃないもん!僕が切った白い紙だよ!」なんて返ってくるかもしれませんね。パパやママから最初の一言を投げかけてみてください。そしてお子さまの感じていることを引き出してあげることで、お子さまの情緒や想像力を大きく育てることができるでしょう。

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この記事のライター