2019年10月3日 公開

英語で「ゴミ」は何と言う?関係する単語やフレーズを学ぼう

「そのゴミ捨てておいて!」と誰かにお願いしたことはある方も多いでしょう。「ゴミ」を英語で言うとき、さまざまな言い方があるのをご存知でしょうか?じつは、アメリカとイギリスでゴミを表す単語が違うのです。どのような違いがあるのか、詳しくみていきましょう。

アメリカ英語とイギリス英語で異なる「ゴミ」の表現


アメリカではゴミのことを「trash(トラッシュ)」、または「garbage(ガーベッジ)」と言います。「trash」は主に紙くずや一般的なゴミなどを指し、「garbage」は台所などから出る生ゴミ(家庭ゴミ)を意味しています。

たとえば使えなくなってしまった家具は「trash」、食べ残しや果物の皮は「garbage」です。ゴミの種類によって言い方は違いますが、現在はほとんど区別されることなく使っている方が多いと言われています。

一方イギリスでは「rubbish(ラビッシュ)」と言い、アメリカのような使い分けは特にありません。ゴミ全般を示す「rubbish」は、「trash」と「garbage」の二つを合わせた単語とイメージしておくと良いでしょう。

日常でよく使う「ゴミ」の英語表現


生ゴミを捨てる、資源ゴミの日、など日常生活で使われている「ゴミ」の表現はさまざまです。「rubbish」や「trash」「garbage」以外のゴミを表す単語も確認してみましょう。

・litter(リター):がらくた、散らかしたもの
・household waste:家庭ゴミ
・kitchen waste:生ゴミ
・recyclable waste:資源ゴミ
・industrial waste:産業廃棄物
・organic waste:動物・植物由来のゴミ(生ゴミ、花・芝生・雑草など)

「litter」 は道や公園などの公共の場でポイ捨てされたゴミを指しています。また「waste(ウェイスト)」は、「使った後に残った不要なもの」という意味で、ゴミや廃棄物を表します。「food waste」は、日本では「食品ロス」と表現されることが多いです。

「ゴミ」に関係した単語例


ゴミと一緒に使われることが多い単語には、どういったものがあるのでしょうか。関連性のある単語をいくつか紹介します。

・dust(ダスト):ほこり
・trash bag:ゴミ袋
・trash(garbage) can/rubbish bin :ゴミ箱
・dumpster(ダンプスター):大型のゴミ収集箱
・garbage collection box:ゴミ収集ボックス

ゴミ箱もアメリカとイギリスで言い方が異なり、アメリカでは「can」、イギリスでは「bin」と言います。「can」は、日本やイギリスではそのまま「缶」の意味で使われていますが、アメリカでは「箱」や「入れ物」という意味になります。

イギリスで使われている「bin」も「箱」を意味しますが、ゴミ箱を思い浮かべる方が多いようです。「捨てる」という動詞として使うこともできます。また「bin」はアメリカでも使われる単語ですが、「フタが付いている大きな箱」という意味があるため、ゴミ箱ではなく「何でも入れることができる大きな箱」を表しています。

・refuse collection vehicle(リフューズコレクションビークル):ゴミ収集車
・garbage(rubbish) incinerator(ガーベッジインスィネレイター):ゴミ焼却炉
・separation of garbage(セパレーションオブガーベッジ):ゴミの分別
・reuse:リユース・再利用
・reduce:リデュース・削減
・recycle:リサイクル・有効利用(再生利用)

また国によってゴミの出し方も違うことをご存知でしょうか? 日本では、燃えるゴミ・燃えないゴミ・ビン・缶など種類に分別され、地域のゴミ収集場所に持っていくのが一般的です。しかしアメリカやイギリスでは、収集日の朝、家の前にゴミのコンテナを出しておくだけ。ゴミを入れるコンテナは、青が紙類、緑が芝生などの植物、黒が一般ゴミなどコンテナの色で区別され、その分別内容は各地域によって異なります。

コンテナのサイズも大きいのですが、ゴミ収集車も日本のものよりはるかに大きいです。付属の巨大なアームを動かして、コンテナを持ち上げてゴミを入れていきます。ゴミの捨て方ひとつとっても、その国の特徴が出ることがわかります。

「ゴミ」に関係した例文・フレーズ


「ゴミを捨てて欲しい」とお願いするときは、どういった言い方をすれば良いのでしょうか。英会話でよく使われる表現や例文をみていきましょう。

1. throw away(out):捨てる

一般的に使われる頻度が多いのが「throw away」です。awayの代わりにoutを使って「throw out」でも同じ意味として使うことができます。

・Please don't throw away garbage in this park
(この公園でゴミを捨てないでください)

・She threw out trash to the garbage collection box.
(彼女はゴミ収集ボックスにゴミを捨てた)

2. put in:(~に)~を捨てる

先ほどの「throw away」と同じ意味ですが、捨てる場所を指定するときや明確なときは「put in」を使うことをおすすめします。

・Could you put this paper in that trash can?
(この紙をあのゴミ箱に捨ててくれませんか?)

3. dispose of:処分する

「dispose of~」にも「処分・処理する」といった意味がありますが、ほかの二つに比べてやや硬い表現になります。会話で使うというより、注意書きや書類などで見かけることが多い表現です。

・Please dispose of cigarette butts properly.
(タバコは正しい場所に捨ててください)

4. 用例集

そのほかの例文もいくつかみておきましょう。ポイ捨てを表す「litter」は、「dispose of」と同様に看板などに書かれていることが多くあります。

・We picked up the trash around the beach.
(私たちは浜辺でゴミ拾いをしました)

・The trash can is full now.
(ゴミ箱は(中身が)いっぱいです)

・It’s rubbish collection day.
(今日はゴミ出しの日です)

・What day can we throw away the rubbish?
(ゴミ出しは何曜日ですか?)

・No litting
(ポイ捨て禁止)

表現方法から文化の違いを学ぼう


英語でのゴミの表現について紹介しました。同じ意味でも、アメリカ英語かイギリス英語かによって言い方が違うものはゴミだけではありません。ほかにはどんな表現に違いがあるのか調べることで、他国の文化を知るきっかけにもなります。お子さまと外に出かけるときは、街中にある看板やゴミ箱に書かれている英語にも注目してみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

umi umi  静岡県出身。ライター・編集のお仕事をしています。 大学で国際英語学を専攻し、アメリカ・シンガポール・オーストラリアへの短期留学の経験あり。人懐っこい性格からか、初対面の子どもたちにも好かれやすいです。