2018年6月30日 公開

保育園と幼稚園の違いとは?子どもの入園先を決めるポイント

保育園と幼稚園の違いを聞かれたときに、明確に答えることはできますか?保育園と幼稚園では何が違うのでしょうか?また、保育園や幼稚園を選ぶ際に基準となるチェックポイントをご紹介します。保育園や幼稚園選びに迷ったら参考にしてみてください。

保育園と幼稚園の基本的な違い

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未就学の子どものはじめての社会生活の場として、保育園を選ぶのか幼稚園にするのか迷うパパママも少なくありません。保育園と幼稚園の違いとは一体何なのでしょうか?

管轄

保育園と幼稚園では同じ幼児教育の場所というイメージが強いものですが、保育所と幼稚園では国の管轄機関が異なります。保育園は厚生労働省の管轄となり、児童福祉法に基づいた施設です。

「保育園」というのは通称名で、法律上の正式名称は「保育所」となります。一方で幼稚園は文部科学省が管轄しており、学校教育法に基づいた教育施設です。

設置目的・趣旨

保育園と幼稚園の違いには設置の目的にも現れています。

保育園は、仕事や病気などの理由により保育ができない保護者にかわって、国家資格である保育士免許を取得した保育士が乳幼児を保育するための施設です。子どもたちは家庭での生活の代わりに日中保育園で生活することになります。

幼稚園は、小学校就学前の幼児を教育するための施設です。自治体の教育委員会が認めた幼稚園教諭の資格を取得したものが先生となって、遊びを通じて入学前に必要なことを教育します。

設置目的からも分かるように、幼稚園よりも保育園のほうが働くパパママの占める割合が多い傾向があるのが特徴です。

また、幼稚園は教育の施設とされていますが、園によって教育方針も異なるため、運動に力を入れている園もあれば、私立では早期に勉強にとりくむカリキュラムを組んでいる園もあります。保育園でも私立では勉強の時間を取り入れている園は増えています。

いずれにしても「生活」や「遊び」を通じた学びが重視されることから、幼稚園と保育園とでいわゆる「学力」に差がつくことはないとされています。

また、幼稚園と保育園の一元化を図るために、教育と保育を融合させた「認定こども園」も増えつつあります。

入園年齢

入園年齢は園によって異なります。保育園の場合は0歳~小学校入学前までの乳幼児を受け入れているところが多くありますが、なかには生後57日から入園できるところや、1歳以上でないと受け入れていないところもあります。

幼稚園の場合は、満3歳から入学前の2年間または、2歳から入学前の3年間が受け入れ期間になっています。

保育時間

保育園は午前9:00から午後5:00までの8時間保育、幼稚園は1日5時間保育が基本です。

ただし、保育園の場合は保護者の就業時間の関係もあり、午前7:30くらいから子どもを預けられるところもあります。夕方の保育時間については、保育園・幼稚園ともに必要があれば延長保育として受け入れているケースがあります。

保育園では保育時間が長時間になるため、お昼寝の時間が設けられているところが大半です。また、保育園は夏休みなど長期休暇期間中も子どもを預けることができますが、幼稚園の場合は休園するため利用できません。

保育園と幼稚園の入園費用の目安

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保育園には、定員や園庭の広さなど細かな国の基準をクリアした認可保育園と、それ以外の認可外保育園の2種類があります。認可保育園のなかにも自治体が運営母体となる公立保育園と、社会福祉法人やNPO、株式会社が運営する私立保育園があるのです。

認可保育園の場合は、入園料が不要というのが一般的ですが、認可外保育園の場合は1~5万円程度の入園料が必要になるケースが多くあります。

幼稚園の場合は、自治体が運営する公立幼稚園とそれ以外の私立幼稚園とがあり、公立幼稚園の場合は、入園料が不要というところもあります。必要になる場合も、相場は数千円程度で、高くても1万円程度です。私立幼稚園の場合は、基本的に入園料は必要で、2万~45万くらいと幅広いですが、大体の相場は5~10万円程度です。

入園費用としては、入園料のほかに保育料や教材費、給食費、父母会費などが必要になります。保育園の保育料は自治体によって異なり、また保護者の収入に応じて変動します。幼稚園の保育料は、世帯収入とは関係なく一律の保育料(園によって異なる)が基本です。

保育園と幼稚園を選ぶときのポイント

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子どもが1日のうちでも長い時間を過ごすことになる保育園や幼稚園。子どもが快適に生活できるようなところを選びたいものです。選ぶときのポイントをチェックしてみましょう。

教育方針・ビジョン

保育園や幼稚園の教育方針やビジョンは施設によって異なり、外国語教育に力を入れている、マナーや所作に力を入れているなどの特徴のある施設もあります。家庭の教育方針と近いところを選ぶようにしましょう。

また、私立の幼稚園では入園前の面接で、教育方針についての考えを質問されることも。園の方針についてはきちんと理解しておく必要があります。

ロケーション

子どもの送り迎えが必要になる場合は、家から近い場所にある施設を選ぶのか、職場から近い場所にある施設を選ぶのかもチェックしておきましょう。また、自然が多い場所にある、交通量が多い場所になるなど、保育園や幼稚園の周りの環境も確認しておくことをおすすめします。

通園方法

毎日の通園に長時間かかってしまう場合は、大人の想像以上に子どもの負担は大きいものです。通園時間や交通機関の乗り換えの有無、通園バスの有無などは幼稚園選びでは重要なポイントです。通園バスがある場合は、あらかじめその費用も確認しておくと安心です。

昼食

保育園では給食がありますが、幼稚園の場合は一部給食が出るところもありますが、お弁当持参というところも少なくありません。給食が用意される場合はその内容や給食費、アレルギーへの対応なども確認しておきましょう。

入園前にしっかり情報収集を

保育園と幼稚園はよく似たイメージがある方も多いかもしれませんが、細かな違いがたくさんあります。施設による違いや特徴もさまざまなので、候補となる施設がある場合には、情報収集をしっかりすることをおすすめします。メリットとデメリットを挙げてみて、そのバランスを考えて施設を選ぶことがポイントです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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コバヤシ トモコ コバヤシ トモコ  奈良県出身/フリーライター/週末釣り部/海と釣りが好き/ 優しいダンナ君と優しい中学生の双子男子のステップファミリー