2018年03月11日 公開

子どもの「書き方教室」体験談!正しい字を身につけよう

子どもの書くクセのある字が気になったり、いつまでも字が書けずに心配したり……。そんなときは「書き方教室」へ通ってプロに教えてもらうのも一案です。筆者の子どもが通った経験から、教室の内容やメリットなどについて詳しくお伝えします。

子どもの書くクセのある字が気になったり、いつまでも字が書けずに心配したり……。そんなときは「書き方教室」へ通ってプロに教えてもらうのも一案です。筆者の子どもが通った経験から、教室の内容やメリットなどについて詳しくお伝えします。

書き方を習いはじめたきっかけとは?

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YesPhotographers / Shutterstock.com
わが子が幼稚園に入園してしばらくすると、園内でお手紙交換が流行り出しました。字はなんとか読めるものの、まだ書けずにもらう一方。相手もお返事が来ないとお手紙をくれなくなりました。

小学生になるまでに書けるようになればいいかなと、年中になるまで特に何もしていませんでした。でも周りの子どもはどんどん字を書けるようになり、筆者も少し焦りはじめました。

そこで、書店にあった字のドリルを購入してやらせてみることに。わが子は興味を示したものの、うまく書けないことにイライラしはじめ、泣き出す始末。この状態が続き、筆者の手には負えなくなり、専門の先生にお願いすることに決めました。

書き方教室ではなにをするの?

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Olga Zarytska / Shutterstock.com
自宅から比較的近くに「公文書写」があり、そこで教えてもらえるとママ友に聞いて体験に行くことに。書き方(硬筆)だけでなく、毛筆、筆ペン、ペン習字も選べます。小学生が中心で、大人も習っているようです。幼稚園生は、ほとんどいませんでした。

まずは、正しい姿勢と鉛筆の正しい持ち方からはじまります。そして、運筆といって線を書く練習をします。きちんと線が書け、筆圧もしっかりしてくれば、簡単なひらがなから練習します。たとえば、「し」・「つ」など。

プリントはA4サイズの半分ほどで、最初はイラストやカラーも混じっているので、子どもは楽しい気持ちになれそうです。教室で書く枚数は個人差がありますが、わが子の場合は5枚ほど。書き終わったら、先生がチェックして、書き直しをすることも。書いている最中に先生が回ってきて、指導してくれることもあります。

タイミングによってはマンツーマンになることも。一度に座れる人数は、教室によって差がありますが、多くても10人ほどではないでしょうか。わが子の教室は、6人ほどでした。

もちろん、宿題もあります。プリントの枚数はこちらで決められるので、1日あたり3~5枚の計算で、1週間分もらっていました。

書き方教室のメリットって?

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正しい字体と鉛筆の持ち方を習得できるのが、一番のメリットです。正しい字体をなぞった後に、お手本通りに字を書くことを何度も繰り返すわけですから、自然と身に付きます。字体にクセがある場合は修正されていき、これから覚える場合は最初から正しい字体で書けるようになります。

先生に教えてもらうわけですから、親のように甘えることはできません。泣いてイライラしていたわが子も、先生の前ではきちんと字に向き合っていました。字が書けるようになると楽しくなって、お友だちにお手紙を書きたいと思いはじめたこともよかった点です。

書き方教室は何歳から?いつからはじめるのがオススメ?

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わが子が書き方教室に通いはじめたのは、幼稚園年中の秋、5歳のころ。字そのものに興味があれば、もっと早くてもいいかもしれません。字を書きたがったら、はじめどきではないでしょうか。

年長のころ、遅くても6歳ころにはじめるのがおすすめです。小学校に入学して、席に座って勉強する準備にもなります。

書き方教室の月謝は?教室選びはどうする?

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わが子の通っていた教室は、週1回で月謝が3,000円(税別)でした。硬筆だけでしたが、さらに毛筆などをプラスして2教科にすると4,500円(税別)と割引があります。1回あたりの時間は、30分~1時間ほど。子どものスピードや混雑具合によります。

公文書写以外にも、書道教室で硬筆を教えてくれるところもあります。月謝の相場は週1回で3,000~5,000円が多いようです。自宅から通いやすく、先生と相性のよい教室を選ぶといいですね。

正しい字を書ける子どもになってほしい

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早いうちから我流で字を書くことよりも、正しい字を書けることの方が大切です。書き方教室に通わなくても、周りの大人がきちんと教えてあげられるなら、必要ないかもしれません。

ただし、わが家のようになかなか字に興味がわかず、親では教えきれないと感じた場合には、とてもおすすめです。月謝も他の習い事に比べるとリーズナブル。正しく美しい字は一生ものです!

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この記事のライター