2016年7月19日 公開

英語の基礎の基礎! Sight Wordを知ってますか?

英語には、サイトワード(Sight Word)という言葉があります。Sight = 視覚、Word = 単語。目にしただけですぐに理解できなくてはならない重要な単語をSight Wordといいます。今回はこのSight Wordについてご紹介します。

サイトワード(Sight Word)とは?

サイトワードとは、Sight=視覚、Word=単語で、目にしただけで理解できなくてはいけない重要単語のことです。よく目にする単語、頻出単語という意味もあり、英語圏で生活するうえで当然、知っていなければいけない単語のことです。

日本でも小学校から学年別に必修漢字があるように、英語圏でも各学年や年齢で身につけておくべきサイトワードのリストがあります。

サイトワードリストには冠詞の「a」や「an」「the」、前置詞の「at」「on」「in」から、「ask」「give」「have」などの動詞なども含まれており、より基本的な単語リストといった内容です。

Sight Wordが重要である理由

英語圏の子どもは、サイトワードを最優先で習得させられます。どこまでの言葉をサイトワードに含めるかは研究者によって意見が分かれていますが、サイトワードを習得すれば、日常的に使われている英文や英会話の90%をカバーできるといわれています。

ということは、サイトワードをマスターできなければ、英語圏で生活することは非常に難しくなります。英語圏においてサイトワードが最重要項目とされ、小学校でも必ずサイトワードを教えるのはそういう理由からです。

サイトワードには2つのリストがある

サイトワードには2人の研究者が作成したワードリストがあり、目的別に活用されています。

●ドルチ・ワード・リスト(Dolch Word List)

1940年代にエドワード・ドルチ博士がまとめたリスト。このリストの特徴は名詞を基本リストから外しているということです。名詞は生活環境に応じて必要なものが変化するため、あえて基本から外しています。
Dolch Sight Words List | Sight Words: Teach Your Child to Read
http://www.sightwords.com/sight-words/dolch/
●フライ・ワード・リスト(Fry Word List)
1950年代にエドワード・フライ博士がまとめたリスト。ドルチ・リストをレベルアップさせた内容で、名詞も含めています
Fry Sight Words List | Sight Words: Teach Your Child to Read
http://www.sightwords.com/sight-words/fry/
ドルチ・リストは、more、number、other、people、than、といった重要な単語が抜けているため、はじめからフライ・リストを選択する学校も多いようです。

Sight Wordを絵本で学ぶ!

タイトル:Sight Word Readers
著者:Linda Ward Beech
出版社:Scholastic Prof Book Div

1冊8ページの絵本小冊子が25冊のセットになっています。1冊で2つの単語、全部で50のもっともベーシックなサイトワードを学ぶことができます。4歳から読める一番やさしいサイトワード教材です。

Sight Wordをカードで学ぶ!

タイトル:Sight Words (Flash Kids Flash Cards)
出版社:Flash Kids

86枚のカードの表裏にサイトワードが書かれているだけのシンプルなセット。「why(なぜ)とsaid(話した)」や、「thay(彼らは)とhas(持っている)」のように、組み合わせることで意味が通じやすい単語同士がカードになっています。

絵本ではないので、英語の使い方を教えられる人が指導教材として活用するツールだといえます。

サイトワードで英語の基礎を制覇!

英語圏の子どもならすぐにわかるような文章でも、私たち日本人にとっては難しくてわからないこと、けっこうありますよね。子どもが小さいうちからサイトワードに慣れさせておけば、成長してからの英語レベルも急速にアップするかもしれません。

アメリカで実際にどのようにフォニックスやサイトワードを教えているかは、現地で子育て中のママライターの記事もぜひ参考にしてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

takutaku takutaku  雑誌の編集を経験後、フリーライターとして活動しています。