カタミノというパズルをご存じですか? さまざまなかたちをしたブロックを組み合わせて、すき間を埋めていく知育玩具です。人によって難易度を変えられるのが特徴で、遊んでいるうちに自然と発想力が鍛えられます。今回はそんなカタミノについて紹介します。
カタミノとは?
販売元:CAST Japan
カタミノはフランスのギガミック(Gigamic)社が販売しているパズルです。対象年齢は3歳~99歳と、幅広い年代の人が楽しめます。
12個の木製のピースを組み合わせて遊びます。ピースはさまざまな形をしていますが、どれも正方形5個分の大きさで、面積は同じです。
カタミノの画像を見て、「見たことがある」と思われた方も多いのではないでしょうか。同じ形のパズルは以前からよく遊ばれていました。しかしカタミノはレベルに合わせて難易度を変えられるという特徴があります。通常は5マス×12マスの60マスですが、カタミノなら5マス×3マスの12マスから遊ぶことができるのです。
その組み合わせは、なんと36,057種類。長く遊べるのもうれしいポイントです。
パズル遊びの効果
空間認識能力
出来上がりを頭の中でイメージしながら、違う形のピースをあれこれはめていく作業は、空間認識能力を鍛えるのに役立ちます。
数学的センス
脳の活性化
ピースを回転させたり位置を変えたりしながら、どこにどのピースが入るか、試行錯誤して進めていくので、脳の活性化、集中力アップにつながるでしょう。
カタミノの遊び方
カタミノは枠の中を区切ることで、難易度を変えることが可能。付属のルールブックを見ると、枠のサイズと、使うピースが指定されています。たとえば5マス×3マスなら、オレンジと茶色と緑の3つのピースを使うといった具合です。カラフルなピースなので、どのピースを使えばよいのかわかりやすくなっています。
真ん中で区切って、二人で対戦することもできます。
どちらが早く埋められるか競争することで、集中力もあがるでしょう。慣れてきたら、ぜひ挑戦してみてください。
また、単に平面パズルとして遊ぶだけでなく、直方体や動物の形を作ったりと、いろいろな遊びもできます。遊び方が広がることで、飽きずに楽しむことができるでしょう。
カタミノで身につく能力
最後の1ピースがピタッとはまったときは、達成感を味わい、また次の問題に挑戦したくなるはず。難易度をあげていくことで、これらの能力もますます鍛えられていくでしょう。
アプリでも楽しめる
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家族でチャレンジしてみては?
注意したいのは、勉強として挑戦するのではなく、遊びとして楽しむこと。好きなこと、楽しいことであれば、次の問題に挑戦したい、もっと遊びたいと思い、それが能力アップにもつながるのです。
家族で協力しながらチャレンジしたり、対戦して遊ぶのもおすすめ。特に、テトリスにハマっていたパパママは、カタミノにもハマるのでは?お子さまとコミュニケーションを取りながら、楽しく遊んでみてくださいね。