2016年08月19日 公開

地域の顔・核・要としての「道の駅」-in沖縄

子連れ旅行先として大人気オススメスポットの沖縄。道の駅、高速道路のサービスエリアにも比すべき「道の駅」。すでに全都道府県に、そして沖縄にも数カ所が登録されています。道路利用者の休憩所としての機能ばかりではなく、その地域の一大文化・観光・特産品販売の、また地域連携拠点としての役割も担っています。

子連れ旅行先として大人気オススメスポットの沖縄。道の駅、高速道路のサービスエリアにも比すべき「道の駅」。すでに全都道府県に、そして沖縄にも数カ所が登録されています。道路利用者の休憩所としての機能ばかりではなく、その地域の一大文化・観光・特産品販売の、また地域連携拠点としての役割も担っています。

沖縄・やんばる探訪の拠点-道の駅「許田(きょだ)」

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「許田」は沖縄ではじめてできた「道の駅」です。
沖縄本島の北部は山原(やんばる)と呼ばれ、森や山などの豊かな自然が残っています。
この地域の特産品・土産物等を展示・販売するだけでなく、沖縄美ら海水族館、世界遺産の「今帰仁城跡」など多くの人気観光施設の割引チケットなども取り扱っています。
レストラン、パーラー、パン工房、沖縄独特のスイーツやお惣菜を扱った店舗などもありますよ!

【所在地】
沖縄県名護市許田17-1
【営業日・時間】
午前8:30~午後7:00(都合により短縮営業の場合あり)
【定休日】
なし(ただし大晦日など短縮営業日あり)
【アクセス情報】
那覇方面からは、沖縄自動車道「那覇IC」に入り、「許田IC」で降り、国道58号線を名護方面へ。右側に見えます。

80歳はまだ子ども―長寿村の道の駅「おおぎみ」

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「やんばる」地域に属する大宜味村(おおぎみそん)は豊かな森と山に恵まれ、長寿の里としても有名。
特産物シークヮーサーは本土標準語の「酸い食わせ」のことらしく、今でも飲料や食品に加えて用います。
「道の駅 おおぎみ」では、この他に赤土大根やタルガヨーなど、ちょっと珍しい野菜も販売されています。もちろん、調理された沖縄料理が食べられる「ふるさと海山漁村食堂」や、きれいな景色が楽しめるカフェ「山原日和」もあります。
何よりも長寿村の人々の明るい笑顔が本当に癒やされます。

【所在地】
沖縄県国頭郡大宜味村字根路銘1373
【営業日・時間】
(平日)午前8:30~午後5:30
(土・日・祝祭日)午前8:30~午後6:00
【定休日】
なし
【アクセス情報】
沖縄自動車道「許田IC」を降りて国道58号線を北上、大宜味村に入ってしばらく走って右手

基地の町、サツマイモの故郷-道の駅「かでな」

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嘉手納(かでな)は沖縄本島の中部にある海沿いの町。
道の駅「かでな」にはお土産などが買える物産展やレストランもありますが、やはり何と言ってもアメリカ空軍の極東最大の規模を持つ基地が望める屋上展望台、町の歩みを知る学習展示室が印象的です。

付近には北谷町(ちゃたんちょう)、読谷村(よみたんそん)といった町村もあり、沖縄本島中部を廻る拠点としても最適でしょう。
また嘉手納は「野国(やぐに)総官」(船員の一種)だった人が400年前に中国から甘藷(サツマイモ)を持ち帰ったと伝えられています。現在も嘉手納町の特産品として「野國いも(あかね芋)ソフトクリーム」が販売されており、上品な甘さがおいしいですよ!

【所在地】
沖縄県中頭郡嘉手納町屋良1026-3
【営業日・時間】
案内・休憩室(原則 午前8:00~午後10:00)
【定休日】
年中無休
【アクセス情報】
(車で)那覇空港から50~60分程度。県道74号線沿いにあります。

日本最南端の「道の駅 いとまん」

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漁業の盛んな糸満は沖縄県南部の代表的な地域として多くの観光客が訪れますが、第二次大戦では最大の激戦地の一つで、現在は日本唯一の戦跡指定公園になっています。沖縄を知るにはぜひ訪れておきたい場所ですね。
道の駅「いとまん」は広大な敷地内に観光情報の案内所の他、特産物や土産物を販売する物産センター、カフェ、惣菜店などの店舗が並んでいます。糸満ならでは食材をたっぷり使った料理やスイーツも魅力的です。

【所在地】
沖縄県糸満市西崎町4丁目19番地の1
【営業日・時間】
糸満市物産センター遊食来(ゆくら) 午前9:30~午後7:00
【定休日】
年中無休 ただし荒天時などに休業する場合があり
【アクセス情報】(那覇空港から車で)国道331号線・小禄バイパスを南に進み、瀬長交差点を右折。豊見城道路を真っ直ぐに進んで3kmほど、右手にあります。

旅人の心も潤す、ふれあいの旅

一口に沖縄文化と言っても、当然ながらいろいろあります。
本島だけでも北部、中部、南部、よそ者にもその違いがなんとなく感じられます。
沖縄の表面的な歴史や文化ではなく、また青い海やおいしい食べ物ばかりでなく、沖縄の言葉や心に触れる第一歩は、やはり「道の駅」が入り口として便利でしょう。

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この記事のライター