今でも人気の、あやとり。たった一本のひもで、多彩なものを表現できます。指先を使えば知能や集中力も高まります。今回は4段のはしごにトライしてみましょう!
あやとりのひも
毛糸を使用します。長さは、手首からひじまでの長さの4倍くらいを目安にしましょう。太すぎたり細すぎたりしますと、小さなお子さまには扱いづらいので、適度な太さをお選びください。
「はしご」(4段)の作り方
図のように、親指と小指にひもをかけます(基本の形)。
右・人差し指を、左のひもに下から通します。
右・人差し指を、左のひもに下から通します。
同じように、左・人差し指を、右・中指のひもに下から通します。
左右とも、親指のひもをはずします。
左右とも、親指を、小指の外側のひもの下からくぐらせます。
左右とも、親指を、小指の外側のひもの上から下へ通します。
左右とも、親指を、中指と薬指のあいだのひもに、下から通します。
左右とも、小指のひもをはずします。
左右とも、小指を、親指と人差し指のあいだのひもに、上から通します。
左右とも、親指の2本のひもをはずします。
左右とも、薬指と小指のあいだのひもに、下から通します。
左右とも、親指を、人差し指と中指のあいだのひもに、下から通します。
左右とも、親指の下の方のひもを、はずします。
親指を内側に、くるっと回転させながらやると、はずしやすいです。
親指を内側に、くるっと回転させながらやると、はずしやすいです。
左右とも、中指を手前の三角の穴に、上から通します。
左右とも、中指のひもがはずれないようにしながら立て、手の平全体を内側に回転させながら、小指のひもをはずします。
手を向こうに向けながら、ぴんと張って、完成です。
できあがり
作り方のポイント
最後のところがむずかしいですよね。中指を三角に差しこんだら、ひもをしっかり押さえながら、小指のひもをはずしましょう。手の平全体を内側に傾けて、小指からひもがはずれやすくするのがポイント。片方ずつゆっくりでもかまいません。
最後のくるっと前に向けるところが速くできれば、とてもかっこよく見えますよ!
最後のくるっと前に向けるところが速くできれば、とてもかっこよく見えますよ!
まとめ
あやとりは指先のスポーツです。くり返し練習すれば、手順も覚えてコツがわかってきます。慣れないお子さまには、段階に区切って教えてあげましょう。一つできたらほめてあげてください。途中の段階でも達成感が得られることが大切です。そうやって最後まで完成できれば喜びもひとしお。ぜひ親子で遊んでみてくださいね。