2018年05月13日 公開

2018年【中学受験】の傾向と展望!偏差値の高い中学校とは?

2018年4月15日、首都圏模試センターは、2018年中学入試の動向をまとめたレポートを公開しました。2019年の首都圏中学入試の展望も掲載されています。その内容と、中学進学塾の四谷大塚が発表した、偏差値の高い中学校についても併せてご紹介します。

2018年4月15日、首都圏模試センターは、2018年中学入試の動向をまとめたレポートを公開しました。2019年の首都圏中学入試の展望も掲載されています。その内容と、中学進学塾の四谷大塚が発表した、偏差値の高い中学校についても併せてご紹介します。

首都圏の中学受験者数が増加傾向!その理由とは?

 (94604)

KPG Payless2 / Shutterstock.com
2018年の首都圏中学入試は、首都圏模試によると、前年に比べて受験生数が約850名増加し、45,000名となりました。中学受験者数は2008年後、年々減少してきましたが、2015年から2018年にかけて4年連続で増加。来年も増加する見通しです。

首都圏模試センターによると、増加の理由は、2020年大学入試改革と日本の教育の変化であると指摘しています。今後は、加速化するグローバル化や、AI (人工知能)の進化などに対応できる能力が必要となり、早期からはじめる中学受験の勉強が一手段であると考られるからでしょう。

さらに、多くの私立中学校では、そういった社会に対応するために、積極的に「アクティブラーニング」の導入を行っています。「アクティブラーニング」は、能動的学習と訳され、従来の「なにを学ぶか」だけではなく「いかに学ぶか」といった、学ぶ姿勢や態度を能動的に行う意味です。

中学受験の多様化

 (94605)

sakkarin sapu / Shutterstock.com
この2~3年の間に、中学受験の新市場拡大のため、さまざまなスタイルの入試が多くの私立中学校で導入されました。多様化した入試の形態は次の通りです。

・適性検査型(公立一貫対応型)入試
・合科目、総合型入試(複数の科目、教科の知識、技能を総合的に組み合わせた内容)
・記述、論述型入試
・PISA型入試(知識や技能を、実生活で直面する課題にどの程度活用できるか)
・思考力入試
・自己アピール(プレ ゼンテーション型)入試
・英語(選択)型入試
・得意科目(1科、2科、3科)選択型
・帰国生入試
・推薦、第1志望入試
・算数1科目入試

入試が多様化することで、私立中受験のための勉強をしてきた子どもだけではなく、多様な経験を持つ子どもを迎え入れることができるといえます。つまり、得意な教科や強みを生かして、それに合った入試を実施している私立中に、挑戦することができるというわけです。

2018年の首都圏中学入試の動向

 (94606)

icosha / Shutterstock.com
2018年は入試スタイルがさらに多様化しましたが、それ以外にも注目すべき動向がありました。

有名大学付属校が人気を集めた

大学入試改革による不安から、大学付属校の人気が高まったといわれています。それだけでなく、大学の受験勉強に時間を取られることなく、アクティブラーニングや多様な体験学習などに時間をかけられるとして、大学付属校が人気を集めたという見方もあります。

「思考力・判断力・表現力」を問う問題が増加

2020年以降の大学入試で必要となる「思考力・判断力・表現力」を問う問題が増加しました。多くの私立中で、 国語などを中心に「考える力」「自分の言葉で表現する力」が問われることになりました。

「英語入試」の実施校が増加

2020年からの小学校における英語の教科化、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)が必要となる今後の大学入試の変化を見据え、「英語入試」を実施する学校が増加しました。

これは、幼いころから英語を学習する子どもが増えたことや、グローバルな社会で求められる英語力の必要性を保護者が意識していることが要因とも考えられます。

2019年を見据えた偏差値の高い中学校とは?

 (94607)

yoshi0511 / Shutterstock.com
中学受験塾の四谷大塚では、4月8日に実施された第1回合不合判定テストや、2018年入試結果を踏まえて、全国の中学校の偏差値を発表。男女別に難関校を抜粋してご紹介します。

男子の80偏差値(合格率が80%の子どもの偏差値)

(偏差値:試験日 学校名)

73:1/13 灘

72:2/3 筑波大附属駒場

71:2/1 開成

70:12/16 海陽
:1/22 渋谷教育学園幕張

69:12/16 海陽
:2/2 渋谷教育学園幕張
:2/2 聖光学院

68:1/15 東大寺学園
:2/3 早稲田
:2/4 聖光学院
:2/5 渋谷教育学園渋谷

67:1/8 西大和学園
:1/12 栄東
:2/1 麻布
:2/2 渋谷教育学園渋谷

66:1/7 聖光学院
:1/8 西大和学園
:1/8 西大和学園
:1/8 西大和学園
:2/3 筑波大附属

65:12/9 千葉県立千葉
:2/3 小石川中等教育学校

女子の80偏差値(合格率が80%の子どもの偏差値)

72:1/22 渋谷教育学園幕張

71:2/1 桜蔭
:2/2 渋谷教育学園幕張

70:1/12 栄東
:1/15 洛南高校附属
:2/2 渋谷教育学園渋谷
:2/2 豊島岡女子学園
:2/3 慶應中等部
:2/3 豊島岡女子学園
:2/4 豊島岡女子学園
:2/5 渋谷教育学園渋谷

69:2/1 女子学院
:2/1 早稲田実業

68:2/1 渋谷教育学園渋谷
  :2/3 筑波大附属

67:1/13 四天王寺
:1/14 西大和学園
:2/1 雙葉
:2/2 慶應湘南藤沢

66:12/9 千葉県立千葉
:1/20 市川
:1/20 久留米大附設
:1/27 渋谷教育学園渋谷
:2/1 フェリス女学院
:2/2 広尾学園
:2/3 お茶の水女子大附属

65:2/3 小石川中等教育学校

子どもの豊かな未来のために……

 (94608)

imtmphoto / Shutterstock.com
多様化する中学受験、今後も著しく変化する社会と教育現場。これらに対応できる能力を養うために、小さいうちから親が子どもの可能性をさらに引き出す必要があるのかもしれません。

これまで以上に社会や教育の変化にアンテナをはりめぐらせ、豊かな未来のために親子で共に歩んでいきたいですね。

【参考ホームページ】

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター