2021年04月12日 公開

探究学舎グローバルに直撃取材!『英語×探究』で本物の国際教育を

探究学舎がコロナ禍にスタートした英語版オンライン授業。その開発に秘められた想いとは。今回は、小1の息子が現在も受講中の筆者が、講師や開発スタッフの方々の生の声を聞いてきました!


子どもたちの興味や好奇心を引き出す授業が受けられると話題の探究学舎。探究学舎では、2020年7月に誕生したオールイングリッシュの『探究学舎グローバル』があります。国内外から生徒を受け入れ、ハイレベルな授業を展開しています。今回は、探究学舎グローバル開講当初から開発と授業を担当するライアン先生に、直撃インタビューをしてきました!

『探究学舎グローバル』とは?開発スタッフが伝えたい想い

『探究学舎グローバル』とは?

探究学舎グローバル(TANQ GLOBAL)とは、探究学舎の英語版。そもそも探究学舎とはどんな教室なのでしょうか?探究学舎のホームページには、教室の特徴として次のような記述があります。

子どもたちが「好きなこと」「やりたいこと」を見つけることができるように、「もっと知りたい!」「やってみたい!」という興味の種をまき、ひとりひとりの探究心に火をつける、そんな興味開発型の学び舎です。

(引用:探究学舎 https://tanqgakusha.jp/ )

テストの点数や受験の合格を目的とすることなく、子どもの純粋な「知りたい!」「すごい!」というワクワク感を大切にしている授業を展開しています。勉強のやり方や問題の解き方を教えることはありません。コロナ禍による一斉休校の際、オンライン授業の無料化に一早く取り組んだ企業としても多数のメディアに取り上げられました。

この方にお話を聞きました

ライアン ・ブタック(Ryan Butac)先生1984年12月26日 ハワイ州オアフ島生まれ
オレゴン大学 経営学部・日本語学部卒業(※二重専攻)2020年より探究学舎グローバルの開発・講師を担当する。熱のこもったトークと笑いのたえない授業で、子どもたちの知的好奇心を引き出す。「“学ぶ”ではなく“遊ぶ”」がモットーで、毎回楽しい授業が評判。

ひょんなことから探究学舎へジョイン〜学ぶ楽しさを大切に

アメリカ出身のライアン先生。大学までアメリカで過ごし、大学時代の日本留学をきっかけに来日します。学生時代は、やんちゃで先生に怒られることが多かったとか。

来日後、ゴルフ関連のお仕事をされていたライアン先生。探究学舎代表の宝槻氏からある日突然「探究学舎に来ませんか?」とスカウトの電話。宝槻氏とは数回ゴルフを一緒にしただけの仲だったために、最初はかなり驚かれたそうです。しかも、子どもへの教育は全く初めての分野。しかし、探究学舎の授業を目の当たりにすることで、心を大きく動かされます。

『知的好奇心こそが学習意欲を伸ばす』をモットーに掲げる探究学舎に、詰め込み型の授業は一切ありません。たとえば、学者が定理を発見する過程を子ども達と一緒に追体験する。動画や写真など、様々なコンテンツを利用して視覚的に印象に残る授業です。子どもの「もっと知りたい」という気持ちを大切に、興味の種まきに力を入れています。」

探究学舎の教育に感銘を受けたライアン先生はその後、すぐに探究グローバルの開発に携わることとなります。スカウトの電話から探究学舎グローバルの立ち上げまで、なんと約1か月。今日まで探究学舎と共に怒涛の日々を送ってこられました。

「自分も子どもの頃に探究学舎のような学び場と出会っていれば、勉強がもっと楽しかったのではないか。」

ご自身の過去と目の前の子どもたちを重ね合わせ、探究グローバルの授業に本気で取り組む日々です。

参考URL:TANQグローバルチーム

低年齢の子どもにこそ「学ぶ楽しさ」を伝えたい

元々、日本語授業のみを提供してきた探究学舎。2020年夏から新たに、英語版の探究学舎グローバルを開始しました。探究学舎にとっては、全く新しい試みでした。

アメリカでも日本でも、詰め込み学習で知識を増やすだけの従来の勉強方法や学歴重視の社会に疑問を持つライアン先生。
「受け身ではなく、自分から探究心を持ってほしい。低年齢の子ども達にこそ『学ぶことの楽しさ、面白さ』を体感させてあげたい」
と強調されます。

『英語で』学ぶことの意味

オンライン授業
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探究学舎グローバルでは、全ての授業が英語で行われ、日本語によるサポートは一切ないのが大きな特徴。「英語を学ぶ」というより、「英語で学ぶ」授業のスタイルに定評があります。そこでライアン先生に、あえて「“英語で”学ぶ」ことにこだわる理由を聞いてみました。

自分の意見を率直に伝える力を育てたい

オンライン授業
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「英語圏は、『I think~』『I believe~』など、自分の意見を率直に相手に伝える場面が多い社会。学校教育においても、日本の教育現場と比べると格段に自分の意見を求められる機会が多くあります。探究学舎グローバルでは、自分の率直な意見を相手とぶつけ合う欧米文化を体感することができます。これは子どもたちの将来にとって非常に有意義な経験になるはず。」

相手を尊重しつつも、自分の意見をしっかりと相手に伝える。これからのグローバル社会では必須のスキルですね。日本とは異なる英語圏の文化も理解できる「英語で」学ぶ授業で、グローバル基準の発信力を育むことができそうです。

「『I think~』『I believe~』と自分自身の言葉で発言するからこそ、「自分の意見」を再確認できるという良さもあります。そこから、子ども達の更なる探究心に火をつけることが狙いです。」

ライアン先生の言葉には、熱い想いがこもっていました。さらに筆者が受講する中で印象的なのは、英語圏の教育ならではの「褒める文化」です。自分の意見を言うだけではなく、相手を尊重し、相手の意見を真摯に受け止め、生徒をしっかりと褒める。先生方が心から感心し、褒めるスタイルは子どもたちの積極性を後押ししていると感じます。

探究的な学びの中で、英語力も一緒に向上させたい

「英語をコミュニケーションの手段として使う場面を当たり前に感じてほしい。授業での学びの中で、英語力も一緒に向上してほしい。」

グローバル社会の中で、今後ますます求められる英語力。「英語で」学ぶことにより、長期的に見て子どもの英語力の向上やグローバル感覚の醸成が期待されます。

写真は、探究学舎グローバルで出た宿題です。授業で学んだ生物について、身の回りのもので大きさ比べをしてみよう、という内容。固定概念ではなく、子どもの自由な発想でチャレンジするきっかけ作りになっています。

生徒は世界中から集まる子ども達

現在、探究学舎グローバルには、どのような子ども達が参加しているのでしょうか?

「北米、ヨーロッパ、アジアなど、世界中の様々な国や地域から子ども達が参加してくれています。海外在住経験のある帰国子女や、日本で英語教育に熱心なご家庭の子どもなど、子ども達のバックグラウンドは様々です。全体的には、日本在住の子どもの方が多いですね。」

オンラインの特性を生かして、探究学舎グローバルには世界中から生徒が集まっているそう。参加する子ども達の英語レベルはほとんどネイティブレベル。オンラインではありながら、子ども達は流暢な英語を使いこなし、授業に参加しています。まるで、海外の小学校にいるような感覚を味わえます。

今回取材して初めて分かったことは、実は探究学舎グローバルにはアラビア語版もあるとのこと。エジプト出身の先生が、毎週アラビア語の授業を発信されています。毎回、世界中から何百人もの子供たちが参加しているのだとか。

より良い授業を目指して試行錯誤

探究学舎グローバルは、2020年夏の開講から半年の節目を迎えたばかり。開講当初から、オンライン授業でも対面授業と同じ熱量を伝えるにはどうすればよいか。研究を重ねつつ、授業の内容にも工夫を凝らしているそうです。海外・日本を問わず、保護者からの意見にも耳を傾け続けています。

英語学習者向けのホームルームを新設

「受講するそれぞれの子どものニーズに合ったサポート体制を築きたい。英語で驚きや感動を共有する体験を届けたい」

ニーズに沿ったサポートのひとつとして、英語力の低い受講者向けのホームルームを新設されたとのこと。レッスン後授業のバックアップや宿題について説明するホームルームがあるのですが、そのクラスを細かく分け、英語学習中の子どもたちの理解をサポートしています。

ホームルーム中は、多少日本語が混ざっても大丈夫。経験豊富なバイリンガルスタッフがサポートします。「探究」をしっかりと深められるように、コミュニケーション力向上を目的としています。

保護者との交流の場を増やす試み

探究グローバルでは、子ども達だけではなく、保護者とスタッフとの交流の機会を設けています。

「全6回の授業の間で1回から2回へと保護者会の回数を増やしました。また、希望者には個人面談の場も設けています。海外在住の保護者から海外の教育事情を教えてもらうことも多く、僕の方が参考にさせて頂くことも多いんです。探究学舎グローバルを支えて下さっている保護者の方々に感謝の日々ですね。」

ヨーロッパやアジア圏の教育事情や、子ども達をいつも見守る保護者からの生の声から新しいアイディアが生まれることも多いそうです。積極的に情報収集される姿勢が素敵ですね!
オンライン授業
photo by author

実際に保護者会では、他の保護者の方々の日々の取り組みや、家庭でのサポート、おすすめの教材などの情報共有ができます。ある日の保護者会では、英語での臓器名を定着させる方法に悩む声が多く上がりました。そうした意見を反映し、臓器の名称を覚えるためのオリジナル教材が提供されることに。意見がすぐに反映されるスピード感に驚いたできごとでした。

子ども達への熱いメッセージ

最後にライアン先生に、受講をしてみたいけれど、迷っている家族や子ども達に向けたメッセージを頂きました。

「探究学舎は、日本の教育業界で先頭に立っている会社だと思っているからこそ、この新しいチャレンジをもっと多くの人に知ってもらいたいです。Facebookで配信している無料体験の動画をぜひご覧になってください!きっかけは『楽しそう』だけでもいい。僕たちは、『勉強としての学び』ではなく、『楽しい学び』の時間を提供しています。迷っているならぜひ挑戦してほしい。絶対に時間を無駄に過ごさせない自信があります!僕たちと一緒に探究学習を楽しみましょう!」

探究学舎グローバルでは、Facebookページで授業動画を無料配信中。ライアン先生をはじめとする数々の先生方が繰り広げる楽しい授業を体験できます。これまでに開講した海洋生物編、元素編、宇宙編、人体医療編など豊富なラインナップが楽しめますよ。

これからのグローバル社会を生きる子どもたちのためのまったく新しいサービス、それが探究学舎グローバル。「英語を」学ぶのではなく、「英語で」学ぶ。子どもたちの探究心を育みつつ、グローバル感覚を醸成する内容に今後も注目です!

講座の内容は取材当時のものです。最新の内容は探究学舎グローバルHPなどをご確認いただくか、直接探究学舎グローバルまでお問い合わせ下さい。
探究学舎グローバル公式HP:https://www.tanqglobal.jp/

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WRITER

みかん みかん 2人兄妹の母。防衛大学校卒業後、幹部自衛官として全国各地で勤務。出産、育休後フルタイムワーママを経て退職。バイリンガル教育に関心が高く、我が子にもコスパの高いバイリンガル育児を実践中。インスタグラムではおうち英語のお役立ち情報を絶賛発信中。@mikan.edu.lab 趣味は器械体操。好きな場所は瀬戸内海。好きな言葉:Planned Happenstance。