2017年6月11日 公開

リラックス上手!なオージー子育て家族の休日の過ごし方とは?

お盆休みや年末年始などのまとまった休日。日本では、行楽地や大型施設に出かける子育て家族が多いでしょう。しかし、オーストラリアにはレジャー施設など、遊ぶ場所が多くありません。では、オージー子育て家族は休日をどんな風に過ごすのか?BBQやビーチにキャンプなど、美しい自然の中で開放感に浸り、リラックスする休日の様子をお伝えします。

オーストラリアの子育て家族は休日をどう過ごす?

White Steel Ferris Wheel · Free Stock Photo (52608)

お盆休みや年末年始、GWや秋の連休などのまとまった休日。子育て中の家庭にとっては、わが子と特別な体験を楽しむ絶好のチャンスです。

一方、行楽地やレジャー施設に張り切って出かけてみたものの、混雑していたり、スケジュールがびっしりだったり……。お金をかけて行ったのに、子どもは疲れてぐずり、パパママも疲労困憊、というパターンも珍しくないのでは?

筆者の住むオーストラリア・パースでは、日本のような有料の豪華な娯楽施設が少ないです。連休は「ロング・ウィークエンド」と呼ばれ、子育て家族にとってはやはり貴重な休日ですが……。

では、オーストラリアの家庭は、どんな風に「わが子との休日」を過ごすのでしょうか?ポピュラーな3つの方法を紹介したいと思います。

家族が集まれば、最も手軽な楽しみはBBQ

BBQの設備

BBQの設備

遊具で子どもを遊ばせながら、自由にBBQを楽しめます。
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オーストラリアの食べ物といえば、BBQを思い浮かべる人も多いでしょう。

こちらに住んでみて思うのは、BBQとは単なる「食事」ではなく、身近な人たちとともに過ごすための、最も手軽なアクティビティだということです。

パースでは、観光地として有名なキングス・パークから、国立公園、住宅地の公園に至るまで、あらゆるところにBBQの調理台があります。驚きなのは、誰でもいつでも、予約なしに無料で使用できること!遊具やベンチと同じような感覚です。スイッチ1つで点火でき、使い方も簡単。公共の設備として、清掃や燃料の補充などの維持管理が行なわれています。

休日には、食材を持った子ども連れがどこからともなくやってきて、BBQをはじめます。

子どもたちを遊具で遊ばせながら、大人たちはのんびりと屋外で食事を楽しむのが、オージー流。食べ物があれば、ほかには何もいりません。

散歩に出かけるように、ビーチへ

パースのビーチ

パースのビーチ

子ども連れの家族がのんびりと訪れます。
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特に暖かい季節なら、オーストラリアの家族連れが決まって行くところが、ビーチです。

インド洋に面した都市パース。公共交通機関で行けるビーチもありますし、自家用車でのアクセスも便利。海岸に近い無料駐車場も豊富に用意されています。

驚くことに、ほとんどのビーチには、無料のシャワー(水)・更衣室・トイレが設置されており、誰でも気軽に安心して使用できます。休日にビーチを訪れると、小さい子どもを砂浜で遊ばせる家族連れをたくさん見かけます。

ビーチに飽きたら、近くの公園の芝生の上で一休み。お腹が空いたら持参した食べ物やカフェのテイクアウトをパクリ。

子どもたちは好きなだけ遊び、大人は時間を忘れてのんびりと過ごす……。これがオージー家族の休日のスタイルです。

キャンプで大自然を満喫する

キャンプ場

キャンプ場

設備が整っており、家族連れも利用しやすいキャラバン・パーク。
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オーストラリアの人々にとって、キャンプはとても身近なレジャーの1つ。

【キャラバン・パーク】と呼ばれるキャンプ施設は、郊外の至るところにあり、トイレや温水シャワー、調理設備も整っているところが多いです。連休には、家族連れのキャンピングカーやテントでにぎわいます。

豊かな大自然の中では、ただのお茶も、焼いただけのソーセージも、なぜかいつもより美味しい!子どもが食べ物をこぼしても、イライラすることもありません。テントを立てたり荷物を運んだりするのはちょっと手間ですが、家族で協力するのもよい経験です。

「食べて寝る」という当たり前のことが、特別な体験になってしまうのがキャンプの魅力。オーストラリアの家族にとっては、自然の中でゆったりと過ごすことこそ、贅沢な「休日の過ごし方」です。

おわりに

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パースは日本と比べると、レジャー施設は多くありません。筆者は最初、「休日に子どもを連れて行く場所が少なくてつまらない」と思いました。

ですが次第に、こちらの人々は、休日に「何もせず、ただリラックスして過ごす」ことを大切にしているのだ、と理解しました。特に、美しい自然の中で開放感に浸ること。そのための設備が誰でも手軽に利用できるようになっていますし、自然を守ることについて人々の意識が高いと感じます。その点、オーストラリアの社会は素晴らしいな、と思います。

日本で日々忙しく過ごすパパママたちも、時にはオージー流の休日を味わってみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Chieko Chieko  高校生の女の子、小学生の男の子を持つ、二児のママ。2013年より西オーストラリア・パースに家族移住しました。オーストラリアの食・子育て・英語などをテーマに書いているブロガー・フリーライターです。