2021年04月09日 公開

なぜ民間学童が人気なの?公立学童との違いと選ぶポイントを解説

なぜ、民間学童が人気なのでしょうか?人気のひとつは、放課後の時間を習い事の時間にできるから!この記事ではそのほかにも民間学童が人気のポイントや公立学童との違いをご紹介します。

小学生女の子

就業などの理由から放課後の保育を必要とする小学生を、預かってくれる学童保育。公立と民間で運営形態が異なります。どちらに預けるのがいいのか迷う方もいるのではないでしょうか?近年は習い事が充実している民間の学童保育の人気が高まっています。

人気の理由のひとつは学童にいながら習い事ができること。他にはどんな特徴があるのでしょうか。この記事では民間学童が注目を集めるポイントや公立学童との違いをご紹介します。

民間学童って?

公立学童は自治体など行政の管理下で運営を行っていますが、民間学童は企業やNPO法人が運営しています。民間学童は行政から基準を定められていないため、施設ごとに定員や開設時間、料金など設定は異なります。

公立学童では「安全で安心な生活を保障すること」を目的としているのに対し、民間学童の多くは放課後の時間が有意義になるようなカリキュラムの設定が特徴です。

+αの活動ができるため民間学童の利用料金は公立に比べて高額です。学童に何を求めるかが、公立・民間どちらを選択するかに繋がりますね。

保護者が考える安心できる子どもの居場所とは

小学校に入学すると3時頃には下校します。ママパパが仕事で家にいない場合、一人での留守番は不安に感じる方が多いのではないでしょうか。公立学童の多くは下校時刻から6時〜7時まで子どもを預かってくれます。

公立学童は「遊びと生活の場」なので勉強に力を入れていないのが現状。宿題をする時間が設けられていても強制ではないので、帰宅後に宿題をすることになり兼ねません。それに対し、民間学童では宿題はもちろん勉強の指導までしてくれところもあります。公立学童より割高でも、「安全な場所が得られて勉強もみてもらえる」と人気が高くなっているようです。

「小1の壁」の次には「小4の壁」が待ち受けている

公立学童は低学年優先のため4年生からは入所しにくくなります。しかしほとんどの民間学童では、一度入所すれば6年生まで安心して通えます。4年生で公立学童を出されて民間学童に入りなおす子や、途中で変わるのを避けるために1年生からやむを得ず高額の民間学童に通う子もいます。

さらに4年生頃になると「ギャングエイジ」と呼ばれる時期に入ります。自身を客観的に見るようになり、友達関係など集団に対する意識が変わってくるのです。「友達がいないから学童に行きたくない」「友達が通う習い事を始めたい」など学童に行きたがらなくなることも。いわゆる「小4の壁」です。

公立学童はほぼ毎日通うことが条件とされていて、一度習い事のために外出する「中抜け」ができない、など融通が利かない面もあります。対して民間学童であれば利用者の希望に合った利用ができるのです。

公立学童と民間学童の違い

宿題をする子ども
運営形態によって大きく違うポイントをまとめてみました。

公立学童と民間学童の料金の違い

一番大きな違いは料金です。公立学童は月に10,000円前後なのに対し、民間学童に週5日預けると、月60,000円ほどかかります。さらに入会金やおやつ代、習い事などのオプション利用で別途費用が必要になる場合もあります。

学習指導がある

民間学童の多くは運動の時間や勉強の時間など独自の教育プログラムを行っています。公立学童では自由に過ごせるのでタイムスケジュールは決まっていません。民間学童のように、カリキュラムが決まっていると学習習慣が身に付きやすいです。

仕事で忙しいママパパにとって、学習指導を学童に任せられるのは重要なポイントのひとつでしょう。学校の宿題も手厚くフォローしてもらえるので、安心です。

送迎があるかどうか

公立学童には送迎はありません。しかし、民間学童の多くは送迎がついています。学校から学童だけでなく、帰宅時間に合わせて自宅までの送迎や、習い事先までの送迎をしてもらえるところもあります。

民間学童には手厚いオプション

民間学童は、公立学童にはない便利なサービスを取り入れて差別化を図ろうとしています。

・習い事のオプション
・学童到着時の通知
・延長利用
・施設外活動
・食事提供
・優先入所予約サービス

夜20時や21時ごろまでの延長利用や、夕食提供など働くママパパには大変うれしいサービスも。長期休暇中は昼食提供はもちろん、遠足や社会科見学など施設外活動に連れて行ってくれる学童もあります。カリキュラムが豊富だと、子どもも楽しく通ってくれそうですね。そのほかさまざまなサービスを取り入れている民間学童もあります。

働き方やライフスタイルに合わせられる

公立学童では保護者の就業条件があり、働く日数や就業時間が少ないと落選することも。しかし、民間学童は入会に特別な条件がないところが多いです。

また、自宅近隣に祖父母がいる場合など平日の預け先は確保できていても、長期休暇だけ預けたいママパパもいるでしょう。民間学童ではスポット利用や長期休暇のみ利用できる施設もあります。

公立の学童と併用できる?

民間学童に通っている家庭でも、公立学童と併用して利用する家庭も増えています。普段は公立学童に通い、保護者の都合や習い事目的で特定の曜日だけ民間学童を利用する例も。しかし、自治体によっては公立学童側が併用を禁止している場合があるので確認が必要です。

民間学童を選ぶポイント

いまや数多くの民間学童がありますが、何を基準に選ぶと良いのでしょうか?

学習や習い事の内容で選ぶ

民間学童では、ハイレベルな学習や体験など公立学童にはないプログラムを用意しているところがほとんどなので、飽きずに通えます。施設によって異なりますが、日替わりで英語、プログラミング、工作、音楽、スポーツなど充実のラインナップです。放課後の時間を有意義な学びの時間に変えられます

職員の数や有資格かどうか

毎日のように子どもがお世話になる学童保育に、どんな先生がいるのかは気になるポイントではないでしょうか。公立学童では、放課後児童支援の資格を持った職員を1人以上配置するように義務付けられています。しかし、民間学童では職員の数や有資格者の規定はありません。

ほとんどの施設では安心して預けられるようにと保育士・幼稚園教諭・看護師等の資格保持者を職員としているようですが、事前に確認しておくとよいでしょう。習い事を併設している民間学童では専門の講師も在籍しています。

施設の場所、広さなどハード面は?

民間学童には送迎があるところが多いですが、送迎サービスを利用しない場合は立地が重要です。子ども自身で学校から学童まで移動する、中抜けして習い事に行く際は交通安全面も気になります。保護者が帰宅途中にお迎えに行きたい場合にも立ち寄りやすい場所だと便利です。小学校から遠い学童では同じ学校の友達がいない場合もあります。

また、施設の広さにも注目しましょう。狭い部屋に多くの児童では保育の目が行き届かないこともあります。公立学童では子どもの定員と施設の広さには基準がありますが、民間学童には規定がありません。良い環境にするために定員と施設の広さを重視している民間学童もあるのでチェックしてみてくださいね。

子どもが楽しめる学童を

子どもを放課後安心できる場所に預けたい、でも遊びばかりではなく時間を有効に使って学んでほしいというママパパの思いがあります。それに応えたのが、「ニーズに合わせた預かりと習い事プログラム」を提供する民間学童です。ちょっと割高だとしてもその価値がある!と人気が高まっています。
学童保育は友達と楽しく過ごす大切な居場所でもあります。子ども自身の希望に合った内容とそれぞれの家庭のスタイルに合う学童保育が見つかると良いですね。

<参考サイト>
「放課後児童健全育成事業について」厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000027098.html

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WRITER

KAORI.Y KAORI.Y 関東在住。男子2人(10歳、5歳)のアラフォーママ。元旅行会社勤務。お得な旅行プランを探すのが得意。ビーチリゾートと世界遺産が好き。