2016年09月23日 公開

モンテッソーリのお仕事「箸を使う」をトングで取り入れてみよう

モンテッソーリ教育の一つである「日常生活の練習」の中には、「箸を使う」練習が取り入れられています。日本食を食べるうえで箸はぜひ正しく使ってほしいものですよね。今回は箸を使う前でも気軽に取り入れることができる「つまむ動作」をご紹介します。

モンテッソーリ教育の一つである「日常生活の練習」の中には、「箸を使う」練習が取り入れられています。日本食を食べるうえで箸はぜひ正しく使ってほしいものですよね。今回は箸を使う前でも気軽に取り入れることができる「つまむ動作」をご紹介します。

モンテッソーリの中での指先を使う重要性

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zlikovec / shutterstock.com
モンテッソーリ教育の中では「手は外に現れた脳」といわれ、手を使った活動はとても重要視されています。
モンテッソーリ教育を取り入れている教育機関では「日常生活の練習」の中に「箸を使う練習」や「折る練習」、「縫う練習」などが組み込まれています。
自分のことは自分でできるようになることを目標として、お子さまたちは日々手や指先をたくさん使って日常生活に欠かせないことを楽しく練習しているそうです。

また、モンテッソーリ教育で最も重要視されている「感覚教育」でも「円柱さし」や「ピンクタワー」、「触覚板」など手や指先を使う練習がたくさん用意されています。
このように小さい頃から手や指先を使うことはとても大切なことなのです。

いつ頃からできるの?「つまむ」こと

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指先を使うことはとても脳にいいことだからうちの子にもやらせたい!と考えているパパママもいらっしゃるのではないでしょうか。
では、いつごろから「つまむ」という動作ができるようになるのでしょう。

おおよそ10カ月くらいから親指と人差し指でつまむことができるとされており、1歳頃にはだいぶ上手になるといわれています。
2歳前後になるとスプーンやフォークをだいぶ上手に使えることができるようになり、積み木も6個ほど積み上げることができるくらい指先が発達してきます。
しかし、これはあくまでも目安なのでお子さまの成長に合わせてあげるのが大切です。

スプーンやフォークが上手に使えるようになると、パパママが使っている箸に興味津々なお子さまも出てくるのではないでしょうか。
お子さまは「やりたい!」と思ったときがチャンスです。手にきちんと合った箸を用意してあげましょう。
最初のうちはきちんと持つこともままならないかもしれませんが、長い目で優しく見守り根気よく箸の正しい使い方を教えてあげてくださいね。

また、「何かをつまんでみたい!」というお子さまにはトングもオススメです。
トングは箸ほど持つのが難しくないため、小さいお子さまや箸をまだ上手に使えないお子さまでも扱いやすく指先を使う練習にも適しています。

箸やトングを使う前に!育ててあげたい指先の感覚

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箸やトングでつまむためには、指先の細かな感覚が必要になります。
現在では、さまざまな指先を使うおもちゃも発売されており手軽に指先の感覚を育むことができます。

指先の使うおもちゃの代表としては、積み木やパズル、ブロックなどがあげられます。
これらのおもちゃは、種類も豊富で形や大きさ、数なども年齢に応じて選んであげられるのが魅力です。
また、指先を使うだけでなく根気よく考える力や最後までやり通す力も育むこともできます。

アンパンマンと一緒に楽しくトングを使おう!

Amazon | アンパンマン いらっしゃいませ! ジャムおじさんのやきたてパン工場 | セット | おもちゃ (119033)

商品名:アンパンマン いらっしゃいませ!ジャムおじさんのやきたてパン工場
メーカー:セガトイズ

お子さまが大好きなキャラクターであるアンパンマンとジャムおじさんのパン工場のおもちゃです。アンパンマンに出てくるキャラクターたちのパンがとてもかわいいです!
トングを使ってパンを選んで買うことができます。お子さまに合わせた小さいトングなのでお子さまでも使いやすく、楽しみながら「つまむ」練習もできるおもちゃになっています。

お子さまの自立を手助けしてあげよう

指先はものをつまんだり、箸を使ったり、紐を結んだりと日常生活の中で重要な役割を果たしています。
トングでつまむおしごとの例として玩具を紹介しましたが、100均等で売っているミニトングでも十分楽しめます。
モンテッソーリ教育にもあるようにお子さまが自分で自分のことをきちんとできるように小さい頃から適切なサポートをしてあげたいものですね。

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この記事のライター