2018年10月22日 公開

「ばっかり食べ」になってない?知っておきたい上手な食べ方!

スプーンやフォーク、箸を使って上手に食事ができるようになってきたら、少しずつ教えたいのが食べ方。好きなものばかり先に食べて、苦手なものは残してしまう「ばっかり食べ」になっていませんか。日本食の基本的な食事マナーや上手に食事ができる方法を3ステップで紹介します。

子どもの食べ方、意識してますか?

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Benoist / Shutterstock.com
筆者の子どもたちの食事風景を見ていると、好きなおかずを先にすべて食べてしまい、苦手な野菜が入ったおかずは残してしまう「ばっかり食べ」がしばしばみられます。最終的にすべて食べ切ることができるのなら、どんな食べ方でも問題ないかもしれませんが……。

「ばっかり食べ」は、自分が食べたいもの、好きなものばかりを食べてしまうと、結果としてバランスよく食べられなくなってしまうことと、マナーの問題があります。

また、ただ満腹になればよいのではなく、みんなで気持ちよく食事をすることの喜びも知ってほしいですよね。ごはんを中心にしておかずを順序良く食べる方法なら、それぞれを均等に食べられるだけでなく、美しく気持ちよく食事することができるのではないでしょうか。

正しい配膳方法

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まずは、正しい配膳位置を確認しておきましょう。ごはんとお味噌汁の正しい配膳位置をご存じないママやパパも少なくないかもしれませんね。

日本の伝統的な食事様式である、一汁三菜を基本とした配膳位置は次の通りです。自分を正面にして考えてくださいね。


・ごはん:左
・汁物:右
・香の物:真ん中
・主菜:右奥
・副菜:左奥
・副々菜:中奥

さっそく、上手に食事ができる方法を3ステップでご紹介しましょう。

STEP 1:左にあるものは左手で、右にあるものは右手で

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左にあるものは左手で、右にあるものは右手で扱いましょう。たとえば、左にあるごはんを右手でとろうとしてしまうと、服の袖を汚したり、手が触れてこぼしたりしてしまいかねません。

わざわざ細かく配膳位置が決められているのには、食事がしやすく、美しく食べられるという合理的な理由があったんですね。

STEP 2:箸をとり、ごはん→汁物→ごはんの順序で

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箸をとったら、ごはんと汁物を順序よく食べましょう。ひとつのおかずや、ごはんだけを先に食べてしまうことのないようにします。これは和食の特徴的なマナーでもあります。

ご飯と汁物とおかずを順番に食べる方法として「三角食べ」を学校給食で指導していた時期もあったようです。ご飯と牛乳の場合は食べ合わせが悪いので、今は必ずしも義務ではないようですが。

STEP 3:おかずも、ごはん→おかず→ごはんの順序で

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おかずを食べる場合も同じです。ごはんを中心にして、おかずや汁物を順序よく食べるようにしましょう。

順序よく食べるメリットは?

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ごはんを中心として順序よく食べるメリットは、見た目が美しく、食べやすい点だけではありません。

ごはんとおかず類が口の中で混ざる「口中調味」の面も挙げられます。味の広がりや幅を楽しめるだけでなく、味わって食べることで噛む回数も増えます。

また、ひとつのおかずだけで満腹になるのを防ぐので、栄養バランスよく食べることにもつながりますね。

根気強い声がけと親の姿勢が大事

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しかし子どもたちには、ママやパパの気持ちがなかなか伝わらないことも多いでしょう。「こうして食べるとおいしいんだよ」や「きれいに食べられるんだよ」と、まずは親がしてみせる姿勢が大事です。

すぐにできるようにはならないかもしれませんが、根気強く声をかけることで、少しずつ子どもにも伝わっていきますよ。

まずは食事を楽しむことから

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ガミガミと強く言ってしまうと、せっかくの食事の時間もつまらないものになってしまいます。上手な食べ方も大切ですが、何よりも楽しく家族で食べることの方が重要です。

また、実は必ずこのように食べなければならない、というわけではありません。コース料理や一品料理、レストランなどの外食ではできませんし、食事のスタイルは時代や家庭によっても変化します。近年は、「食べる順番ダイエット」も注目されています。

あくまで栄養バランスや食べすぎ、食事のマナーに気をつける点が重要です。

楽しく食事の時間を過ごすことを意識しながら、食べ方についても少しずつ伝えていきたいですね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

みすみぞのいずみ みすみぞのいずみ  九州在住、フリーランスのライター。 2012年と2014年生まれの2男児の母です。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づきました。少ないモノで暮らしたい私と、たくさんおもちゃが欲しい子どもたちとのせめぎ合いの日々です。