2018年04月08日 公開

おむつかぶれの対処法は?赤ちゃんのおしりを守ろう

赤ちゃんのおしりはとってもデリケート。すぐにおむつかぶれを起こしてしまいます。でもちょっとの工夫で予防をすることも可能。ここでは、おむつかぶれの原因と予防や対処法についてご紹介します。ライフスタイルに合わせて対処法を取り入れてみてください。

赤ちゃんのおしりはとってもデリケート。すぐにおむつかぶれを起こしてしまいます。でもちょっとの工夫で予防をすることも可能。ここでは、おむつかぶれの原因と予防や対処法についてご紹介します。ライフスタイルに合わせて対処法を取り入れてみてください。

おむつかぶれの原因

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おむつの当たっている部分が真っ赤になりブツブツができた状態を、「おむつかぶれ」と言います。筆者の子どもたちが小さいときにも、おむつかぶれで悩まされていました。

赤ちゃんのおむつの中は、汗や排泄物から出る湿気で常にむれやすい状態になっています。おむつの中がむれると、おしりの皮膚がふやけてキズが付きやすい状態に。そこに排泄物などが付くと刺激になり、炎症を起こしてしまうのです。

予防法1.むれないように注意する

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おむつかぶれは、おむつの中がむれることによって起こりやすくなります。そのため最も重要なのが、「おむつの中をむれないように保つ」ということです。具体的な対策は以下のとおり。

こまめにおむつを替える

こまめにおむつを替えることで、おむつの中に湿気がこもりにくくなります。また、排泄物の刺激からも皮膚を守ることができます。

通気性がよく、赤ちゃんの肌に合うおむつを選ぶ

赤ちゃんの肌はデリケート。肌に直接触れるおむつ選びは、とっても大切です。筆者の子どもは、紙おむつの銘柄を替えておむつかぶれになってしまったことがあります。それくらい、おむつは赤ちゃんの肌に大きな影響を与えるのです。

通気性がいいことはもちろん、赤ちゃんの肌に合うものを見極めて使用するようにしましょう。

おしりを乾かしてからおむつをはかせる

おしりをふいたり洗ったりした後におしりが湿ったままおむつをはかせてしまうと、むれの原因に。おしりがしっかり乾いた状態でおむつをはかせるようにしましょう。

予防法2.刺激を防ぐ

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赤ちゃんのおむつかぶれは排泄物などが刺激となっているケースが多いです。かぶれを防ぐにはおしりを清潔に保つことが必要ですが、だからといっておしりふきなどでゴシゴシこするのはNG。余計な刺激を与えることで、かえってかぶれやすくなることもあります。

特に、パパがおむつを替えるときは要注意。力加減がわからず、ついこすりすぎてしまうことが多いようです。おしりをふくときは、そっと優しくふくように気をつけてください。

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便がこびりついて取れないときや下痢をしてしまったときは、シャワーなどで洗い流しましょう。筆者は、霧吹きなどを使っておしりにお湯を吹きかけて洗い流すようにしていました。これなら手軽に優しくおしりをきれいにすることができます。この方法は、外出先でも重宝します。

また外出先では、オリーブオイルを脱脂綿にひたしてふきとるのもおすすめ。密閉できる小さな容器にオリーブオイルを入れ、そこに脱脂綿を重ねて入れておくと、持ち歩きに便利です。

予防法3.保湿をする

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赤ちゃんのお肌は敏感でバリア機能が弱いので、すぐに乾燥してしまいます。おしりをきれいにすることばかりに気を取られ保湿を怠ると、乾燥によりおむつかぶれを起こしてしまうことも。

赤ちゃんのおしりを洗い流すときは、ぬるま湯を使うようにしましょう。熱いお湯は、お肌の油分を奪ってしまい、乾燥の原因になることがあります。

お肌の乾燥が気になるときには、赤ちゃんのお肌に合う保湿剤を使うとよいでしょう。

おむつかぶれを起こしてしまったら

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気を付けていても、おむつかぶれが起きてしまうことはあります。いざというときのために対処法もチェックしておきましょう。

おしりふきを使わない

おむつかぶれがあるときには、悪化しないよういつも以上に刺激を与えないよう注意が必要です。おしりふきは使わずに、おしりは常にシャワーなどで流すようにしましょう。

ワセリンなどでお肌を保護

ワセリンや馬油を塗ることで、皮膚の表面を刺激から守ってくれます。特にワセリンは、皮膚を害する危険性のあるものが入っていないと言われています。赤ちゃんにも安心して使うことができそうです。

ひどいときには病院へ

ブツブツができて赤くなっているだけでなく、皮膚がじゅくじゅくしているなど、ひどい症状のときには病院に行きましょう。おむつかぶれ以外の病気も考えられます。

優しいお手入れでおむつかぶれを予防

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赤ちゃんのおむつかぶれの対処法は、優しく丁寧に赤ちゃんのおしりをケアすることです。こまめにおむつの状態をチェックし、常に清潔に保ってあげるようにしましょう。また、霧吹きを使うなどちょっとした工夫で、ケアがラクに。

赤ちゃんのお世話は、やることがたくさんあって大変です。少しでも負担なく手軽にできるよう、工夫をしてみてください。

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この記事のライター