2018年6月21日 公開

小中高生の海外留学の相談件数が増加!就活にもメリットが!?

2017年、小中高生の留学相談件数が7年連続で増加したことが「留学白書2018」で明らかになりました。また文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の調べで、留学経験が就活に良い影響を与えることも判明。人気の国なども併せてご紹介します!

「留学白書 2018」とは?

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Seasontime / Shutterstock.com
「留学白書2018」とは、日本最大級の留学エージェントである「留学ジャーナル」が、日本人留学生および留学希望者の動向を調査し分析し、取りまとめたものです。

【調査対象】
留学ジャーナルカウンセリングセンターへの個別留学相談者、留学ジャーナルを利用した渡航経験者
【対象期間】
2017年1月1日~12月31日

留学ジャーナルカウンセリングセンターは、全国5カ所(東京・大阪・名古屋・広島・福岡)にあります。

「カナダ」が3年連続トップの留学先!

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VH-studio / Shutterstock.com
留学ジャーナルによると、2017年の留学先ランキングでは、3年連続でカナダが1位となり、人気の留学先として定着していることが分かりました。前年2位だったアメリカは3位となり、治安の良さ、時差の少なさや距離の近さなどからオーストラリアが2位にランクアップしました。

カナダ人気の理由は、国としての教育水準が高さ、トロント・バンクーバーなど大都市でも自然や治安の良さによる住みやすさなどを挙げています。留学先ランキングの上位は次の通りです。

1位:カナダ
2位:オーストラリア
3位:アメリカ
4位:イギリス
5位:ニュージーランド

カナダをはじめ、オーストラリアやニュージーランドなど、温暖な気候で自然に恵まれた英語圏の国が上位を占めています。

小中高生の留学相談件数は前年比12%増!

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2017年の小中高生の留学相談件数は、前年比12%増となり、7年連続で増加しました。相談内容は、春・夏休みを利用した小中学生の語学留学が約5割、高校留学が4割以上という結果に。なかでも、高校留学は出発者数が前年比で2割増え、5年連続増加で過去最高でした。

留学ジャーナルによると、小中高生の相談者や出発者が増えたのは、早期の英語教育導入、大学入試改革が影響していると指摘しています。早い段階で、生きた英語に触れ、グローバルな環境に身を置いて慣れてほしいという、親世代の意向が強く反映された結果ではないでしょうか。

また、2014年にスタートした官民協同の留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」が、認知されてきたためとも考えられます。これは、留学促進のため文部科学省がはじめた取り組みで、2020年までに約1万人の高校生・大学生を日本代表として送り出すことを目的としています。民間企業、個人からの寄付で成り立っており、返済不要の奨学金が給付されます。

留学経験は就職活動に良い影響あり!

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takkun / Shutterstock.com
2017年に新卒向け就職活動を経験した「トビタテ!留学JAPAN」の派遣留学生483名に対し、「就職活動調査」を同年10~11月に実施しました。

「留学経験が就職活動に良い影響を与えたか」を聞いたところ、「良い影響を与えた」と回答した学生は89.2%にもおよびました。 「全く影響しなかった」と回答した学生はわずか4.3%にとどまり、留学経験が就職活動のプラスになっているようです。具体的に評価されたポイントは、次の通りです。

1位:何事にも挑戦するチャレンジ精神
2位:広い視野で物事を捉える力
3位:対人コミュニケーション能力
4位:語学(英語)の習得
5位:自分の意見を持ってはっきり伝えることができる力

留学経験を通して語学を習得するだけでなく、いかに学ぶかといった能動的な姿勢が、社会で求められていることがうかがえます。

留学で留年や休学しても「就職活動にマイナス」にならない!

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「トビタテ!留学JAPAN」の調査によると、留学の影響で留年や休学した学生は47.1%でした。 「留学による留年や休学は、就職活動に影響があったか」を調査したところ、「プラスに影響した」と回答したのは48.2%、「影響なし」は46.5%という結果に。「マイナスの影響があった」と回答した学生は、 わずか5.3%にとどまりました。

プラスの影響があった具体的な内容は次の通りです。
・将来について考えを深めたうえで、就職活動に臨むことができる
・就職活動を1年早く終わらせた友人から情報収集ができる
・留学前後で就職活動を2回行うことができる

効率的に情報収集ができることや、就職活動の機会が広がるといった声が目立ちました。

幼少期から海外留学を視野に入れた取り組みを!

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今回の調査で、グローバル化や教育制度改革が進む社会において、海外留学の経験が大いに役立つことが分かりました。「わが家は、まだ子どもが小さいから……」と先送りせず、将来の海外留学を見据えて、幼少期から語学に親しむことを意識してみましょう。

たとえば、早いうちから語学教室に通わせたり、DVDやCDを視聴することで、外国語に慣れ親しんだり、外国へ関心を向けることもできます。また、親子留学やサマースクールへ参加し、子どもと一緒に体験することも一つの手段です。

子どもが高校生、大学生になった時に、海外留学を経験させられれば、国際化の時代を生き抜いていく力を養うことになるでしょう。そのためにも幼少期からできることを考えてみると良いですね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Kayoko* Kayoko*  千葉県在住。9歳と6歳の男児を持つママライター。得意ジャンルは育児、料理、ディズニー、ときどきお酒。大学では心理学を専攻。ただいま、スムージーダイエットに奮闘中!