2018年2月1日 公開

卒園式はハンカチの用意を忘れずに!涙なしでは語れないエピソード

入園したときは泣きながらパパママにしがみついていた子ども。月日はあっという間に流れ、年長さんになり、いよいよ最後の大舞台【卒園式】。思わず涙する方も多いのでは。筆者の長女の卒園式は、ある出来事のせいでさらに号泣の1日となりました。そのエピソードをご紹介します。

卒園式にむけての準備

筆者の長女は1歳から5年間保育園に通っていました。1日10時間も過ごすので、「もうひとつの家」といっても過言ではない保育園。

その保育園をいよいよ卒園する日が近づいてきました。

年長さんになると、多くの行事や取り組む課題があり大忙し。どの行事でも中心になって活動するので覚えることも多くて大変です。やっと秋の発表会が終わったと思ったら、次は卒園式の練習がスタートします。

節分集会や、ひな祭り集会でも、歌や踊りを披露するので、それに加えて卒園式の練習が入り、毎日のように練習。大変そうだな、できるのかなと親は心配してしまいますが、それらを吸収し、やり遂げるだけの力が年長さんにはもうついているのですよね。

各家庭では、卒園文集の準備を進めます。その子の写真を貼ったり、好きな食べ物や、好きな遊びなどを親が書き留めたりしていきます。5年間を振り返りながら、思い出を集める作業は親にとっても懐かしく、楽しいものでした。

卒園式前日に……なんと発熱!

土曜日の卒園式に向けて、遠くに住む筆者の両親も出席するために来訪し、衣装の準備もばっちり揃えてあとは当日を待つのみ、そんな卒園式前日の金曜日。

なんと、保育園から呼び出しの電話が……。発熱しているので迎えに来てほしいとのこと。

これまでの5年間、感染症が流行りやすい保育園でも、病気をあまりせず、毎日元気に通ってくれていた子だったのに「どうしてこのタイミングで発熱?嘘でしょ?」とその時点で涙が溢れそうになりました。

インフルエンザが流行中の3月。39℃でぐったりしている長女を抱えてタクシーに乗り、夕方の小児科へ。ドキドキしながらインフルエンザの検査をするも結果は陰性でした。不安が残るまま帰宅し、「なんとか明日の朝には熱が下がってくれないだろうか」と、祈る思いで夜通し看病しました。

卒園式当日

願いは叶わず、当日の朝も熱は38℃後半。起き上がれないほど辛そうなわが子を見て、諦めるしかないかと思ったのですが、本人が「どうしても出席したい」といい張るので、なんとか式だけでも参加しよう、と解熱剤を飲ませて、身体を抱えるようにしながら保育園へ。

かなり辛いだろうに、自分の意思をしっかりと持ち、主張できるようになっていたことに、親としてその成長を感じ、応援しようと思いました。

保育園に着くと、園は桜をあしらった飾り付けがされて華やかな雰囲気。発熱の事情をご存知の先生たちが、心配して声をかけてくれて「もう来てくれただけで十分よ」といわれ、もう既に涙が溢れてしまいました。

卒園式の流れ

via Photo by author
長女の保育園は小規模園で卒園児は13人。卒園式は園内の小さなホールで行われました。子どもたちは親と別れて教室へ入り、親は会場の席に着席して入場を待ちます。

卒園式は次のような流れで進行しました。

1. 卒園児の入場
2. 卒園児の歌
3. 修了証書授与
4. 祝辞(園長)
5. 来賓紹介・挨拶
6. 卒園児の呼びかけ
7. 将来の夢
8. 両親からのメッセージ
9. 先生からのお祝いの歌
10. 卒園児退場

式終了後は、全体写真撮影や、先生たちと個別に写真を撮る自由な時間があり、最後に園門で写真を撮りました。

各園によって多少の違いはあるでしょうが、大まかな流れを参考にしてくださいね。

卒園式の感動ポイント

via Photo by author
卒園式は最初から最後までハンカチ必須です。堂々とした姿で入場をしてきた、わが子を見ただけでもう感激しますよね。

修了証書授与では、一人ずつ名前を呼ばれたら大きな返事をし、たくさんの人が見ている前で証書を受け取っている姿に感動。入園当初、保育園までの道を歩いてくれず、いつも「抱っこして」と甘えてきたわが子が、あんなにも背筋を伸ばしているなんて……。一回りも二回りも大きく見えました。

歌や呼びかけでは、解熱剤で熱を抑えているだけで、立っているのも辛い状態だろうに、長い歌詞もセリフもしっかりと覚えて、大きな声で発表していました。

また、自分が通う小学校の名前と将来の夢を発表した後、両親から子どもへ一言メッセージを伝える場面があったのですが、ほかの親御さんの子どもたちへのメッセージを聞いているだけで涙が溢れてしまい、自分の番になってもうまく言葉が出てきませんでした。

成長した姿を見せてくれてありがとう……と、もう感謝の気持ちしかありません。

両親にとっても卒園式

入園のときは、「まだ幼い子どもを預けるなんて」と心のどこかで罪悪感を感じていました。

別れるのを嫌がって泣き、駅までの道にパパママも涙した朝。雨の中、抱っこをして合羽を着て自転車に乗った朝。お迎えが遅くなり、駅から走って園に着くと、最後の1人で寂しくて泣いていた子ども……。卒園式ではそんな毎日がたくさん思い出されました。

園で多くのことを経験し、大きく成長してくれた子どもの姿は、大変だったことや辛かったことを忘れさせてくれます。それもすべて振り返ってみれば、子どもと過ごした素敵な思い出。頑張ったパパママにとっても卒園式ですよね!

これから卒園式を迎える方、子どもの成長をたくさん感じれる卒園式を十分味わってくださいね。卒園式はもう経験済み……という方は、そのときを思い出して、お子さまと話をしてみてはいかがでしょうか?
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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nanaoshio nanaoshio  2人姉妹のママ。大学卒業後IT企業に勤務しながら2人姉妹を出産。バタバタのワーママ生活をから一転、夫の海外赴任に帯同するために退職。シンガポールで子育てしながら、皆さんのお役に立てる情報を紹介していきます。