男の子育児をつづった、イラストエッセイ「ハハコイク」。先日、親子で立川防災館に行ってきました。楽しみながら、防災について学ぶことができる施設です。その見所を紹介します。
楽しみながら防災体験
立川消防署と併設されており、消火や救護など、さまざまな体験コーナーが設置されており、防災について楽しく学ぶことができます。しかも、入場無料で予約不要。
お友だち親子に「楽しいところだったよ!」と教えてもらったのをきっかけに、私とそうちゃんも二人で遊びに行ってきました。
立川防災館
〒190-0015 東京都立川市泉町1156-1
【休館日】
毎週木曜日・第3金曜日(国民の祝日にあたる場合は直後の平日)および12月28日~1月4日
【開館時間】
午前9時~午後5時
【アクセス】
バスJR立川駅北口(1番乗り場)より「立川消防署」下車すぐ
または多摩都市モノレール「高松駅」より徒歩15分
※駐車場あり(台数に限りがあります)
揺れを実感できる地震体験コーナー
私たちは最初に、地震体験コーナーに参加しました。こちらでは、地震体験室という一般家庭の台所に見立てたセットに入り、テーブルの下に隠れて地震の揺れを体験します。
そうちゃんが「いっぱい揺れるのは怖い……」と怯えたため、震度1から震度3までの弱めの揺れを体験しました。その流れとして、
揺れが収まる
↓
キッチンの火を止める
↓
ブレーカーを落とす
↓
ドアを開けて出口を確保する
……という、一連の流れを行うところまでが内容となっています。
揺れの大きさを体験するだけではなく、地震が起きてからの行動まで教えてもらうことができます。
ちなみに、インストラクターさんたちは元現場で活躍していた消防士さんだそうで、実際の体験を交えた解説に聞き入ってしまいました。また、怯えるそうちゃんに「おじさんが付いてるから大丈夫だよ!」と優しく声をかけてくれたので、子どもでも安心して参加することができました。
火事から身を守る方法を知る煙体験コーナー
まず、煙は上に流れるため、避難するときは姿勢を低くすることをインストラクターさんから教わり、無害の煙が充満した建物の中に入って、出口を目指します。
煙が充満すると、すぐ近くも見えなくなるほど視界が悪くなりました。実際に火事に遭遇したら……!と考えると、とても恐ろしかったです。だけど、この恐怖心を身をもって知ったからこそ、本当の火事のときは気をつけよう!と思うことができるんですよね。
そうちゃんも私と同じように感じていたようで、帰宅してからも「火事のときは口をおさえてしゃがんで進むんだよね!」としっかり覚えていました。ぜひ忘れないでいてほしいです。
子どもが楽しめる自由見学コーナー
そうちゃんは、公衆電話を使った「通報訓練コーナー」で真剣に通報の練習をしていました。これまで通報の練習をさせたことがなかったので、いざというときにこのシュミレーションを少しでも思い出して、行動に移せたらいいなと思います。
また、館内には常に数人のインストラクターさんがいて「ここはもう見た?」「このコーナーではこういうことができるよ!」と気さくに声をかけてもらえました。