2016年10月04日 公開

中国にもあるゴールデンウィーク、国慶節とは?

日本は世界的にも祝日が多い国ですが、中国にもいろいろな祝日があります。なかでも10月1日から一週間続く「国慶節」は中国版ゴールデンウィークともいえます。そんな国慶節は日本にも影響を及ぼしています。国慶節とは具体的にどのようなものか、見ていきましょう。

日本は世界的にも祝日が多い国ですが、中国にもいろいろな祝日があります。なかでも10月1日から一週間続く「国慶節」は中国版ゴールデンウィークともいえます。そんな国慶節は日本にも影響を及ぼしています。国慶節とは具体的にどのようなものか、見ていきましょう。

国慶節(こっけいせつ)=中華人民共和国設立記念日

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国慶節を一言でいうと、日本の建国記念日にあたります。元々は1949年の10月1日に、毛沢東が北京の天安門広場にて共和国の成立を宣言したことに由来しており、以降毎年この日を国慶節として祝っています。
春節(旧正月)に次ぐ大型連休で、毎年一週間ほどの休みとなるので日本のゴールデンウィークに近い扱いです。中国では帰省やらセールやらで大賑わいとなる期間です。

国慶節の時期に留意すべきポイント

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大型連休となるとどの地域でも同じですが、物価の値段が上がりやすくなるので注意しましょう。
特に日本から中国に観光に行く場合は、タクシーやホテルの価格が大幅に値上がりしやすくなります。
運転手の帰省に伴ってタクシーの数が減り、そもそも捕まえにくいのですが、値段交渉をして適正な価格に抑えましょう。また首都北京などでは国内外からの観光客で非常に混雑しますので、計画的に旅行を準備する必要があるでしょう。

国慶節がおとなりの日本に与える影響

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国慶節がある時期は日本に大きな休みはありませんが、中国では全国民が1週間の休みを取ることになります。
中国人による爆買いが叫ばれて久しいですが、中国人観光客に大人気の日本にも当然影響があります。
ちなみに昨年この時期に訪日した中国人観光客は40万人で、経済規模は1,000億円に上ったそうです。
当然ながら空港やホテルは多くの観光客が予想されますので、早めに動いておくといいでしょう。
またディズニーランドといった人気観光スポットも混雑が予想されます。非常にありがたいことですが、大混雑にバッティングしないよう注意したいところです。
ちなみに中国駐日本大使館もこの時期はお休みになるのでご注意ください。

日本で国慶節を楽しむ!横浜中華街編

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国慶節は中国の祝日で本国はお祭り騒ぎです。
その片鱗を日本でも味わうことができる場所をご紹介します。
まずはあの有名な横浜中華街です。屈指のチャイナタウンとして有名な横浜中華街では慶祝パレードや、慶祝獅子舞といったイベントが大々的に開催されます。
またこの時期にちなんだ特別メニューやセールなどを行う店もあるので、いつも以上に中華街を満喫することができる期間となっています。

日本で国慶節を楽しむ!家電量販店編

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日本国内において、横浜中華街以外でイベントを組んでまで大々的に国慶節を祝っている中華街はあまりないようなのですが、池袋や秋葉原にある大型家電量販店では国慶節にちなんだ装飾やセールを開催している場所もあります。
この賑わいに便乗してお得に買い物をしてはいかがでしょうか?

13億人の一斉休暇を見逃すな!

海の向こうの祝日とはいえ、13億を超える人々の一斉休暇は日本にも大きな影響を与えます。
国内でその片鱗を味わうもよし。本土で賑わいに身を投じてみるもよし。今年の10月頭は国慶節を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか?

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