折り紙や紙袋などを使って、お子さまと一緒にオリジナルの壁飾りを作ってみませんか?はさみの練習にもなり、何より自分の作品が家の壁の飾りになるのはとても嬉しいこと。作って楽しい、眺めて楽しい、親子で簡単にできる壁絵作りの工作をご紹介します。
鳥や蝶が舞う大きな木を作りましょう
まずは完成品をご紹介します。こちらは4歳の息子と作成したウォールツリーの壁飾り。1日30分ほど、3日くらいかけて作りました。高さは150cmと子どもの身長よりもずっと大きな作品となり、本人もそのできばえに自信たっぷりの様子です。
紙を切ってセロテープで裏を壁に留めただけなのですが、パパにも「買ったの?」と一瞬びっくりされるくらいすてきな仕上がりになりました。作成して3カ月以上経つ今も、はがれることなくインテリアとして活躍しています。
材料は折り紙など、身近にあるものでOK!
■ 葉っぱ:折り紙や画用紙、紙袋など、はさみで切りやすいカラフルな素材を集めましょう。葉っぱはいろいろな色がある方が雰囲気が出ます。新緑であれば濃さの違う緑・黄緑・黄色を、紅葉をイメージするなら赤やオレンジ系を混ぜたり、クリスマスシーズンにはキラキラ折り紙で飾り付けるのもオシャレですね。
■ 木:長さを使うため、紙袋などの大きな紙を使うのがおすすめです。新聞紙を使ったり、画用紙に色を塗ったりしたものを利用するのもよいでしょう。
<道具>
はさみ、セロテープやマスキングテープなど。
ウォールツリーの作り方は簡単!
サイズや形にルールはありません。お子さまとイメージを膨らませながら、どのくらいの大きさにする?こんな感じの葉っぱはどうかな?と話したり、見本を示しながら切っていきます。
2:セロテープを輪にして切ったパーツの裏に貼り、壁に留めていきます。
まずは木の幹、枝を完成させてから葉っぱを貼り付けていきましょう。木が育っていく順にしていくとわかりやすく、よいバランスになります。
「テープを必要な量だけ切る」「輪を作る」「貼る」という作業も、手先の細かい動きが必要となるため、よい訓練になります。
葉っぱはボリュームやサイズ・色のバランスを見ながら追加してくださいね。
子どもを伸ばす声がけのポイントは?
自然の葉っぱにもいろいろなものがあるのと同じで、どんな形になっても「いいね~」「すごく雰囲気が出ているよ」と褒めて採用しましょう。やりづらければ、裏にお手本の線を書いてあげるのもよいでしょう。親子でできあがりを想像し、ワクワクしながら作業に取り組めることが何より大事だと思います。
この中央の丸っこい葉っぱは、息子がはじめて切ったもの。この1枚だけでは葉っぱには見えないかもしれませんが、他の葉っぱや枝と一緒になると、自然に溶け込んでいます。
アイディアと工夫で自分たちだけの木に!
作ったウォールツリーに、季節ごとに折り紙で作った小鳥や昆虫などをつけたり、花を咲かせたりすると作品の雰囲気も変わり、長く楽しめますよ。