パパママのまねが大好きで好奇心旺盛な3歳。そんなお子さまにいろいろなことを教えてあげたいですよね。でも堅苦しいお勉強だとすぐに飽きそうだし、まだ無理みたいとお悩み中の方へ。遊びながら自然に学べる知育絵本をいくつかご紹介します。
いっしょにやってみよう!『しりとりあそびえほん』
著者 :石津ちひろ(文)/荒井良二(絵)
出版社 :のら書店
こちらはどのページから開いてもOKのことば遊び絵本です。
ちいさくなるしりとりでは、ぞう、うし、しまうま、まんとひひ……。
なつのしりとりでは、りゅっくさっく、くわがた、たいよう、うなぎ……。
といった具合に、しりとりにはそれぞれテーマが設けられているのがポイントです。
荒井良二さんのユーモラスな絵も楽しく、何度も見返したくなること間違いなし。
お子さまとオリジナルテーマのしりとりをしてみるのも楽しいですね。
『さがしえ12つき』で日本の1年を見てみよう
著者 :なかざわ くみこ
出版社 :白泉社
ちょっと懐かしいタッチの絵が魅力の探し絵です。
描かれているのは、七五三、大晦日など12カ月の行事。
しちごさんのページでは「かんざし」、「こまいぬ」、「ちとせあめ」などを絵の中から見つける遊びが楽しめます。
見開きのページにすみずみまで細かく描きこまれた絵は、見るたびに新しい発見がありそう。
繰り返し遊ぶことで、日本の季節や行事についての知識が自然と身に付いて行きます。
『コんガらガっち おそるおそるすすめ!の本』
著者 :ユーフラテス(作)
出版社 :小学館
NHKピタゴラスイッチのスタッフによる『コんガらガっちのゆびでたどる』シリーズ第3弾です。
迷路のようだけどちょっと違う、選ぶ道によってその先のストーリーが変わる、次の展開がどうなるのか気になって仕方がない、ページをめくる瞬間のドキドキがたまらない絵本です。
何度も楽しめるから、おでかけや病院などの待ち時間にもおすすめです。
ゆびでたどるシリーズには、『どっちにすすむ?の本』、『あっちこっちすすめ!の本』もあります。
どうなっているのかな?『中を そうぞうしてみよ』
著者 :佐藤 雅彦(作)/ユーフラテス(作)
出版社 :福音館書店
かわいいブタの貯金箱。中にはお金がどんなふうに入っているのかな?透けて見えたらどんな感じ?というように、身近な物の中がどうなっているのか、X線の写真で見て確かめてみようという絵本です。
お子さまにはページをめくる前に、「中はどんなふうになっているかな?」と聞いてあげてください。想像通りだったのか、全然違ったのか、あれこれ想像する楽しみを知ることができます。
ボリューム満点『ふれあい親子のほん 3さいだもん』
著者 :無藤隆(監修)/幼児ソフト企画開発部(編)
出版社 :学研
動植物や乗り物などの名前、季節の風景、数字、ひらがな、歌、ちえあそび、クイズ、お話など盛りだくさんの内容がぎゅっとつまった知育絵本です。さまざまなことを学べるこの絵本は、いろいろなことに興味を持ちはじめたお子さまの好奇心に応えてくれます。
みんな大好きな、シール遊びのページなどもありますよ。
お子さまが夢中で楽しめる魅力いっぱいの知育絵本
くりかえし楽しく遊ぶうち、いろいろなことを学べます。お子さまとの遊びの中に知育絵本を取り入れてみてはいかがでしょう?