2018年1月3日 公開

英語を使った簡単な遊び【I SPY】を子どもと楽しもう!

「子どもが英語に興味を持っているので、親子で英語の遊びを楽しみたい」と考えているパパママへ。英語圏で定番の【I SPY】という遊びを紹介します。特別な道具がなくても、どこでも、親子や家族で簡単にできる、クイズ形式の遊び。楽しく英語を使うことができます。

いつでもどこでも!子どもとできる英語の遊び

お子さまが英語に興味を持ちはじめたら、親子で、家族で、英語を使った遊びを取り入れてみませんか?

日本では、言葉を覚えはじめた小さなお子さまと、「しりとり」や「なぞなぞ」などを楽しむ方も多いと思います。お子さまの年齢や成長段階に合わせて、アレンジして楽しむこともあるでしょう。

英語圏でも、言葉を学びはじめた子どもたちが楽しむ、定番の遊びがあります。

この記事では、そのひとつ、【I SPY】という遊びを紹介します。

特別な道具は必要なし!英語に親しみながら、子どもと過ごすちょっとした時間に、親子で楽しめる遊びです。

【I SPY】の基本の遊び方

この遊びは、2人以上から、何人でもできます。

まず、最初にスパイとなる人をじゃんけんなどで決めます。スパイになった人は、身の回りを見回して、何か物をひとつ選びます。決めたものが何か、言ってはいけません。

そして、その物の英単語の頭のアルファベットを使って、

”I spy with my little eye something beginning with letter[アルファベット] !”

と言います。

意味は、「[アルファベット]ではじまる物、見付けた!」という感じです。発音は、リズムよく、"I spy with my little eye" のひとまとまりを一息に言いましょう。

スパイ以外の人は、そのアルファベットが頭に付く物を、周りを見て探し出し、スパイの人が決めた英単語を当てる、というゲームです。

たとえばレストランの中でやるなら、スパイの人は、室内を見回し、「いす(chair)」と決めたら、”I spy with my little eye something beginning with letter C !” と言います。

スパイ以外の人は、周りを見回し、

”Cup ?”
“Chalkboard?”
“Counter ?”
"Chair?"

……と、見える物の中から、頭がCではじまるものを当てていきます。
当たったら、おしまい。スパイを交代します。

これが基本的な遊び方です。

低年齢の子向け、遊び方アレンジ

【I SPY】は、基本的には、アルファベットや単語のスペルを理解しているお子さま向けです。ですが、少し工夫すれば、単語のスペルを知らない低年齢のお子さまとも遊ぶことができます。
たとえば、アルファベットを使うかわりに、こんなアレンジもあります。

“I spy with my little eye something [色] !”

アルファベットではなく、「その色の物」を当てるやり方です。
たとえば、スパイの人は、室内を見回し、「黄色いバナナ」が目に入ったら、

“I spy with my little eye something yellow !”
(黄色い物、見付けた!)

と言います。スパイ以外の人は、やはり周りを見て、黄色い物を探して当てます。
また、「色」の他に、

"I spy with my little eye something small !"
(小さいもの、みつけた!)

"I spy with my little eye something noisy !"
(うるさい物(=音が出る物)、見付けた!)

などのアレンジも、意外と楽しめます。

ちょっと漠然としている、と大人は思うかもしれませんが、言葉の正確さにこだわらず、「遊び」と考えて楽しみましょう。子どもならでは、の発想が飛び出す面白さがあります。

図形を使えば算数の学習にも

さらに、物の形や図形に興味を持ったお子さまには、こんなアレンジもいかがでしょうか?

"I spy with my little eye something square!"
(正方形の物、みつけた!)

といって、目に見える正方形のものを探します。

square(正方形)、rectangle(長方形)、triangle(三角形)、circle(丸)など、基礎的な平面図形からはじめるとよいでしょう。身近な物の中から図形を探す遊びは、子どもの算数に対する感覚を養うことにもつながります。

お子さまと一緒に遊ぶことによって、親も図形の英語表現を覚えられますね。

最後に

私はこの【I SPY】 という遊びを、4年前にオーストラリアに移住してから、知りました。子どもたちが、こちらの学校で教わってきたのです。

この遊びは、英語圏ではかなり定番のようで、家庭はもちろんのこと、学校や幼稚園などでも広く行われているようです。誰もが知っている遊び、といえるでしょう。

わが家では、長いドライブの間や、レストランで食事を待つ間などに子どもとよくやります。車に乗っていると、景色がすぐに移り変わってしまうので、問題を出す方も、答える方も、素早さが求められます。ちょっと難しいのですが、この緊張感もまたゲームの面白さを盛り上げてくれます。

また、身の回りの物の英単語を覚えるよいチャンスにもなります。

この【I SPY】、スパイの人が言う決まり文句については、英語圏でも地域によって多少の違いはあるかと思います。
とはいえ、基本的な遊び方は一緒です。

お子さまの年齢や興味、英語の習得度合に応じて、ご家庭ならではのアレンジをするのも、とてもよいアイデアです。ぜひお試しになってみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Chieko Chieko  高校生の女の子、小学生の男の子を持つ、二児のママ。2013年より西オーストラリア・パースに家族移住しました。オーストラリアの食・子育て・英語などをテーマに書いているブロガー・フリーライターです。