2018年12月8日 公開

4歳児の反抗期は心の成長が原因!親の上手な向き合い方は?

イヤイヤ期が終わりホッとしたのもつかの間、4歳児ならではの反抗期の行動に困っているというパパやママの声も少なくありません。驚くような言葉遣いや、たたく、蹴るなどの暴力的な行動が出ることも。その原因は、この時期ならではの心の発達にあるようです。

またはじまった?4歳児の反抗期

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4歳になると、心や思考が大きく発達します。これまでは「今」や「自分」が中心だった世界が、「過去」や「未来」のことも想定できるようになり、まわりの人々の気持ちも考えられるようになってくるようになります。

しかし急に心が発達することで、まず、自分自身がその変化についていけないことも少なくありません。自分の気持ちに戸惑ったり、うまく気持ちを処理できなかったりすることで、ぐずる・暴れるなど、はたからみると、まるで成長が逆戻りしたかのようにみえてしまうのです。

また、言葉も発達し、自分でなんでもやってみたくなる時期でもあります。一方で、うまく自分の気持ちを表現できなかったり、やりたいことがうまくできなかったり。もどかしさを感じ、イライラが募って癇癪を起こすなど、反抗的な態度に現れてしまうのです。

小1や小4の壁とも違う「4歳の壁」とは?

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子どもの壁といえば、小1や小4が一般的。それらが「環境の変化」から起こるのに対し、4歳の壁は、前述したように子どもの「心の成長」から起こるものです。

しかし、4歳の壁をさらに大きくしている原因として、未だに根強く残る「3歳児神話」が挙げられます。

今では否定されていますが、それでも世間は3年を育児の節目とする傾向にあり、3歳まで大変でも、とにかく頑張ろうとママもパパも毎日を乗り切ります。しかし、いったん落ち着いたかに見えた魔の3歳が終わった直後にあらわれるため、4歳の壁が立ちはだかるように感じられてしまうのです。

また、ちょうど幼稚園に通いはじめる時期とも重なります。友達との関係など、日中外で我慢している分、家では甘えたい気持ちが強くなることなども、4歳の壁をさらに高くする原因ともいえるでしょう。

4歳児の反抗期の特徴

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「バカ」や「アホ」など悪い言葉遣いを覚えはじめるのも、4歳児の反抗期の大きな特徴です。とくに男の子によくみられ、女の子の場合は大人も舌をまくほどの口答えをすることも。

また、攻撃的な態度や強い自己主張、わがままを言うなど大人を困らせて反応をみるような態度をとる一方で、赤ちゃん返りのような甘えた態度もみられるのも特徴です。

親の対処法は?

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子どもの言葉と行動が伴わないことに、パパママはイライラしてしまうことも多いでしょうが、子どもの意見も聞かずに頭ごなしに叱るような対処法は逆効果です。

有無を言わせず「叩いたらダメでしょ!」と叱りつけるのではなく、「どうして叩いたの?」など、冷静に理由や子どもの言い分を聞きましょう。子ども自身でダメなことなんだと気づけるように、繰り返し向き合うことが重要です。きちんと向き合うことで、「自分のことを大切に思ってくれているんだ」と、子どもが感じられるきっかけにもなります。

いったん深呼吸して、どんと構えておきましょう。気になる行動も多少は目をつぶり、大目にみることも子どもの気持ちをコントロールするために大切です。今はそういう時期ととらえ、感情的にならずに大きな気持ちで包んであげたいですね。

親がやってはいけないこと

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「またいつものことだから」と適当に受け流したり、その場しのぎの嘘をついたりするような対応は、NGです。相手をするのが面倒だからといって、家族のルールや方針を変えないことも大切。

ついイライラしてしまい、手が出そうになることもあるでしょう。しかし、体罰はその場の行動を止めることはできますが、学ぶチャンスを失い、成長にはつながりません。親の一時的な怒りの感情をぶつけるだけの行為にしかならず、子どもにとって何の効果もないどころか、悪影響しか与えません。

それでも手に負えないことも……

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私たち親も人間です。頭ではやってはいけないことと理解していても、どうしても衝動が抑えられそうにないと感じることもあるかもしれません。

そんなときには、トイレや別の部屋など一時的に子どもの顔が見えない場所に行き、深呼吸を繰り返しましょう。雑誌などを読んで、気を紛らわせることも効果的です。

とはいえ、一時的にはしのげても、わが子の毎日のこととなるとストレスも溜まってしまいますよね。ママだけでなくパパも積極的に育児に参加し、可能であれば祖父母や周囲の人々にも協力を仰ぎつつ、みんなで子育てすることが大切でしょう。幼稚園や保育園の先生に相談してみるのもオススメです。

近くに力になれる大人がいない場合は、ファミリーサポートやシッターなど行政や民間のサービスを利用も検討してみましょう。ときには家事代行サービスを使って、子どもだけにじっくり向き合う時間を作ってみるのもよいですね。

反抗期は成長の証

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「もう4歳なのに」と思うと、反抗期はよりつらくなってしまいます。「まだ4歳」と思うと、少しは気がラクになりませんか?

わが家の次男も、ただいま4歳の反抗期まっさかり。「抱っこ!」と甘えてきたかと思うと、どこで覚えてきたのか暴言を吐いてみることも。腹が立つこともありますが、この子なりに成長とともに心の中で葛藤があるのかな、と思うとイライラも治まることも少なくありません。

つい最近まで赤ちゃんだったのにと考えると、大人に対抗しようとするなんて成長した証ともいえますよね。反抗期は、自我を育て自立するための必要な成長過程です。親子で一緒に乗り越えていきたいですね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

みすみぞのいずみ みすみぞのいずみ  九州在住、フリーランスのライター。 2012年と2014年生まれの2男児の母です。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づきました。少ないモノで暮らしたい私と、たくさんおもちゃが欲しい子どもたちとのせめぎ合いの日々です。