2017年9月12日 公開

知識がどんどん増える!図鑑の読み聞かせのコツとおすすめ図鑑

絵本の読み聞かせはできるけれども、図鑑はどうやって読んであげればいいのかわからないと悩んでいる人は多いです。図鑑を物語のように読み聞かせても子どもは食いついてこないでしょう。図鑑の読み聞かせのコツを知って、子どもの「もっと知りたい」を育ててあげましょう。

図鑑を読み聞かせる5つのコツ

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imtmphoto / Shutterstock.com
図鑑の読み聞かせで大切なのは、子どもが「わくわく」する時間にすること。知育や勉強のために「読んであげている」という気持ちを前面に出さないようにすること。そのために押さえておきたい図鑑の読み聞かせの5つのコツを紹介しますので、ぜひ、実践してみてくださいね。

1.すべての文字を読み聞かせようとしない

物語の読み聞かせでは、すべての文章を正確に読みます。けれども、図鑑はすべての言葉を読み聞かせる必要はありません。子どもがそのときに興味を持っている部分だけを読んであげましょう。

昆虫の図鑑を例に説明します。子どもが昆虫の大きさに興味を持っていれば体長、住んでいる場所を知りたければ住みかについてだけを読めばいいのです。子どもと会話をするように情報を伝えると、親子の時間を楽しむことができますよ。

2.子どもが読んでほしい部分から読む

図鑑は絵本に比べると値段が高いので、親はなんとか子どもに全部読んでほしいと思ってしまいます。けれども、子どもの好奇心を無視して最初から読もうとするのはNGです。子どもに好きなページを選ばせてあげましょう。

電車が好きな子どもは、のりもの図鑑の電車のページだけを繰り返し読んでほしいと言うこともあるでしょう。そのときは、「もう何回も読んだでしょ」なんて答えないで、満足するまで読んであげてくださいね。繰り返すことで、知識がしっかりと定着します。

3.おでかけやイベントにあった図鑑を読み聞かせる

きせつの図鑑 (小学館の子ども図鑑 プレNEO) | 長谷川 康男 |本 | 通販 | Amazon (63001)

タイトル:小学館の子ども図鑑 プレNEO 楽しく遊ぶ学ぶ きせつの図鑑
監修:長谷川康男
出版社:小学館
イベントやおでかけの前後は、図鑑を読み聞かせる絶好のチャンスです。

カナダで暮らす筆者は、息子に日本の年中行事の知識を身につけてもらうために、行事の前には「きせつの図鑑」を読み聞かせします。9歳の息子が2歳半のときから愛用しています。たとえば、お正月前には、日本のお正月の食べ物や飾りにはどんなものがあるのかを毎年確認するのです。そして、カナダでもできることは実践して、息子が日本の文化を体験できるようにしています。

また、飛行機に乗る前には「のりもの図鑑」、散歩の途中でめずらしい鳥を見かけたら「とり図鑑」を読みます。おでかけと図鑑を連動させることで、実体験をより強く印象づけることができるのです。

4.子どもの質問にきちんと答える

図鑑が好きな子どもは好奇心が旺盛です。読み聞かせ中にも、いろいろなことを質問してくるでしょう。そのときは、しっかり答えてあげましょう。図鑑の文字を読み聞かせることに一生懸命にならないことが大切です。子どもの疑問を解決することや好奇心を刺激することを一番に考えてくださいね。

5.図鑑の写真や絵を見るだけでもOK

幼い子どもは、図鑑の写真や絵を見たいだけのときもあります。そのような場合は、無理に読み聞かせようとするのではなく、子どもが見ているものの名前と簡単な特徴を言ってあげるだけにしましょう。子どもが写真や絵に集中しているようであれば、静かに同じものを眺めているだけでもいいのです。

はじめての図鑑におすすめ

のりもの 改訂版 (はっけんずかん) | 西片 拓史 |本 | 通販 | Amazon (62996)

タイトル:はっけんずかん のりもの 改訂版
著者:西片拓史(絵)
出版社:学研
はじめての図鑑におすすめなのが「はっけんずかん」シリーズです。この図鑑は、イラストに窓のしかけがたくさんあるページと写真のページが交互になっています。のりもの図鑑は、しかけの窓を開けると乗り物の中がどのようになっているのかを知ることができます。

筆者は、はたらく車が好きだった息子が1歳のときに、はじめての図鑑として「のりもの」を購入しました。しかけをとても気に入って、開け閉めをひたすら繰り返していました。何十回もしかけで遊びましたが、厚紙なので破れていません。

はじめのうちは、しかけで遊び、のりものの写真を見るだけでした。けれども、成長とともに、図鑑に何が書いてあるのかを知りたいという気持ちが息子に芽生えてきました。このシリーズは「どうぶつ」、「うみ」、「きょうりゅう」も息子が興味をもったタイミングで購入しました。

図鑑の活用方法を知るのにおすすめ

親子で楽しむ! 頭がいい子の図鑑の読み方・使い方 | 親野 智可等 |本 | 通販 | Amazon (62998)

タイトル:親子で楽しむ!頭がいい子の図鑑の読み方・使い方
著者:親野 智可等
出版社:あさ出版
図鑑の活用方法をもっと知りたい人におすすめなのが「親子で楽しむ!頭がいい子の図鑑の読み方・使い方」です。子どもが図鑑を読むメリット、図鑑の活用方法や選び方を紹介しています。図鑑の写真をトレーシングペーパーに写すアクティビティは、筆者の息子にも大好評でした。

親子で図鑑を楽しみましょう

文章を読むだけでは単調になってしまう図鑑の読み聞かせ。子どもに「聞かせる」のではなく、コミュニケーションをとる時間だと考えましょう。子どもが興味をもっていることを知り、親子で楽しめるように工夫してみてくださいね。

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この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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LOA LOA  カナダ在住のフリーライター。Web媒体で子育てや語学学習についての記事を多数執筆。8歳の息子が0歳のときからはじめた絵本の読み聞かせは、今では私たちの生活になくてはならないものになっています。これまでに息子と読んだ絵本や児童書は、日本語、英語、フランス語を合わせて数千冊。息子が笑顔になる絵本を見つけるのが喜びです。