赤ちゃんを抱っこするほかに、ブランケットとしても使えるおくるみ。選び方のポイントは、「素材・形が赤ちゃんとパパママにとって快適がどうか」です。失敗しないおくるみの選び方と、抱っこしやすいおすすめのおくるみ5選をご紹介します。
おくるみを選ぶポイント
おくるみとは?
おくるみを使うことで、生まれて間もない体の柔らかな赤ちゃんの抱っこが安定しやすくなるのがメリットです。また、ブランケットやバスタオル代わりにも使えます。
おくるみに適した素材
好みに合わせて選べる形
【1枚布タイプ】
赤ちゃんに巻きつけて使います。広げれば1枚の布なので、寝具・バスタオル・日よけなど、何にでも使えるのが特長。シンプルな形ゆえに、長く使えます。
【スナップなどでしっかり巻きつけるタイプ】
スナップ・ファスナーなどで留めるだけで、きれいにしっかりくるむことができます。赤ちゃんが動いてもずれにくいのがポイント。カシュクールタイプのものもあります。
【手・足部分が分かれた洋服タイプ】
手・足部分が分かれているタイプ、足のみ分かれているタイプ、手のみ分かれているタイプがあります。特に手足の活動が活発になる生後2カ月以降におすすめです。洋服感のあるおしゃれなものが多く出ています。
おくるみの巻き方
販売しているブランドによって正方形や長方形、フードつきなど形もサイズも異なりますが、基本的な巻き方は以下のとおりです。
1.おくるみを三角になるように折る
2.三角形の底辺を上にして、真ん中の位置に赤ちゃんの頭がくるように寝かせる
3.赤ちゃんが動かないように胸のあたりで優しく押さえ、体を優しく包むように左側から巻き付ける
4.おくるみの裾を持ち上げ、足から体に向けて包み首元に折りいれる
5.右の端から赤ちゃんの体を巻いたら完成
おくるみの巻き方は、赤ちゃん小物で人気のブランド「エイデンアンドアネイ」が動画配信を行っているため、チェックしてみてはいかがでしょうか?
巻くときの注意点
赤ちゃんの顔におくるみがかぶさらないようにすること、股関節の動きを妨げないように巻くことも、忘れてはいけません。おくるみはベビーカーに乗せているときの保温対策や、寝かしつけにも活躍してくれる便利なアイテムです。常に安全な方法で使えているかチェックしながら活用しましょう。
おすすめ① SNSで話題!モノクロデザインのシックなおくるみ
黒と白のパターンは、まだ未熟な視覚の赤ちゃんの視力でも認識しやすく、脳の発達を刺激すると言われています。素材はオーガニックコットン100%で、洗うたびによりやわらかい肌触りに変化していくのが魅力です。
おくるみ以外にも、ケット・日よけ・授乳ケープとしても活用できます。用途に合わせて使い分けられる1枚布タイプです。
posted with カエレバ
おすすめ② おしゃれなベビーアートが簡単にできちゃうおくるみ
広げたおくるみにベビーを寝かせ、月齢に合わせたマイルストーンカードを添えるだけで、おしゃれな写真が簡単に撮影できますよ。
吸水性と通気性の優れたモスリンコットン100%でとても柔らかな肌触りのルルジョのおくるみ。ひと味違うかわいいおくるみが欲しい方におすすめです。
posted with カエレバ
おすすめ③ 赤ちゃんスヤスヤ「魔法のおくるみ」
世界特許を取得したアームフラップが、両腕を固定してくれます。おくるみを巻くと、胎内にいた頃の感覚に近くなり赤ちゃんが落ち着くことが多いです。夜泣き・ぐずり・ひっかき対策にもおすすめ。アメリカをはじめ、海外の小児科でも使用されている「魔法のおくるみ」です。
posted with カエレバ
おすすめ④ふわふわあったか!「くまさんになれる」おくるみ
マジックテープ付きなので、はだけてしまう心配もありません。かわいいくまさんの耳が付いたフードをかぶるとまるでふわふわの着ぐるみのよう。赤ちゃんの可愛さを一層引き立ててくれますよ。
posted with カエレバ
おすすめ⑤おしゃれ・着脱簡単!おでかけOKの星型おくるみ
おくるみを着た状態で手足を広げると、可愛いお星さまに大変身。赤ちゃんのお世話に疲れたパパママも思わず笑顔になりそうです。
posted with カエレバ
おすすめ⑥ほっこりかわいい。きのこ柄の6重ガーゼおくるみ
通気性と吸水性に優れたガーゼを6重に重ねた構造が特徴です。夏は涼しく冬は暖かいので、年間を通して使えます。足元のスナップをはずせば3歳頃までスリーパーとして着られて、長く使えるおくるみです。
posted with カエレバ
⑦赤ちゃんを自然な睡眠へと促すおくるみ「エマムール」
新生児がおくるみを嫌がるときの対処法
また、おくるみデビューの時期が遅い場合にも、おくるみを嫌がる傾向にあると言われています。生後3~4か月頃になると首が座り、赤ちゃんは体を自由に動かす楽しさを覚え始める時期。その頃になると、自然とおくるみを嫌がったり、おくるみを巻いても、身体を動かしてはいでしまうようにもなります。
赤ちゃんがおくるみを嫌がる場合には無理強いをせず、布団やスリーパーなどのアイテムを活用して上手に保温してあげましょう。
色々活用して長く使おう
・胎内で丸まっていた感覚に近く、赤ちゃんに安心感を与える
・柔らかい赤ちゃんの体をくるむことで、抱っこがしやすくなる
・首のすわっていない赤ちゃんの、不意の寝がえりによる窒息事故を防止する
・過剰なモロー反射を抑えられるため、赤ちゃんがよく眠れる
また、おくるみは新生児期以降もケットやバスタオルとして使える便利グッズです。幼稚園・保育園に通うようになっても使えるので、とっておきましょう。ピクニックシートや自転車の子ども用座席のクッション代わり、プレイマット・ひざかけ・下の子のおむつ替えシートなど……、アイデア次第でいろいろなことに活用できますよ。