2018年11月12日 公開

はさみの汚れの落とし方は?べとべとして切れない刃のお掃除方法

子どもは「はさみ」を使った工作が大好きです。しかしはさみは、のりやセロハンテープと一緒に使うとベトベトして切れ味が悪くなることも。今回ははさみの汚れの落とし方を紹介します。汚れのとり方を知り、ものを長く丁寧に使うライフスタイルを子どもにも伝えましょう。

子どもは「はさみ」を使った工作が大好きです。しかしはさみは、のりやセロハンテープと一緒に使うとベトベトして切れ味が悪くなることも。今回ははさみの汚れの落とし方を紹介します。汚れのとり方を知り、ものを長く丁寧に使うライフスタイルを子どもにも伝えましょう。

テープの粘着力で落とす

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Thodsaphol Tamklang / shutterstock.com
はさみに付いた汚れを水で洗い流そうとしたら、余計にベトベトして困った経験がある方もいるでしょう。はさみの切れ味を悪くするベトベト汚れの正体は、のりやテープなどの粘着物質です。汚れを落としはさみ本来の切れ味を取り戻すことで、子どもが楽しく工作に取れ組めるようにしましょう。

一番手軽なのは、セロハンテープやガムテープなどのテープの粘着力を使って落とす方法です。はさみについたのりなどの粘着物質は、テープでペタペタするときれいに落とすことができます。刃先に注意しながら、汚れている部分にテープを当てていきましょう。

ガムテープを使う場合は、クラフト(紙)テープよりも粘着力が強い布テープがおすすめです。

消しゴムでこすり落とす

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Pamela Uyttendaele / shutterstock.com
消しゴムでもはさみのベタベタ汚れを落とすことができます。普段の字を消すのと同じようにはさみの刃に消しゴムをかけると、その摩擦力で粘着物質が落ちるのです。同じく、商品に付いた値段シールやラベルを上手く剥がせないときも、消しゴムを試してみましょう。

ただし汚れの強さによっては、消しゴムをかけることでベタベタが広がることもあります。消しゴムでは効果が感じられないようであれば、別の落とし方に挑戦してみましょう。

アルコール分でベタベタを拭き取る

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アルコール入りのウェットティッシュで拭き取ると、はさみのベタベタもきれいになります。小さな子どもがいる家庭なら、おしり拭きで試してもいいですね。台所にある消毒用のアルコールをティッシュに浸みこませる方法でも構いません。

アルコールは除光液にも含まれます。ネイルをオフするついでに、はさみのお手入れもしてみませんか?

ハンドクリームや日焼け止めも効果的

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はさみのベタベタには、ハンドクリームや日焼け止めクリームも効果的です。ハンドクリームをはさみに塗って、何度かチョキチョキと動かしながら馴染ませてみましょう。滑りがよくなってきたと感じたら、ティッシュでクリームを拭き取ります。

家にある材料で簡単に切れ味を取り戻せるなら、もうはさみのベタベタも怖くありませんね。

しっかり切れるはさみで楽しい工作を

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ucchie79 / shutterstock.com
はさみやのり、セロハンテープを使って切ったり貼ったりする工作は、創造力を刺激する楽しい遊びです。はさみの切れ味が悪いと器用に形を切り取ることができず、子どもの集中力も途切れてしまうでしょう。お手入れは、家にあるもので簡単にできます。必要に応じてケアをして、本来の切れ味を取り戻してあげましょう。

また安く手に入るはさみですが、すぐ捨てるのではなくお手入れをすることで、「ものを大切に使う」というライフスタイルを子どもに示すことができます。刃先を持つお手入れ方法はパパママがやってあげる必要がありますが、ハンドクリームを馴染ませる作業ならお子さまでもできそうですね。

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この記事のライター