親にとって、卒園式は子どもの成長が見られる大切なイベントです。そんな卒園式にはパパママがカメラマンになってビデオ撮影をする家庭も多いでしょう。一生に一度の大切な日ですから、事前にポイントをチェックして、うまく撮影するコツをマスターしておきましょう。
手ブレしないもち方を覚えよう
卒園式当日は大勢の保護者が参加するため、三脚の使用は難しいと考えておきましょう。従って気になるのが手ブレです。まずは、カメラについているベルトを短く持ち、手にフィットするように調整しましょう。
ビデオ撮影のポイントは、片手で撮るのではなくもう片方の手を添えておきます。カメラを持つ手と反対の手は、プロのカメラマンになったつもりで、カメラのモニターに添えるとうまく安定します。
単調な映像にならないためのコツ
親としてはとにかく1分1秒も無駄にしたくないという気持ちがあるため、長時間ダラダラと撮影してしまいがちです。すると、後で見たときに単調でつまらない映像になってしまうことがあります。メリハリのある動画にするには、1シーンにつき時間を決めて撮影することです。
また途中で子どものインタビュー映像を入れるなど、映画のワンシーンをイメージしながら、魅力的な映像に仕上がるよう編集するのもおすすめです。
ストーリー性を持たせると楽しい動画になる
卒園式のビデオ撮影だけにこだわらず、前日から映像を撮りためるのがポイントです。前日の子どもの様子、当日出かけるときの雰囲気、当日の小物なども撮影してみましょう。
当日は園に移動するときの親子の会話、教室に入るときのシーン、いつも好きだった思い出の場所などを撮影しておくと、後で子どもが見ても楽しめます。卒園式はその前後でも子どもの顔つきが変わっていくので、その様子を撮影するのもおすすめです。
映像の編集で取り入れたいこと
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撮影を楽しんだら、編集作業も挑戦してみましょう。編集はビデオカメラに付属している編集ソフトを使用してもOKです。なければフリーソフトなど使いやすいものを選んでてみてください。
メリハリがあって楽しい映像にするには、動画だけでなく画像も組み合わせるのがおすすめです。パパはビデオ撮影、ママはスマホでの撮影など担当を分けておき、それぞれの動画と画像を組み合わせると、単調になりにくく楽しい映像になります。
ちょっとした工夫で楽しくなるビデオ撮影
大げさに考えなくても、少し工夫するだけで、いつもと違う魅力的な映像を撮影することができます。後で見返しても楽しい映像を目指して、予め撮影するポイントを頭に入れておくなど、しっかり準備しながら撮影を楽しんでみてください。余裕がある方は編集もやってみましょう。