春の匂いがするタンポポの絵本を集めてみました。厳しい寒さを土の中で過ごし強くたくましく成長する姿にお子さまを重ね合わせながら、ご一緒に楽しめる厳選5冊のタンポポ絵本をご紹介します!
おすすめ春絵本①たんぽぽ
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甲斐信枝さんの長年愛されてきた懐かしの1冊です。
綿毛となったタンポポが風に乗り、見知らぬ世界に旅立つドラマチックな物語です。タンポポの一生をたどるストーリーは、タンポポをよく知るきっかけにもなっておすすめの1冊です。
おすすめ春絵本②ふうとはなとたんぽぽ
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いわむらかずおさんの可愛らしい絵が特徴のふうとはな、野うさぎ2羽の冒険ストーリーです。ふうとはなは、タンポポとタンポポの花の上にいるたくさんの虫たちに出会います。ふうは、風。はなは、花。2羽は、自分の名前に込められた意味を知るのです。
ぜひお子さまのお名前の由来を教えながら読みたい1冊です。
おすすめ春絵本③たんぽぽぽぽたん
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ユニバーサルデザインから発売されている赤坂祐美さんのタンポポ絵本です。タンポポのぽぽたんが一生懸命、美しく育つ姿を応援したくなる作品になっています。ユニバーサルデザインの絵本の特徴であるさわって感じることができ、また点字が採用されています。
読むだけでなくふれながらお子さまと本を楽しんでみてください。
おすすめ春絵本④たんぽぽはたんぽぽ
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おくはらゆめさんのリズムを付けて読みたくなる可愛い絵本です。大人になって気付けなくなったたくさんのリズムが詰め込まれていて、主人公のたろうくんとタンポポ、そしてアリンコやスズメ、ねこ達が愉快なかけ声のリレーをします。
何度も読んでお子さまと一緒に声を合わせて楽しんでいただきたい1冊です。
おすすめ春絵本⑤タンポポ~あの日をわすれないで~
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光丘真理さんと山本省三さんの絵本で、副題にあるように「震災」がテーマになっています。子どもたちの願いが綿毛となって飛んでいき、元気で明るい笑顔の花が咲きますようにと描かれています。
お子さまたちと、今一度震災について考えるきっかけともなる1冊です。
お子さまたちと、今一度震災について考えるきっかけともなる1冊です。
字数も多くないので、小さいお子さまでも読めると思います。
タンポポの絵本を親子で楽しもう
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素朴で、いつも春に咲いていたタンポポを見付けた嬉しさを思い出しながらお子さまと楽しめる絵本を集めました。ふと道端に咲いているタンポポに気をとめる。そんな日常の一コマを大切にしたいものですね。タンポポの綿毛を見付けたら、絵本の内容を思い出しながら吹いてみてはいかがですか?
作・絵:甲斐 信枝
出版社:金の星社