2018年02月24日 公開

簡単&かわいい「子ども用ビーズアクセサリーの作り方」

知育効果もあるビーズアクセサリー作り。簡単な作り方のものを選べば、子どもも集中して作業できます。ビーズアクセサリーは結婚式・発表会などの子ども用アクセサリーにもおすすめですよ。シンプルな作り方とは思えない、完成度の高い子ども用アクセサリー3点のご紹介です。

知育効果もあるビーズアクセサリー作り。簡単な作り方のものを選べば、子どもも集中して作業できます。ビーズアクセサリーは結婚式・発表会などの子ども用アクセサリーにもおすすめですよ。シンプルな作り方とは思えない、完成度の高い子ども用アクセサリー3点のご紹介です。

ビーズアクセサリー作りは優秀な知育遊び

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VALERYIA LUSHCHYNSKAYA / shutterstock.com
ビーズアクセサリー作りは知育遊びのひとつ。

・細いテグスにビーズを通す
・決まった色のビーズを選ぶ
・細かいビーズを上手につまむ

など指先を使う作業が続くことで「集中力」「巧緻性」「色彩感覚」などを高めることができるとされています。

幼児期は五感へ刺激を与え、さまざまな経験をさせることが大切です。特にビーズアクセサリー作りのような指先を使った細かい作業は、集中力を伸ばす効果が期待できます。

ビーズアクセサリー作りの注意点

細かいビーズを使うアクセサリー作りは、小さい子どもだと誤って口に入れてしまう可能性も。子どもと一緒に手作りする場合は、4・5歳からがおすすめです。小さい弟や妹・赤ちゃんがいる場合も、気をつけてくださいね。

高級感を出すコツは素材・色

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指遊びだけなら、子どもの好きなビーズをランダムに使うのも良いですね。でも、手作り感のあるポップな雰囲気のビーズアクセサリーは可愛らしい反面、おもちゃっぽさが出てしまいます。

結婚式・発表会などのイベント時のアクセサリーを作るのなら「ラグジュアリー感」と「上品さ」も必要。パール・スワロフスキー・チェコビーズなど大人っぽいビーズを選ぶと、ぐっと「よそ行き感」が出ます。ゴールド・シルバー・クリアなどの色を選び、色数も少なくすると失敗しません。

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6歳着用例。
日中おでかけの間ずっとつけていることができました。
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今回はコットンパールビーズを使用したリング・イヤリング・ネックレスの作り方をご紹介いたします。

コットンパールは綿を圧縮してパール加工を施したもの。とっても軽いので子ども用アクセサリーにもぴったりです。

金具やチェーンはゴールドを使用しています。

大人気分のシックな大粒パールリング

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シンプルな大粒パールリングはママとペアリングにしても良いですね。指輪部分はゴールド、パール両脇はシルバーのビーズを使用した大人可愛いリングです。

軽くて柔らかなコットンパールなので、子どもが長時間つけても負担になりません。

作り方は「左右の1個ずつビーズを通し、3個目のビーズで交差させる」の繰り返しなので子どもでも簡単に挑戦できそうです。

材料

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・テグス2号 35cm
・コットンパール12mm 1個
・丸小ビーズ ゴールド 適量
・丸小ビーズ シルバー 6個
・手芸用ボンド

作り方

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(1)テグスの真ん中に丸小ビーズ ゴールドを3個通します。
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(2)もう1個丸小ビーズ ゴールドを通したら、そのビーズで左右のテグスを交差させます(全部で4個のビーズ)。

(3)テグスをしっかり引き、ビーズを十文字の形にします。

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(4)テグスの左右に1個ずつ丸小ビーズ ゴールドを通します。

(5)さらにもう1つ丸小ビーズ ゴールドを通し、そのビーズで左右の糸を交差させ引き締めます(計3個のビーズ)。

(4)~(5)を繰り返し、指輪部分を編んでいきます。

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子どもの指にあわせながら、パールを入れてちょうど良い大きさになるまで編みます。

(6)丸小ビーズ シルバーを左右のテグスに通します。もう1個丸小ビーズ シルバーをどちらかのテグスに通し、そのビーズでテグスを交差させ引き締めます(計3個のビーズ)。これでパール両脇部分の片方が完成です。

(7)テグスの片方にコットンパールを通し、このコットンパールでテグスを交差させ引き締めます。

(8)(7)と同様に丸小ビーズ シルバーで編みます(パール両脇完成)。

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(9)子どもの指に合わせて丸小ビーズ ゴールドで編み足す。

(10)テグス結びをして、結び目を手芸用ボンドで固めて完成です。

テグス編みの基本 | ビーズワークの基本 ネコジロウTV

固結びの仕方 | ビーズワークの基本

揺れるイヤリングでプリンセス気分

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揺れるイヤリングはおしゃれですが、子どもの耳には重い感じもしますよね。コットンパールとクリアタイプの2穴ボタンで作れば軽いイヤリングが作れます。金具を調節可能なネジバネ式にすることで圧迫感を最小限に抑えました。

テグスではなくピンにビーズを通すので、小さい子でも簡単にできて達成感を味わえます。

ゆらゆら、キラキラ。まるでプリンセスみたいなイヤリングに、いつもよりおすまししてしまうかもしれません。

材料

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・Tピン 2本
・9ピン 4本
・丸カン
・ネジバネ式イヤリング金具
・コットンパール12mm 2個
・コットンパール8mm 2個
・お好みのカラーの2穴ボタン 2個

・ヤットコ
・ニッパー

作り方

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(1)Tピンにコットンパール8mmを1個通して、写真のように90度に曲げます(写真は9ピン)。

(2)曲げた部分を7mm くらいにニッパーでカットします。

(3)カットした先端をヤットコでつかんでくるっと丸めます(9ピンの丸い部分のように)。

(4)9ピンにコットンパール12mmを1個通して、①のように写真のように90度に曲げます。
※元々ある丸の部分と逆法方向に曲げます。

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(5)曲げた部分を7mm くらいにニッパーでカットし、ヤットコでつかんでくるっと丸めます。

(6)12mmパールの9ピンの元々ある丸い部分をヤットコで広げます。コットンパール8mmのTピンとつなげて、ヤットコで閉じます。

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⑦カラーの2穴ボタン 1個を9ピンに通し、④⑤のように処理します。

⑧丸カンをヤットコで開いて、9ピン2穴ボタンとネジバネ式イヤリング金具を留めます。

①~⑧を繰り返しもう1つ作れば完成です。

【パーツクラブ】Tピン・9ピンの使い方

よそいきコーデが華やぐ「5粒パールネックレス」

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大きいパール1粒の両脇を小さいパール2粒ずつではさんだ大人可愛いネックレスです。子ども用のため、子どもの細い毛がからまりにくいボールチェーンを使用します。

シンプルなワンピースにつけるだけでよそいき感がアップ。親戚の集まり・結婚式などのフォーマルな場はもちろん、ちょっとしたおでかけまで活躍しそうです。

材料

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・引き輪 1個
・板カン 1個
・丸カン 2個
・貝チップ 2個
・ボールチェーン(コットンパールの穴に通る太さ) お好みの長さ
・コットンパール8mm 4個
・コットンパール12mm 1個

・ヤットコ

作り方

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(1)貝チップにボールチェーンの片方をはめて、ヤットコで閉じます。

(2)丸カンをヤットコで開き(1)の貝チップと引き輪をつなげます。

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(3)コットンパールを、8mmを2個→12mmを1個→8mmを2個の順にボールチェーンに通します。
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(4)何も処理していないボールチェーンの端を貝チップにはさみ閉じます。

(5)丸カンで貝チップと板カンをつなげて完成です。

手作りのビーズアクセサリーでお姉さん気分に

キラキラ光るビーズアクセサリーを身につけると、ちょっとお姉さんになった気分で、振る舞いも上品になるかもしれませんね。自分で手作りしたものなら、お出かけやイベントがさらに楽しくなるでしょう。

つまむ、通す、結ぶなどさまざまな動きが必要とされるビーズアクセサリー作りは集中時間を延ばす効果も期待できます。少しずつ作業を正しく進めることで、目に見えて形ができあがっていくため、忍耐力も鍛えられます。

いいことづくしのビーズアクセサリー作り、ぜひお子さまと一緒にやってみてくださいね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

AOTANAOAO
AOTANAOAO

2015年よりライターと鞄・アパレル雑貨メーカーのWEBモデルの仕事をしています。Chiik!!では幼稚園入試、英語学童、インターナショナルスクール、親子で作れる知育玩具などの記事を執筆。 教育・健康・レジャー・ファッションなど、「日常生活がより豊かに楽しく送れる」ような情報記事を書いております。