2017年05月18日 公開

上履きの効果的な洗い方とは?落ちにくい汚れも白くきれいに!

室内履きなのにすぐ汚れてしまい、その汚れがなかなか落ちない上履き。なんとか汚れを落とそうと苦労しているママも多いのでは?そんな上履きの上手な洗い方や、ひどい汚れの落とし方についてご紹介します!

室内履きなのにすぐ汚れてしまい、その汚れがなかなか落ちない上履き。なんとか汚れを落とそうと苦労しているママも多いのでは?そんな上履きの上手な洗い方や、ひどい汚れの落とし方についてご紹介します!

上履きの汚れの特徴

 (52115)

Ken Ishikawa/CC BY-SA 3.0
子どもが持って帰ってきた上履きを見て、その汚さにびっくりしたことはありませんか?洗ってキレイになればスッキリもするのでしょうが、どんなに力を入れてこすっても落ちない頑固な黒ずみにお手上げの方も多いでしょう。

上履きの汚れは、足の汗や靴下の汚れ、ホコリ、油汚れなど、たくさんの種類の汚れが溜まってできたもの。
それぞれ汚れの成分が違う上に、洗っても落ちないからといいかげんに洗っていると、汚れが繊維に入り込んでどんどん蓄積していき、変色や黒ずみの原因になってしまいます。

上履きの上手な洗い方

 (52122)

上履きの汚れは、普段洗濯機などで洗っている衣類とは少し質が違います。バケツに中性洗剤を溶かしたぬるま湯を入れ、一晩つけおきしたうえで衣料用粉末洗剤でこすり洗いする、というのが上履きの一般的な洗い方といえるでしょう。

なお、活発な子でひどく汚れる……という場合には、固形石鹸を使用するのがおすすめです。上履きの汚れをブラシで軽く落とし、つけおきせずに固形石鹸をたっぷりと塗りつけます。少し時間をおいてから、お湯で泡立てながらブラシで洗うと、汚れが落ちやすくなりますよ。

すすぎは丁寧に!

洗い終わったら、水がきれいになり、泡がなくなるまで何度もすすぎましょう。洗剤が残っていると、黄ばみや変色、臭いの原因となります。すすぎはなるべく丁寧に行ないましょう。

効果的な干し方

干し方にもちょっとしたコツがあります。びしょびしょのままだとなかなか乾かないので、まずは洗濯機で軽く脱水するか、厚手のタオルで水気をしっかり拭き取りましょう。

干すときは靴の中に空気が通るように、型崩れしないように干します。シューズ専用のハンガーも売っていますが、針金ハンガーの両端を上に向けて折り曲げるだけで、靴干しハンガーが簡単に自作できます。折り曲げたところに、上履きの形を整えて上向きにさすだけです。

あとは、風通しのよい日陰にハンガーを吊るして陰干ししましょう。生乾きは臭いの原因となりますので、しっかり乾かしてくださいね。

ひどい汚れには漂白剤&研磨剤を活用

 (52112)

泥汚れがついてしまったりしてなかなか落ちないガンコな汚れ落としには、やはり漂白剤が有効です。漂白剤を溶かしたお湯に一晩つけこんだ後、きれいなお湯ですすぎます。塩素系漂白剤は上履きを傷めてしまう可能性があるので、酸素系漂白剤を使うようにしましょう。

また、研磨剤が配合されているクレンザーをつけて、上履きをブラシでたたき洗いする方法もあります。たたき洗いすることで、研磨剤が生地の中の汚れを掻き出してくれます。

※漂白剤や研磨剤を使う場合には、ゴム手袋などを着用してください。

自家製ペーストなら、いつでも手軽に上履き洗い

 (110027)

Jasni / shutterstock.com
上履き洗い用の自家製ペーストをつくるのもいいですね。材料は、歯磨き粉と重曹、酸素系漂白剤の3つだけです。

歯磨き粉と重曹をまぜ、さらに漂白剤をまぜて使いやすい硬さのペーストに調整します。できたペーストをブラシにつけて、つけおきしておいた上履きを洗います。家庭にあるものばかりなので、気軽に試してみることができますね。

裏技は「鍋で煮る」!

 (52114)

なんとかして真っ白にしたい、というときの裏技があります。ちょっとした勇気と準備がいりますが、鍋で上履きを煮るという方法です。台所用漂白剤を入れたお湯で約5分煮た後、自然乾燥させましょう。買ったばかりのような白さが蘇りますが、上履き専用の鍋を準備する必要がある、生地によっては傷む可能性があるといったデメリットもありますから、それでも白さがほしい場合にのみ試してみるのがいいかもしれません。

4~5歳になったら子どもにチャレンジさせてみよう

 (52109)

子どもたちは、洗濯カゴに入れておくだけで毎日清潔な洋服を身に着けられることを、当たり前だと思っているかもしれません。でも、成長とともに、身の周りのことは自分でできるようにしていかなければなりませんよね。

上履き洗いについては、小学生のころには自分で手洗いしていた、というパパママも多いのでは?その準備段階として、お子さまが4~5歳になったら一緒に上履き洗いに挑戦してみてはいかがでしょうか。洗い方を覚えて、少しずつ自分で洗えるようになるといいですね。

上履き洗いの大変さを理解することで、ママへの感謝の気持ちも湧いてくるかもしれません。

洗い方のポイントを押さえて上履きをきれいに

落としきれなかった毎週の汚れが蓄積されてしまったり、子どもが持ち帰るのを忘れて2週間分の汚れが溜まってしまったりと、上履きの汚れはなかなか手ごわいもの。落ちない汚れが気になってきたら、いつもの洗い方ではなく、ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。効果的な洗い方を知ることで、力任せに洗うより楽にきれいにすることができますよ。

また、4~5歳になったら子どもに洗い方を教えて、自分のことは自分でする習慣を身につけられるようにサポートしていきましょう。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター