2018年7月17日 公開

親子の絆を深め、夫婦間の愛情を保つために行うべきたった1つのこと

子どもやパートナーとの愛情を深めるためには、毎日のハグがオススメ。私が住むアルゼンチンでは、みんな毎日ハグをします。ハグは愛情を深めるだけではなく、健康にも大きな効果をもたらしてくれます。情熱の国アルゼンチンに住む私がハグの力を紹介します。

あなたが最後にハグしたのはいつですか?

日本では、ハグは日常的に行われませんよね。知らない人にはもちろん、家族や友人などの親しい人にもハグはあまりしません。

私も22年間の日本生活で、ハグは数回しかしませんでした。

あなたが最後にハグをしたのはいつでしょうか?実は、ハグには驚きの効果があるんですよ。

毎日のようにハグをする情熱の国アルゼンチン

約3年前、私はアルゼンチン人と結婚をするために移住しました。移住してまず驚いたのが、挨拶の習慣が日本とは大きく異なること。

アルゼンチンでは、男性同士が挨拶をするときはガッチリと握手(ときどき頬キス)、女性同士もしくは男性と女性同士が挨拶をするときは、頬キスをするのです。

とにかく、人と人の距離感が近いアルゼンチン人。そんなアルゼンチン人は、よくハグをします。

例えば、アルゼンチン嫁は毎日のように、2歳の息子に向かって手を広げ「ハグして―!」と言います。すると、息子は嬉しそうに走って彼女にハグ。

また、国際結婚あるあるですが、僕たちはキスはもちろん毎日1分以上のハグもしているのです。

公園に行けば、子どもたち同士もハグと頬キスの挨拶を当然のようにしています。

アルゼンチンには、ハグとキスの習慣が日常生活に根付いているのです。それが、人と人の距離がいい意味で近い秘密なのかもしれません。

ハグの持つ健康効果

ハグに関する研究は世界中で行われていて、科学的にもハグはさまざまな嬉しい効果をもたらしてくれると判明しています。特に、親子でのハグや抱っこはかなりオススメされています。

ハグは子どもの成長を促します。生まれたばかりの赤ちゃんとは、積極的に肌と肌が触れ合うスキンシップをするように推奨されますよね。

でも、子どもが少し大きくなっても(たとえ大人になっても!)スキンシップは必要。ハグはピッタリのスキンシップ方法なのです。

ハグをすることで期待できる身体的メリットは、以下の通り。

・血圧の正常化
・心拍数の正常化
・ストレスレベルの低下
・孤独感の解消
・免疫力の向上

たくさんの効果が、期待できますよね。しかもこれらのメリットを受けるのは、子どもだけではなく、大人もなんですよ。

健康を保つためにも、子どもの成長を手助けするためにも、積極的にハグをしていきましょう。

ハグは愛情を伝え、子どもは愛情を学ぶ

Magdanatka / Shutterstock.com
ハグが身体面に与えるメリットを見てきましたが、精神面に与える影響にも注目してみましょう。

ハグをする(ハグをされる)と、体内で「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されます。

このオキシトシンのおかげで、ハグをされるとなんだか温かく幸せな気持ちになるのです。

また、デポー大学の心理学者Matt Hertensteinによると、オキシントンは愛情や信頼感、絆を深める働きがあるそう。ハグをすることで、子どもは他者とのつながりを感じられるのです。

ハグを受けることで、子どもは愛情や絆をもらうだけではなく、同時にハグの仕方やタイミングも学びます。

アルゼンチンの子どもがそう。彼らは、小さなころからハグの名人。

挨拶時にはもちろん、誰かが悲しんでいたり、喜んでいたりするとそっとハグしてくれます。毎日ハグを受けることで、同時に共感の表現方法を学ぶのです。

また、子どもを叱った後にこそ、ギュッと抱きしめてあげてください。叱ったり、ケンカした後は、仲直りのきっかけを見つけるのが難しいですよね。だからこそ、黙って抱きしめるのです。

嫁が両親とケンカしたときも、ハグが仲直りのきっかけになっていました。 嫁と両親がケンカをし、再び顔を合わせたとき、自然と抱きしめ合っていたのです。

その時は3人とも泣いていましたが、互いに謝ったり、怒った理由などを抱き合いながら言っていました。彼らのそんな姿を見たとき、ハグには関係の修復や愛情を深める力があるのだなと実感したものです。

家族でハグの習慣を身につけませんか?

日本でも、特別に嬉しいことがあったとき、思わずハグをしてしまうことはないでしょうか。日本では、どちらかというとハグは喜びを伝えるためのもの。

でも、アルゼンチンでは喜びだけではなく、愛情を伝えたり、悲しみを共有したりするためにハグが行われるのです。

はじめは恥ずかしいかもしれませんが、ぜひお子さまともっとハグをしてみてください。

そして、パートナーとは1分間以上の長いハグをして、いつまでも仲の良い関係を保ちましょう。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

奥川駿平 奥川駿平  2015年大学卒業後にアルゼンチン人嫁と結婚するために移住。同年8月には息子が生まれ、現在はフリーライターとして活動中。アルゼンチン人のユニークな子育て情報について発信します。