お裁縫で針に糸を通すこと、最近やりましたか?大人にとってはなんてない作業なのですが、あの「集中する一瞬」って赤ちゃんにはとても新鮮な体験なんです。それを繰り返す「ひも通し」は指先の感覚を養うのでぜひやってみましょう。
「ひも通し」それはドラマチックな遊びです
「せっかく通したのに持ち上げたら抜けちゃった」悔しさをこらえてまたやってみる、「今度はひもが曲がって通らない。下に向けたらできるかな」、「できたー!」の喜びが「もっとやってみる」になり、忍耐と工夫、そして達成感というドラマを生みます。
イライラする子でも一度できると自信につながります。すぐ飽きる子には時間を置いたり、できなければやって見せたりしてあげましょう。
1さいの男の子 ひもとおしの取り組みの様子 知育のコンシェルジュ 高田塾パート1幼児教育と赤ちゃんの遊び – YouTube
簡単なものからチャレンジしましょう
発売元:こぐま会
「ひも通し2×6」は穴12個にひもを通します。年中のお子さま向けです。これをやっていると、靴ひもを通せるようになります。「ひも通し4×4」は、プレートの16カ所の穴にひもを通して三角や星形など形づくりをする教材です。
発売元:バンダイ
たくさんの輪っか形状になったキャラクターたちがジャラジャラと通るので、飽きずに遊ぶことができます。歯ブラシの練習にもなり、一石二鳥な商品です。
あの脳科学おばあちゃんもおススメしています
著者:久保田カヨ子 監修
出版社:宝島社
テレビで人気の久保田カヨ子さん監修のひも通し・ドリルセットが販売され「脳を育てる遊び」として注目されています。大人にとっては単純で広がりがない遊びに感じますが、子どもは遊びの天才であることを感じる商品です。
繋げたひもを更に結んで長くして引きずってみたり、ロゼット状の模様を作ってみたり、飽きずに遊ぶことができます。
一体型で抜くのも楽しい チーズとネズミ
発売元:クレマーズ(ドイツ)
これもひもの長さ調節などなかなか工夫が必要で頭を使いますね。飾っておきたい可愛さとユニークさが良いですね。
長く繋がると達成感が倍増です!
発売元:エド・インター
「森のあそび道具シリーズ」のOne-to-ten トレインは、ひもを通す順番が違うと、上下がひっくり返ってしまったり、電車としての遊びが難しいおもちゃです。赤ちゃんのうちは難しかったら、ひもから外さないで電車として遊んでも良いですね。
数が数えられるのと、数字を理解するのはまた別なので、そこも焦らずに教えていきましょう。順番通りにできるのは少し大きくなってからでOKです。子ども自身が試行錯誤してできるようになっていきます。子どもが長く遊べてインテリアとしても使えそうな魅力的なおもちゃです。