2017年09月20日 公開

子どもがぐっすり眠れるために取り入れたいコツと工夫

子どもには、昼は元気に遊んで夜はぐっすり眠ってもらいたいもの。でもうまくいかないこともありますよね。夜ぐっすり眠れるよう、昼の遊び方、夜の過ごし方など見直してみませんか。子どもの寝つきをよくするためのコツをご紹介します。

子どもには、昼は元気に遊んで夜はぐっすり眠ってもらいたいもの。でもうまくいかないこともありますよね。夜ぐっすり眠れるよう、昼の遊び方、夜の過ごし方など見直してみませんか。子どもの寝つきをよくするためのコツをご紹介します。

子どもがなかなか寝ないのはなぜ?

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Luca Santill/shutterstock.com
布団に入っても元気いっぱい。パパママはこんなに疲れているのになぜだろう?と泣きたくなることもありますよね。お子さまの寝つきを良くするために、まずはお子さまがすぐに寝てくれない理由を知ることが大切です。主な要因は、以下の3つが考えられます。

・体力が余っている
日中に体を動かすことが少なく、体力を余らせていると眠りづらくなります。

・お昼寝の量やタイミング
お昼寝はお子さまにとって大切な時間です。しかし、時間が遅くなったり、長くとりすぎたりすると、夜に眠くならないことがあります。

・眠る前の遊び
眠る前に親子の時間を設けてお子さまと遊んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、楽しい時間が終わってしまうのは嫌なものです。興奮する遊びのあとは、ぐずって眠りたがらないケースがあります。

日中に楽しく遊んで疲れを促そう

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体力が余っていると眠気がこないので、なかなかベッドに入ってくれないことがあります。そんな状況を解消するためには、日中に沢山遊んでお子さまの疲れを促すのが効果的です。特に、体を動かして遊ぶという点を重視しましょう。晴れている日なら、公園で走り回ったり、遊具で遊んだりするのが手軽でおすすめです。

とはいえ、子どもと一緒に走り回ってはパパママも疲れてしまいます。近所の友達や兄弟と一緒に遊ばせるなどして、体力の消耗を防ぎましょう。

雨の日も、工夫次第で体を動かして遊べます。お子さまが好きな音楽をかけて一緒に踊ったり、布団やシーツを使ってキャンプごっこをさせてあげたりするといいでしょう。

昼寝の時間に注意しよう

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子どもは大人より体力がないため、お昼寝をすることもしばしばあります。元気に一日を過ごすためには、お昼寝のような休憩も必要ですが、お昼寝の取り方には注意が必要です。

お昼寝の長さ

お昼寝の時間が長くなりすぎると、夜の寝つきが悪くなってしまいます。2~3時間のお昼寝をさせてしまうと、夜になってもなかなか眠ってくれません。お昼寝は1時間~1時間半くらいで切り上げるようにするといいでしょう。

お昼寝の時間帯

お昼寝をする時間帯が遅いと、夜の寝つきにも影響します。夜の寝つきをスムーズにさせるためには、お昼寝から就寝時間まで6時間以上空けるようにすることが効果的です。

夕方にお子さまが眠そうにしていたら、お昼寝をせずに就寝時間を早めたり、お風呂に入れるなどしてお昼寝モードに入らないようにしたりするといいでしょう。

眠る前の遊びは静かな遊びにしよう

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楽しい時間が終わってほしくないと思うのは、子どもだって同じです。眠る前に目いっぱい遊ぶと、楽しい気分になって眠りたくないと感じるようになってしまいます。

眠る前の遊びとしては、お絵描きや絵本の読み聞かせなど、静かなものがオススメです。お子さまも興奮しすぎないので、就寝時間を迎えてもスムーズに寝つきやすくなります。

また、強い光は自律神経を刺激して興奮させて寝つきがわるくなります。眠る前のゲームやテレビは控えた方がいいでしょう。

寝つきを良くする工夫を生活に取り入れよう

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お子さまがなかなか眠ってくれないと、パパやママも休む時間がありません。子どもの寝つきをよくするためには、たくさん遊ぶこと、お昼寝の取り方、就寝時間前の遊びの内容がポイントです。

まとまった時間で遊んであげることができなくても、出勤前などのちょっとした時間に遊ぶだけで、疲れを促すことはできます。楽しく遊んでいるのを近くで見守ってあげるだけでもお子さまは満足できますし、そうすれば、パパやママが一緒に疲れてしまうこともありません。

皆さんもご家庭のライフサイクルやライフスタイルに合った形で、お子さまの寝つきをよくする工夫を取り入れてみましょう。

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この記事のライター