2018年09月02日 公開

子どもと一緒に秋の草花を探してみよう!代表的な秋の植物たち

四季折々に違った草花が見られる自然の豊かさは、日本の魅力のひとつ。そんな自然と触れ合うなら、草花観察はいかがでしょう。特に秋は気候もよく草花の観察にぴったり。ここでは秋によく見られる草花のなかから、子どもたちの興味を引く5種類とその楽しみ方をご紹介します。

四季折々に違った草花が見られる自然の豊かさは、日本の魅力のひとつ。そんな自然と触れ合うなら、草花観察はいかがでしょう。特に秋は気候もよく草花の観察にぴったり。ここでは秋によく見られる草花のなかから、子どもたちの興味を引く5種類とその楽しみ方をご紹介します。

コスモス

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663highland/CC-BY-2.5
漢字で書くと「秋桜」のコスモスはまさに秋を代表する花。

子どもたちが大好きなピンク色に代表されるかわいらしい花は、近所の庭先や町中の公園などで気軽に見ることができます。コスモスといえばピンクのイメージですが、じつは白や黃・オレンジ色などの種類のものもあります。お子さまと一緒に近所のお散歩時に探してみては?

コスモスの花びらを一枚おきにとって4枚だけ残し、手を離すとくるくる回って落ちるプロペラ遊びも楽しいです。

キンモクセイ

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Laitr Keiows/CC-BY-SA-3.0
この香りをかぐと秋の到来を感じるキンモクセイ。

生け垣などによく使われ、9月下旬から10月下旬頃にオレンジ色の可憐な花を咲かせます。遠くから見ると小さな花が集まっているキンモクセイですが、近くに寄って見ると1つの花には花びらが4枚あることがわかります。

キンモクセイの特徴は、甘い芳香な香り。かなり遠くまで香るので、匂いをキャッチしたらお子さまといっしょに、キンモクセイがどこにあるのか探してみましょう。

ススキ

Japanese Silver Grass Autumn · Free photo on Pixabay (109689)

秋風に揺れるススキは、秋の風物詩。

ススキに似たような植物に「オギ」があります。オギは水辺や湿気がある場所に生え、ススキは日当たりのいい場所に生えています。またオギのほうがススキより大きいのも特徴です。

ススキをとって、お月見にお団子と一緒に飾ってみましょう。また20~30本ほど集めて乾燥させて束ね、ほうきを作ってみるのも楽しそうです。

ジュズダマ

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Miya/CC-BY-SA-3.0-migrated
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kariphoto / shutterstock.com
秋になると数珠のような茶色の実をつけることから名付けられたジュズダマ。実の真ん中には穴が通っていて、子どもの頃ここに糸を通し、ネックレスやブレスレットを作った思い出のある方も多いかもしれません。

イネ科のジュズダマは、川辺や用水路横の水辺に生えていることが多い植物です。基本的には雑草なので、あまり手入れがされていない空き地などにもよくあります。

実はネックレスだけではなく、お手玉の中身にもできます。

センダングサ

センダングサの種(ひっつきむし)|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (109705)

秋の草花の最後にご紹介するのはセンダグサ。聞き馴染みのない名前だと感じる方がほとんどかもしれませんが、写真の植物には見覚えがあるでしょう。

道端や水辺などによく見かける草花で、9月下旬~10月頃、黄色い花びらを5つ持つ小さな花を咲かせます。この花が枯れたあと、俗にいう「ひっつきむし」に変身。投げて服につけるのも楽しいですが、取るのが大変なのであまりたくさんつけてしまわないように注意しましょう。

お出かけの途中で秋の草花を見つけてみよう

今回ご紹介した秋の草花は、気軽に近所で見かけられるもの。見つけたら絵を描いたり、押し花・押し葉にしたりするのもおすすめです。お出かけや、お散歩の途中にお子さまと一緒にぜひ探してみてくださいね。

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この記事のライター