お子さまと積み木で遊んでいますか?積み木はお子さまのさまざまな感覚を養う知育遊びなんです。とくに、子どもに何通りもの遊び方を創造させる「ニキーチン」の積み木は知育におすすめです。遊びながら空間認識能力や問題解決力を養う効果が期待できる積み木のロングセラーです。
カラフルで複雑な形を組み合わせる
みんなの積み木
平面の図案をみながら、図案通りの形に積み木を組み立てていきます。
(積み木と、平面図は別売りです。)
ニキーチンの積み木の特徴は、単純に積み重ねるのではなく、平面の図案を見て、それに合わせて積み木を完成させる遊び方ができる知育玩具だということです。
このような遊び方は図学の視点から「空間をとらえる能力」を伸ばすために最適で、「創造性」も伸ばすことができます。
ニキーチンの考え方を取り入れられている商品はたくさんあり、素材も木製やプラスチックなどさまざまです。
ニキーチンの積み木で模様づくり
模様づくり
模様づくりの積み木と「模様づくりパターンカード」を用意します。
模様づくりパターンカードの通りに積み木の模様がつながるように組み合わせて遊びます。
積み木の平面をどのように並べたらと「模様づくりパターンカード」と同じになるのかを考えながら遊びます。
最初はシンプルな模様から。
1歳ころから積み木に触れさせて、ゆっくり、少しずつ、長く続けるのがポイントです。
立体的に図形を考える
ユニキューブ
「ユニキューブ」も図案をみてその通りに組み立てていきます。
並べ方や積み方で色や模様が異なる立体図形ができあがります。
色が塗り分けられているので、内側にくる色と外側にくる色を考慮しないと図案通りに組み立てられません。
一面だけでなく六面すべての配色を考慮して積み木を重ねることで観察力や立体的に考える力が養われます。
レンガつみ
立方体の積み木と違い、見る面によって幅や高さ、縦横の比率が異なるので、その違いを利用した図案が提示されます。
図案通りに積んでも、横から見たらできているけど上から見たらちょっと違う......。
もう一度最初から積み直してみる。なんていうことを繰り返し、図案通りに積み重ねられるまでやりましょう。
立体パズルのような感覚で遊び、楽しみながら空間認識能力が養われます。
失敗しても何度もチャレンジして成功するまであきらめないでくださいね。
できたときの喜びや達成感がお子さまの成長や発達につながります。
夫婦で本を読んで、子育てについて考えよう
著者:レーナ・A・ニキーチナ、ボリス・P・ニキーチン 翻訳者:匹田軍次、匹田紀子
出版社:暮しの手帖社
ニキーチン夫婦の子育てを記した著書です。
子どもを丈夫で賢い子どもに育てるために、オムツのころから、体育、知育しつけもしっかり教えていく、とても丁寧な訓練法が書かれています。
子育てのヒントもたくさんある、考えさせられる一冊です。(現在、在庫切れとなっています)
ニキーチン夫妻の教育論と知育としての積み木遊び
著者 :ボリス・P・ニキーチン 翻訳者:匹田軍次
出版社 :暮しの手帖社
ニキーチンの教育論が記された著書です。
子どもの才能を引き出す方法や、子どもとの接し方など、子育てのヒントが盛りだくさんの教育書です。
その他、今回ご紹介した4通りの積み木遊びのほかに6通り。
全10通りの遊び方が紹介されています。
積み木の作り方も紹介されているのでご自宅で積み木を手作りするのもおすすめです。
お子さまの好きな色を使ったり、パパママが一生懸命手作りした積み木で、お子さまも愛情を感じながら楽しく遊ぶことができますよ。
ニキーチンの積み木を手作り!模様づくりとカードの作り方 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
あなどれない積み木、ニキーチンの知育遊び
発達ざかりの子どもにとって刺激の少ない遊びのように感じますが、ニキーチンの積み木では子どもが能動的に考え、手を動かし、観察し、粘り強く問題に取り組んだ末に正解にたどり着く、脳の発達をうながす刺激いっぱいの遊びになるんです。
『ニキーチンの知育遊び』と合わせて積み木遊びをさせることで、子どもの知育にも、またパパやママの教育方針の羅針盤にもなるニキーチン。
ぜひ、子育ての参考にしてくださいね。