2018年10月31日 公開

少年野球団に入団して「気配り」と「チームワーク」ができる子に

社会に出たとき、基本的なスキルとして役立つ「気配り」と「チームワーク」。これを、仲間とスポーツを楽しみながら、実体験を通して身につけられるのが少年野球団です。子どもに勧めたいスポーツのひとつとして、改めて少年野球団の魅力をご紹介します。

少年野球団は堅苦しくて親も大変?

 (117973)

KPG_Payless / Shutterstock.com
「少年野球団って、監督やコーチも昔気質で堅苦しかったり、親も監督に従っていろんな仕事をさせられたりするんじゃない?」

そんなイメージをお持ちの方も、多いのではないでしょうか。

でも、最近の少年野球団は、チームにもよりますがそれほど堅苦しいものではなく、親同士や有志の監督、コーチとのおつきあいもフランクなもの。むしろ、今だからこそ貴重だといえるさまざまな経験ができるのです。では、筆者のように野球をしたことがないママのためにも、具体的にどんなメリットがあるのか、ポイントをご紹介したいと思います。

体幹を鍛えることで集中力を高められる

 (117974)

JoeSAPhotos / Shutterstock.com
近年では、体力テストの結果などから、子どもの「投げる力」の低下が指摘されています。「投げる」という動作は、腕の力だけでなく、身体全体を使って行うため、体幹が鍛えられます。

体幹を鍛えると、良い姿勢を持続することができ、勉強をするときの集中力もアップします。野球だけでなく、スポーツで体を鍛えた子が、勉強でもいい成績をとることが多いのはそのためです。

「チーム内での自分の活かし方」が学べる

 (117975)

mTaira / Shutterstock.com
運動能力が高く、レギュラーになれれば自信がつきます。しかし、たとえスターティングメンバーになれなくても、代打や代走などで試合に出られるチャンスはあります。また、外野手なら、内野ゴロが出たときにもすかさず塁を守る仲間のカバーに回ったり、ベンチにいても積極的に球を拾いに行ったりなど、チームの中での自分の活かし方や、今何をすべきかという気配りが徐々に身についてきます。

大人になって、社会に出てからチームワークを学ぼうとしても難しいこともありますが、子どもの頃からスポーツでの体験を通して学ぶことで、自分の基礎として身につけることができるのです。

「見ていてくれる大人」と信頼関係を築ける

 (117976)

Air Images / Shutterstock.com
そんな自分なりの気配りや努力を、監督やコーチなどの大人がしっかりと見ていて、評価してくれると、大人への信頼につながります。特にプレー中の気配りは、親よりも野球に詳しい監督やコーチのほうが気づきやすいもの。親以外の大人に、暗黙のうちに理解してもらえることで、子どもの心が安定します。

大人も、そういう子どもを信頼するので、プレーでトップレベルではなくても、チーム内でトップレベルの責任感や存在感を発揮する子も現れます。

兄弟げんかが減る

 (117977)

TinnaPong / Shutterstock.com
近隣のチームでは、土日の午前・午後で、ほぼ1日中練習があります。試合になれば、特にレギュラーメンバーの親は交替でチームのお世話をすることになりますが、まだ試合に出られない小学校低学年の親などは、チームに丸投げの親御さんがほとんど。「まるで保育園状態」で週末を過ごせるので、その時間に仕事をするなど、メリットに感じている人もいます。

男の子の兄弟で入団しているご家庭では、「1日中体を動かして発散できていることもあって、家にいるときの兄弟げんかが減った」という声もありました。チームで何かあったときには、折り合いのつけ方や感情のコントロールのしかたも学んでいくので、精神的にもたくましく成長します。

心身を鍛え、自立した社会に貢献できる大人に

 (117978)

NadyaEugene / Shutterstock.com
風邪などの病気に負けない強い体を作り、社会での自分の活かし方を身につけながら、チームの仲間や大人との信頼関係を築き、自信をつける。少年野球団をはじめとする団体スポーツは、個人主義が進む現代において、貴重な経験となるようです。

子どもには勉強だけではなく、生きる力を身につけてほしいという方にも、おすすめできます。

野球少年の挨拶は気持ちがいい

 (117979)

KPG_Payless / Shutterstock.com
最後になりますが、少年野球団を訪れたとき、野球少年たちが「こんにちは!」と挨拶をしてくれる姿は、本当に気持ちがいいです。挨拶はコミュニケーションの基本。これだけでも、入団してよかったな、と思えるのではないでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

3分でわかる知育マガジン「Chiik!」

RECOMMEND この記事を読んだあなたにオススメ

子どもの姿勢改善におすすめのスポーツ&運動!悪い姿勢の影響は

子どもの姿勢改善におすすめのスポーツ&運動!悪い姿勢の影響は

学習能力にも影響するといわれる子どもの姿勢。正しい姿勢を保つように声かけしても、なかなか治らず困っているパパやママも多いのではないでしょうか?悪い姿勢を続...
ピアノを習わせるのは何歳から?メリットと必要な準備とは

ピアノを習わせるのは何歳から?メリットと必要な準備とは

子どもの習い事人気ランキングの常連といえば、ピアノ教室があげられます。ただしお子さまが小さいと、何歳からレッスンをスタートさせたらいいのか迷ってしまうかも...
子どもの英語教育は早くはじめるべき?習い事を選ぶ前に考えること

子どもの英語教育は早くはじめるべき?習い事を選ぶ前に考えること

子どもに早くから英語教育を受けさせる傾向が強まっています。小学校から英語が必修科目となることが決まり、子どもの習い事としても英語関連は人気です。ところで、...
文武両道は海外でも求められる?イギリスの教育とスポーツ観

文武両道は海外でも求められる?イギリスの教育とスポーツ観

学問と武道、両方にすぐれた能力があるという意味の「文武両道」。文武両道に秀でることは、日本においては良いこととされていますが、日本以外の国ではどうなのでし...
3歳児~おすすめ!親子でできるフラフープ遊びを紹介します!

3歳児~おすすめ!親子でできるフラフープ遊びを紹介します!

クルクルと腰で回す遊びが定番のフラフープですが、アイデア次第でさまざまな遊び方ができます。フラフープを転がしたり、その中をくぐったり、ボールをくぐらせたり...

KEYWORDS

WRITER

suna suna  ライター/エディター。東京で出版社に勤務後、フリーランスに。結婚を機に広島県に移住し、男女男の3人育児と仕事との両立に奮闘中。子育て、旅、グルメ、住宅、動物など幅広いジャンルで編集・執筆を担当。イギリス、アイルランド等に留学経験あり。