2017年04月02日 公開

子どもの自信を育てる!ANAジュニアパイロットではじめての1人旅

子どもの「はじめてのひとりたび」はいつ頃、どうやって行うのが良いでしょうか。「ANAジュニアパイロット」というサービスを使って飛行機に1人で搭乗した、6歳の長女の体験記を申し込みから準備、当時の様子までご紹介します。

子どもの「はじめてのひとりたび」はいつ頃、どうやって行うのが良いでしょうか。「ANAジュニアパイロット」というサービスを使って飛行機に1人で搭乗した、6歳の長女の体験記を申し込みから準備、当時の様子までご紹介します。

子ども1人でも飛行機に乗れるの?

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筆者の6歳の長女は、今「お姉さんらしいことをする」のに夢中です。春休みにやりたいことは?と聞くと、「1人で祖父母の家へ行ってみたい!」という答えが。そこで「ANAジュニアパイロット」というサービスで飛行機に1人で搭乗した、長女の体験記を紹介します。

ANAやJALをはじめ、多くの航空会社では6~7歳(希望により11歳まで)の子どもの1人旅をサポートするサービスを用意しています。サポートサービスの名称は各航空会社によって異なりますが、今回筆者の長女が利用したANAでは、「ANAジュニアパイロット」というサービス名でした。

サービスの利用には、事前の申し込みが必要となります。ANAはwebサイトからジュニアパイロットの申し込みができましたが、電話のみの受付となっている航空会社が多いようです。

前日までの準備

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わが家は、毎年1回は飛行機で帰省をしているので、機内での過ごし方などはイメージを持つことができているようでした。とはいえ1人で飛行機に乗るのははじめてなので、「シートベルトサインがついている時は席を立たないこと」「わからないことや必要なものがあれば客室乗務員さんに言うこと」「飛行機から降りる時は必ず忘れ物がないかシートポケットなども見ること」などを確認しておきました。

また、機内持ち込み用のバッグに入れておくものは、「何が必要だと思う?」と子どもと相談しながら決めていきました。相談の結果、長女は自分のリュックサックに、以下のものを入れていました。

・キャンディー5個
・小袋のお菓子2袋
・280mlのお茶のペットボトル
・映画をダウンロードしたKindle Fireタブレットとイヤホン
・お気に入りのぬいぐるみ

なお、ANAジュニアパイロットでは、見送りや出迎えをする人の連絡先が書かれた同意書を記入し、フライト当日に空港に持っていく必要があります。同意書も記入を済ませ、前日は早めに就寝しました。

いざ、空港へ!

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準備を済ませ、当日は余裕をもって早めに家を出ました。羽田空港に着いた時点で長女は大盛り上がり。「楽しみだな、早く飛行機乗りたいな」とウキウキしています。
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通常カウンターでのチェックインでも問題ないのですが、羽田空港には「お手伝いが必要な方向け」のチェックインカウンターがあります。小さな子ども連れの方もOKで、待ち時間も少ないことが多いので、こちらのカウンターのご利用もオススメです。
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チェックインを済ませて荷物を預けると、スタッフの方が長女にANAジュニアパイロットのホルダーをかけてくれました。

便名や座席、名前が記載され、ホルダーの裏側に搭乗券も入れてもらえるので、子どもが紛失しにくくなっています。

また、付き添いで入場する保護者には、カウンターで手荷物検査場通過証を発行してもらえます。

搭乗口まで子どもの見送りができます

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手荷物検査場通過証を持って、子どもと一緒に保安検査場へ向かいます。保護者も子どもも通常のフライトと同様に、手荷物検査が必要です。

検査場を通過したら、指定の搭乗口へ向かいます。搭乗口に着くと、ジュニアパイロットのホルダーを見たスタッフの方がすぐに声をかけてくれ、「最初にご案内するので、出発予定時刻の20分前には、搭乗口付近にいてくださいね」と言われました。

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一般の方の搭乗がはじまる5分前に声をかけられると、いよいよ見送りの時間です。長女はスタッフの方と一緒に、元気に搭乗ゲートをくぐっていきました。

機内では、客室乗務員さんから手書きのメッセージカードをもらうなど、手厚い気配りをしてもらい、楽しく過ごすことができたようです。1時間半ほどのフライトでしたが、長女は機内サービスでもらった折り紙でずっと遊んでいたとのことでした。

無事に目的地に到着!

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ほぼ定刻通りのフライトで、目的地に着きました。一般の方が飛行機から降りたあと、スタッフの方に連れられて荷物受取所へ向かい、預けた荷物を受け取ります。その後、指定の待合場所までスタッフの方が同行。無事、待っていた祖母と会うことができました。

長女に感想を聞いたところ、「1人でも平気だったし、楽しかった!」と、とても満足そうでした。

飛行機ははじめての1人旅に最適!

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上述の通り、ANAジュニアパイロットのようなサービスを利用すれば、子どもが1人になるのは飛行機の中のみで、出発・到着時は保護者かスタッフの方と一緒に行動することになります。また機内でも、客室乗務員さんが気を配ってくれるので、電車やバスを使った旅行に比べると、とても安心感がありました。

長女は、「1人でできること」が増えていくのがたまらなくうれしいようで、「飛行機も乗れたし、夜も1人で寝られそう!」と電話をかけてきてくれました。

子どもの自信を育てる1人旅。実家やご親族の家が遠方にあるという方は、こういったサポートサービスを利用して、お子さまと一緒に飛行機の1人旅を計画してみるのはいかがでしょうか。

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この記事のライター